概要
2022年2月10日 - 2月21日に開催。ストーリー後半は2月15日に公開。
通常この時期はバレンタインデーにちなんだイベントが開催されるが、今回は趣を変えてサブタイトルの通り佐倉杏子の身に起こったある出来事が綴られることになる。
今回のイベント開催に合わせて、佐倉杏子 ドッペルver.が期間限定ガチャとして実装されている。また、バレンタインにあわせて環ういなど8人の冬私服もイベント配布アイテムとして実装されている。更にこれにドッペル杏子期間限定ガチャに合わせ過去のバレンタインイベント限定キャラ3人(バレンタインなぎさ、アシュリー・テイラー、ウワサのさな)の復刻ガチャも行われる。
あらすじ
ある日のこと。杏子は気づけばういとかごめに取材を受けていた。話してみればこの世はあと三日で終わってしまうという。それと共にある一つの言葉を口にすれば速やかに終わらせることができるとのこと。言い知れぬ疑問を抱きながら側にいた妹のモモと話しつつ、まなかからもらったデザートのリンゴをかじる。
と、途端に別の場面。まどか達とともに魔女と戦っていた。だが、そのまどか達も世界の終わりについて語っている。
次第に言い知れぬ違和感を感じる杏子。そしてここは虚像の世界だと気づくのだが、果たして杏子は虚実入り交じるこの空間、さらに自身の過去にどう向き合うのだろうか。
登場人物
妹猫を拾った少女
関連タグ
以下本イベントのネタバレがあります
今回杏子がいる空間はハコの魔女によって作り出された虚構の空間である。
ハコの魔女は以前の殲滅戦の時同様、果てなしのミラーズを経由して見滝原市から神浜市にやってきており、より強力な魔女となっている。
そして杏子は梨花・れん・このみ・さなと協力して魔女を倒すことにしたのだが、前日に知り合った猫を探す少女が魔女の結界に巻き込まれたと知り、れんが合流する前に結界に入ったのである。
しかし4人が体験したのはこの3日間で経験した内容。それも杏子視点のものであった。つまり現実で杏子が体験した、かごめからの取材やまどか達との共闘、梨花達と約束したことを再び虚実入り交じる空間で追体験しているというわけである。
何より興味深いのは杏子の妹モモの存在。画面上プレイヤーからも見て分かるのだが、モモの姿は原作アニメ第7話回想シーンでの人形としての姿。しかし結界内にいたこのみによれば彼女らは普通の人間の姿として認識していたのに対し、れんは本物が結界外にいたからか人形と認識していたという。無論このみは杏子からモモのことは聞いたこともないし、ほむらもこの時間軸ではモモのことは話していないはずと推測している。
そこから導き出された推論は結界内にいる者は杏子の夢を共有しているということ。そこでかけつけたいろはも含め共同戦線を取ることを決定、風見原市でなぎさと同行しているかごめに連絡を取り、さらにやちよ達にも協力を仰ぐことになった。
そして風見原市にあるかつての佐倉家の教会で、なぎさとかごめはキュゥべえと会って今回の件について問うと、魔女によって杏子の心の中を読まれており、杏子が持つドッペルの力を悪用され、それが空間内でかつて杏子が使えた眩惑魔法として具現化した物と結論づけている。