CNo.102光堕天使ノーブル・デーモン
かおすなんばーずひゃくにあんほーりーらいとにんぐのーぶるでーもん
「貴様らのしがみつく希望、今こそ意を決し、花と散れ！」
OCG第8期第8弾「PRIMAL ORIGIN」で登場する、ランク5・光属性・天使族の効果エクシーズモンスター。攻撃力2900・守備力2400。バリアン7皇の1人であり、バリアンの白き盾・ドルベが使用する切り札。
守護者たる天使・オーバーハンドレッドナンバーズ「no.102光天使グローリアス・ヘイロー」がカオスエクシーズチェンジし堕天した姿。進化前は金一色だったカラーリングも堕天した事で真逆の暗めの配色になっている。また、鋭角的かつトゲトゲしており、天使らしくない・むしろ悪魔なデザイン。
エクシーズ・効果モンスター
ランク５/光属性/天使族/攻2900/守2400
光属性レベル５モンスター×４
(1)：フィールドのこのカードが戦闘・効果で破壊される場合、
代わりにこのカードのＸ素材を２つ取り除く事ができる。
(2)：このカードのＸ素材が全て取り除かれた場合に発動する。
相手に１５００ダメージを与える。
(3)：このカードが「Ｎｏ.１０２ 光天使グローリアス・ヘイロー」をＸ素材としている場合、以下の効果を得る。
●１ターンに１度、このカードのＸ素材を１つ取り除き、
相手フィールドの表側表示モンスター１体を対象として発動できる。
その相手モンスターの攻撃力を０にし、効果は無効化される。
1つめの効果は素材を2つ使う事であらゆる破壊から身を守る効果。戦闘破壊以外でも対応するが、素材を2つも要求しているので、効果を使いたい時に使えないといった事も起こりうる。墓地に送る・除外・各種バウンスには一切耐性が無いので、そんなに場持ちはよくない。
また、同じオーバーハンドレッド・ナンバーズであるNo.101S・H・ArkKnightも同じ破壊耐性を素材1つで使えることも評価を下げている。
専ら2つ目の効果との併用が前提と言えよう。
2つめの効果は素材が無くなると1500のバーンダメージを与えるモノ。
前半の効果で自身を守りながらバーンダメージを狙っていけるが、1つめの効果での素材消費数は2つなので、中途半端に素材が残ってしまうと発動条件を満たせなくなってしまう。
特にアニメの場合はライフ4000のため、ライフの半分近くを削るとなれば易々と発動させるとは考えにくい。
もっとも、対策を知らなければこのモンスターの自爆特攻でデュエルが決着する可能性も秘めている。
グローリアス・ヘイロー経由でエクシーズ召喚すると、3つめの効果・素材を1つ取り除く事で相手モンスター1体の攻撃力を0にし効果を無効化する効果を得られる。進化前の効果の一部をより強化して引き継いだ感じで、素材要求数以外は「輝光子パラディオス」と同じ効果である。
1ターンに1度しか使えないので相手に押し切られる事も。進化前が重く使いづらいため、この効果を使いたいならパラディオスを出した方がいい。
「RUM-七皇の剣」を使えば即座にエクシーズ召喚出来る。グローリアス・ヘイロー経由なので3つめの効果を使えるし、素材は1つしかないので3つめの効果使用後にバーンダメージを食らわせられる。攻撃力0となったモンスターに攻撃すれば2900+1500=4400もの大ダメージを与えられる。
ただし、素材は1つしかないので、1つめの効果は使えない。そこは割り切るべし。
光堕天使なので、カテゴリー「光天使」には入らない。
そのため、光天使指定のサポートは受けられないが、そもそもそんなにサポートが充実していない光天使ではあまり意味が無い。
さらに光天使のサポートは全て手札で受けられるので、エクシーズモンスターであるノーブル・デーモンははなから適用外である。
バリアン7皇集合後のドロワとのデュエルで初登場。バリアンズ・カオス・ドローによって創造された「RUM-七皇の剣」によって「No.102光天使グローリアス・ヘイロー」がカオスエクシーズチェンジされ召喚された。デュエル部分はカットされていたため、効果などは一切不明だった。
その後、ついに謀反を起こしたベクターとのメラグとのタッグデュエルで本格的な登場を果たした。ナッシュのリアルLPを吸収するベクターの外道戦法にブチ切れたドルベが1ターンキルで勝負を決めるために召喚された。自身の効果と魔法カード「ホーリー・レイジ」とのコンボで攻撃するが、トドメを刺すには至らなかった。
ベクターが発動した罠カード「ダメージ・ポット」によって2人共敗れるピンチを迎えた際に、カウンター罠「白き盾」によってメラグと「CNo.103神葬零嬢ラグナ・インフィニティ」を守り、ドルベはそのカードの代償としてダメージを受け散って行った。
