京阪電鉄1900系電車
詳細は→京阪1900系
京王電鉄デハ1900形
井の頭線用の通勤電車。車体デザインは本線系統の2700系と同様の正面2枚窓の湘南顔スタイル。
吊り掛け駆動の旧型車であったことから晩年はラッシュ時専用となり、1984年1月に引退した。
豊橋鉄道1900系電車
親会社である名古屋鉄道から5200系電車を譲り受けた車両。2両編成6本12両全車を譲り受けたが、足回りの機器類は5300系に譲ってほぼ何も残っていなかったので実質譲渡されたのは車体だけ。
そんな車体だけを譲り受けた豊鉄は、台車と主電動機に国鉄101系のDT21とMT46形、主制御装置に名鉄3880系の廃車発生品であるMMC-H-10G形、マスターコントローラにMC-1形を使用。これらを組み合わせて一つの車両に仕立て上げている。更に名鉄時代には車体強度の関係から不可能とされた冷房化も路面電車用エアコンを用いて実現させている。ザ・魔改造
高師車庫に名鉄スカーレット塗装のまま留置されている写真が残されており、入線時の改造に合わせて塗装を変更したものと思われる。
名鉄時代に高運転台化されたモ5202も低運転台に合わせたうえでモ1953として運用された。
1997年7月の渥美線架線電圧1500V昇圧に伴い引退。車体は解体されたが、制御装置やエアコン等が福井鉄道などへ譲渡されている。
わたらせ渓谷鉄道のトロッコ客車わ99形は本形式の廃車発生品の台車を装備しているとされている。
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京急1500形···1600番台・1700番台の付随車が「サハ1900」形。