概要
ザ・ソフトウェア・ツールワークス社が任天堂の許諾を受けて開発し、マインドスケープ社によって販売されたマリオゲーム。
ジャンルはマリオシリーズでは極めて珍しい「地理学習ゲーム」である。
対応機種はnesおよびSNES、他にもMS-DOSやMacintoshでも展開された。国内では未発売。
一般的には「大々的に」初主演をつとめた作品としてルイージマンションが知られているが、時期的にはこちらが先。
しかし肝心の内容は、単調な作業に、敵に当たっても全くミスにならないといったマリオらしからぬ要素、学習ゲームであるにもかかわらず情報の間違いが多い…など出来はお世辞にも良いとはいえず、クソゲー扱いされているのが事実である。
あらすじ
南極にクッパ城をかまえたクッパは、通信販売でドライヤーを大量に購入して南極の氷を解かすことで地球全体に大洪水を起こそうとしていた。
さらにクッパはその購入資金の調達のために部下たちを世界中の各都市に送り込み、名物を盗ませようとしていた。
マリオ、ルイージ、ヨッシーはクッパを止めようとするも、ルイージが寸前でビビってしまったためマリオはひとりクッパに囚われてしまう。
果たして、ルイージはマリオを救い、クッパの野望を阻止することができるのだろうか?
…と、あらすじからして大概ぶっとんでいるが、クッパは炎が吐けるんじゃないかなどと突っ込んではいけない。
内容
クッパ城の各階を進み、土管を経て世界各地の都市へと赴く。
都市ではそれぞれ学習要素のあるクイズに答え、コクッパを倒すことで進行できる。
コクッパに奪われた各地の名産品は、ザコを倒すことで取り返すことができ、元の場所に戻す必要がある。
なお、NES版とSNES版ではキャラクターなど多くの点が異なっており、例えばコクッパはNES版にはおらず、SNES版以降に登場している(ただし全員は揃っていない)。
関連タグ
ホテルマリオ…任天堂が携わっていない国内未発売のクソゲーマリオ繋がり。