序章
ミュージック
公式ストーリー
バンドでボーカルを担当している狼男の「アンジョー」と、ラッパーで吸血鬼の「コーサカ」のふたりが、それぞれミュージシャンとして成功する日を夢見つつ、人間社会のことを学びながら、御茶ノ水あたりの2LDKでルームシェア。
バイトに明け暮れながら、アニメや漫画への愛を語ったり、気になるゲームで遊んでみたり、毎日ゆるっと生活していた。
ところがある日、ふとしたきっかけで、別々に音楽活動していたふたりが、「MonsterZ MATE（モンスターズメイト）」というユニットを結成して、オリジナル楽曲を制作していくことに…！
概要
2018年5月5日よりYouTubeデビューした、狼男のアンジョー（ボーカリスト）と吸血鬼のコーサカ（ラッパー）による二人組音楽ユニット。Balus所属。
動画内容は主に「二人が部屋でだらだらと駄弁る回」、「スタジオで企画に挑戦する回」、「ミュージックビデオ」等が見られる。
「駄弁り回」では二人がルームシェアしている部屋を舞台に、お互い自分のベッドに座りながら近況やオタク談義など切り出された話題について取り留めの無い話をするのが常。
トーク内容によっては真面目に意見を交わしあう場合もあるが、基本的にはさながら放課後の男子高校生のようなノリで行われるものも多く、エロゲやアダルトビデオなどシモの話題も平気で行うため女性向けだと思って再生した視聴者を驚かせるパターンが多い。
むしろ、話題が話題なので同性の視聴者の方が共感しやすいともいえる。
本人たちも自分らが男性向けコンテンツであると公言しているが、一方で女性受けを気にして周りの女性VTuberに相談する回もみられる。企業から食べ物の案件が来る頻度も割と多い。
「スタジオ収録回」では二人ないし外部ゲストを呼んで様々な企画やゲームに挑戦している。その際はコーサカがその場で即興で考えた「○○王決定戦」という名前が付けられる事が多い。
中でも「誰が持ってるか王選手権」は人気シリーズで、中身をからし（後にからし＋練り梅にグレードアップ）やワサビにすり替えたプチシュークリームを食べあう所謂ロシアンシューなのだが、初来訪の外部ゲストが来た際にはほぼ毎回必ず行われており一種の洗礼のようになっている。
VTuberで最もロシアンシュー企画をやってると言う自覚もある。
酒の案件の際につまみを探したら事務所の冷蔵庫はいつ何時でもロシアンシューが出来るようにからし・練り梅・ワサビは切らしていない…と言うか、常時その三つしか入れていない事が判明。
撮影の都合上で身体が3D化しているVTuberしか参加することが出来ないが、コーサカの交友関係の広さもあり個人勢･企業勢問わずこれまで多くのVTuberがゲストとして来訪しており、MZMの動画経由で新しいVTuberを知ったという視聴者も多いだろう。
──ここまでの内容だと、モンスターズメイトとは気のいいにーちゃん達による面白ユニットという印象が強い。
しかし、一転して音楽に関してはコーサカによるフリースタイルのラップとアンジョーによる安定した歌唱力、ハイクオリティなミュージックビデオとバックトラックというガチ仕様に普段とのギャップが激しい。その実力は「本当に同一人物？」と疑いたくなるほど。
長い間、ファンはもちろんだが同業者すら「なんでバズらない？」と疑問視されるほど再生数が伸びていなかったが、「V紅白歌合戦」にてようやく注目株となり、登録者数が1万人を突破。その結果を知ったコーサカは電車の中でひっそりと泣いたという。
2018年10月12日upd8への参加を発表し、終了まで在籍した。
PixivではMonsterZ_MATE表記でのイラストの投稿が多い。
中の人について
役設定のあるバーチャルYouTuberの中でも珍しく中の人が公開されているのも彼らの特徴。コーサカはニコニコ動画でラップ動画を投稿していた歌い手・作家の「高坂はしやん」が、アンジョーは初期から活動している歌い手「un:c」が担当している。
元々高坂がKADOKAWA担当者が3Dを扱う企画を見たこと、流行り始めた頃のバーチャルYouTuberを目の当たりにして衝撃を受けたことがきっかけだった。そこで、同じく衝撃を受けたun:cを誘って活動を始めたのがMonserZ Mateであった。
長くやりたいという意図からキャラは作らないように意識している。
はしやん本人は自身とコーサカを「武藤敬司とグレート・ムタの関係」と例えており、最初から公開することで所謂「魂バレによる炎上」を防ぐ意図があった。
アンジョー
| 本名 | アンジョーダイスケ |
|---|---|
| 種族 | 狼男 |
| 年齢 | 覚えていない |
| 好きな食べ物 | 肉（主に牛肉） |
| 嫌いな食べ物 | 納豆、ブルーチーズ |
| 座右の銘 | 初志貫徹 |
| 血液型 | A型 |
京都府生まれ兵庫県育ち。
一見知的でクールな印象だが、蓋を開けてみると大らかで物腰の柔らかい人の好い性格。そして頭が狼だからか偶に少し抜けた所を見せることがあり、コーサカからはアホの子認定されて度々馬鹿にされている。通称ポンのコツのポン。
下ネタが大好きで、やや言葉を濁しつつではあるが油断するとすぐシモの話題が出がち。
絵の心得が少なからずあるようで、度々動画の企画などに際して使用するイラストを描き下ろしている。
タイトーさんとのコラボの際には女体化イラストも担当した（ただしタイトーの提示したラフの段階で女体化の完成度が高くて困惑した）。
狼男らしくフィジカルは鍛えられていて強い。小さい頃は高校生になるまで風呂の床を殴って拳を鍛えていた過去もある。
雑談回ではたまにQoL向上のメソッドを披露する事も。
ボーカルとしての歌唱力には定評があり、素の時のやや低めな声から一転して歌唱時には伸びの良いハイトーンボイスを如何なく発揮する。
音圧や声量の高さ、シャウトの迫力などもあり同業者からも一目置かれるほどであるが、あるとき風邪を引いて医者に掛かった際には診察してもらった医師から「骨格が歌向けではない」と言われたらしい。（少しショックを受けていた）
ミュージカルや映画が好きで、語りだすと止まらない。
ゲーム周りはギャルゲーエロゲー等のノベル系ADVや格闘ゲーム（特に餓狼伝説）には造詣が深いが、一方でポケモンシリーズなどのメジャータイトルには触れたことがない等、偏りが見られる。
特に自身のケモ好きの原点である「秘境探検 ファム&イーリー」は完結を熱望しており、ドッキリ企画で作者の田中久仁彦先生直筆イラストを貰った時には心底喜んでいた。
また、趣味と実益を兼ねて音声機材をしょっちゅう購入する為、時にクレカを止められたり不正利用されてしまう不憫な所も…。
雑談の時のポジションはベッドの上とコーサカから見て左側のソファー。
後輩の銀河アリスがいると一緒にボケる。
基本的に人見知りのようで、初対面相手だとやや遠慮がちになる傾向があり、コーサカと違って単独で他チャンネルへの生配信コラボをした事が無い。（2022年1月現在）
コーサカ
群馬県出身。
祖父の代から日本に住む吸血鬼。祖父・父がダメだったにんにくをクリアできた稀有な存在。また、日の光も克服しているため昼間でも普通に活動できる。
チャラそうな外見をしているが自分の関わる活動には真剣に筋を通しており、思慮深く含蓄にも富んでいる。
しかし昔は相当ヤンチャをしていたらしく、時折動画内で語られる過去の話には規制音が被せられることもしばしば。
健啖家でもあり、コメダ珈琲のシロノワールの標準サイズを2つ平らげた経験もある（現在では腹八分で食べるように医師から言われ、セーブして食べるようにしている）。その上でトレーニングを頻繁にする為体型は標準に留まっている。
食い物に対する拘りも強く、イチゴは基本何もつけず食べる派。
佐藤ホームズと共に世界樹の迷宮を愛するボウケンシャーの一人。ファンタジーTRPGのト書きを見返してみたら世界観が世界樹っぽくなってたり、新作タイトルがどんなのになるかでホームズと延々語れる位にはどっぷりハマっている。
なんだったら雑談配信で「世界樹の新作やりてえなー」とぼやいてたら一週間後に1・2・3のHD REMASTERの発表がされてツイッターのサジェストに名前が出てきたり。もちろん発売されたらガッツリ配信をした。
トークに興が乗ってくるとまるでリリックを刻むように捲し立てることがままあるが、長尺の台詞をスラスラと澱みなく言えるあたりは流石ラッパーというべきか。
頭の回転も非常に速いが、なぜか足じゃんけんだけはしょっちゅうアンジョーに負けている（コンビでやってて唯一の不満点がロシアンシューでの負け残り率の高さ）。
画力は自他共に認める画伯（）勢。しかし要点を伝える能力は高く、イラストを使用した伝言ゲームでは割と正解を出す率が高い。
小学～中学時代には仲の良いサッカー好きな友達の「カズ」に手書きのマンガ「キングとロマーリオ」を通っていた塾のプリントの裏に描いていた経緯があり（連載だが、描きたいエピソードを描いているのでナンバーは飛び飛び）、その中でもキャラクターの特長付けやコマ割りをきちんと考慮した構成になっていて、帰省の時に発掘されたマンガを読んだアンジョーや準レギュラーのメンツもその「伝える力」を絶賛していた。コーサカ当人は「下手な自分の、しかも昔の絵」と言う事で見せるのは少々気恥ずかしかったが。
基本的にはアンジョーにツッコミを入れるポジションで、長年の友人であるからこそ彼が頓珍漢な事を言うと遠慮なく馬鹿にする。
そのツッコミ能力は同じくポンコツな後輩の銀河アリスにも適用される。
ちなみににじさんじの健屋花那のビジュアルが好みガン刺さりであり、体力測定企画の2回目には急遽案件が入って来られなくなった天城てんのピンチヒッターとして笛担当で来てくれた事に喜んでいた。
雑談の時のポジションは自分の棺の上とテレビ前の床（視聴者の目線に同じ）。
場を回すのが非常に上手いため基本的には動画内で司会進行役を務めることが多いが本来はボケ側もやりたいらしく、回しができる親友の天開司や後輩の夜子・バーバンクなどが一緒の場にいる時は該当者に全て丸投げして暴走しだす傾向がある。
交友関係が相当広く、単独で他のチャンネルに出演することも。
天開司、朝ノ瑠璃は親友。妹分に星乃めあがおり、BOOGEYVOXXのFraをラッパーの先輩として尊敬している。また何故かエハラミオリの家の合鍵を預かっている。
なお、YouTuberであるぜのぷろの二人に福袋開封動画でコーサカのグッズが出た時に画風も相まってGoogleレンズからツイステのアズールと誤認された事がある（後日ぜのぷろから調査が行き届かなかった謝罪と、雑談で触れられた事に関する感謝を動画で述べている）。
関連動画
関連タグ
MonsterZ_MATE(表記ゆれ) MZM
・Balus所属
（以下、現在は独立）
・チャンネル準レギュラー組
特にコラボという触れ込みも無く普通に企画に参加し、紹介が無い事も多い面子。アンジョーが欠場した際に代役として呼ばれることもあった。
その中で天開司・あっくん大魔王・歌衣メイカは常駐場所がスタジオに近くすぐ来れる為出演頻度は高い（更に天開はその頻度から名前のテロップが出ない事もほとんど）。
