概要
中国大擂台賽編に登場。海王たちの醜態に業を煮やした郭海皇が招聘した格闘家。45歳。
台湾出身で、海王の座こそ持っていないものの、台湾擂台賽に15歳から19歳まででV4を果たし、以降は黒社会からも引く手数多、プロデビューから25年間一度たりとも負けたことが無い。ビスケット・オリバ同様に「ミスター・アンチェイン」の仇名を持つ。
常に飄々とした佇まいを崩さず、範馬勇次郎からは「凶人」と呼ばれていた。
擂台賽では日米合同軍VS海王連合の先鋒として出場し、オリバと対戦した。
名前は中国拳法史上最強と謳われた李氏八極拳の開祖・李書文から取られたと思われる。
CV:手塚秀彰(2018年TVアニメ版)
能力
常に服のポケットに手を突っ込み、服の中で攻撃動作を既に開始し、目に見えないほどの速度で腰をきることで、最少最速の拳を可能とする。その突きは、ナイフもショットガンも通じないオリバの鋼の筋肉を破るほど。
後にオリバが見よう見まねで使う他、愚蛇独歩がマホメド・アライJとの対戦の際にも使用している。刃牙も勇次郎との戦いで使用し、刃牙道でも勇次郎が花山に対して使用するなど、後の展開にも貢献している(何気に龍書文とオリバでの試合の際、勇次郎と刃牙との会話が伏線になっていた)。
関連項目
サンラク:別作品の主人公であり、同じく抜拳術の使い手。ただ彼のそれは武術ではなく所謂「バグ」であり、とある格ゲー内で「ポケットに拳を入れながらパンチを放とうとするとモーションが高速化した上威力が上がる」というバグがあり、彼はその発見者である事から「居合フィスト」と名付け気に入っている。(当然グリッチ(オンラインゲームに於けるバグの不正利用)だが、そもそもそのゲームはバグり散らかしており腕を伸ばしたり分身したりとバグ技で戦うのが標準であるため何周も回って逆に平等になっている)