1930年に生まれ、1933年にクラシック期を迎えた競走馬の世代。
日本
目黒競馬場最後のダービー馬カブトヤマ、小岩井農場の繁殖牝馬でシラオキの祖母のスターカツプなどがいた。
イギリス
牝系でブラッシンググルームの祖となったエクレア、社台牧場(社台ファーム創始者・吉田善哉の父・吉田善助が経営していた生産牧場)に購入され日本で種牡馬となったステーツマン、リーディングサイアー6回のハイペリオンなどがいた。
フランス
ジョッケクルブ賞馬ながら、大戦中のドイツ兵殺害、繁殖牝馬に重傷を負わせ殺処分など気性難エピソードで知られるトールなどがいた。
ドイツ
ウニオンレネン、ドイチェスダービー、ベルリン大賞、バーデン大賞と重賞4連勝を記録したが、大戦中に侵攻してきたソ連兵に殺されて食われたアルヒミストなどがいた。
アメリカ
ケンタッキーダービー馬だが生涯戦績14戦1勝のブローカーズティップ、プリークネスステークス馬のヘッドプレイ、ベルモントステークス馬のハリーオフなどがいた。