概要
「ウッチャンナンチャンのやるならやらねば！」内で放送されていたウルトラセブンのパロディコント。ウチムラ警備隊隊員のモノホシランが「ウチムラノーズ」でウチムラセブンに変身し、怪獣や宇宙人と戦う。
番組の打ち切りにより未完となったが、後日お蔵入りになっていたエピソードを特番で放送している。
ウチムラ警備隊
名前の元ネタはウルトラセブンに登場する防衛組織ウルトラ警備隊。遅刻すると罰金10万円など厳しい罰則がある。
武器は『特警ウインスペクター』のギガストリーマー、ライドメカのウチムラホークはウルトラホークの流用。
隊員
モノホシラン隊員/ウチムラセブン
演:内村光良
主人公。名前の元ネタはモロボシ・ダン。バブル星人の攻撃からヨガとアサヒを救ったことからスカウトされ、ウチムラ警備隊に入隊した。なぜか制服はサイズが合っておらず、かなり大きめ。ウチムラセブンに変身する際は毎回姿をくらますため戦闘後に他の隊員から「裏切り者!」「サボったな!」などと袋叩きにされてしまう。
ツルハシ隊員
演:南原清隆
27歳。名前の元ネタはフルハシ隊員。警備隊きっての怪力の持ち主だが数字に弱い。18歳の時に家を出て上京、入隊した。よく元ネタの中の人のモノマネをするため口は悪いが根は優しい。
ヨガ隊員
演:大沢健
21歳。名前の元ネタはソガ隊員。警備隊一の射撃の名手だが時々衝動的に隊員を撃つ。
アサヒ隊員
演:入江雅人
25歳。名前の元ネタはアマギ隊員。名プランナーで雑誌の求人広告を見て入隊した。その前は国防省のスカイエンジェルスに所属していたが、自分のミスで同僚の出川（演：出川哲朗）を死なせてしまったトラウマから飛行機に乗ることができなくなっていたが、キリカブ隊長に励まされたことで過去を乗り越え、ウチムラホークを操縦しウチムラセブンのピンチを救った。
アンズ隊員
演:水野美紀
ウチムラ警備隊の紅一点。名前の元ネタはアンヌ隊員。原宿を歩いている所をスカウトされた。銃はレディース用の小型のものを使用している。ラン隊員同様制服はサイズが合っておらず、ラン隊員と逆に小さめになっている。格闘センスに長け、ハイキックの威力は中々で主に職務放棄したラン隊員へのお仕置きに使用される。
キリカブ隊長
演:森次晃嗣
ウチムラ警備隊の隊長。名前の元ネタはキリヤマ隊長。隊歴16年で上層部からの信頼も厚い。しかしホモであり時々オネエ口調になる。
子供のころにニンジンをのどに詰まらせ、死にかけたことから今でもニンジンが嫌いだったが、過去のトラウマに囚われたアサヒ隊員を激励するために見事克服した。
ウチムラセブン
ラン隊員がウルトラノーズを両面テープで鼻に装着して変身する。
なぜ両面テープを使うのかは受け狙いではなく、そうしないと装着できないからである。
必殺技はアイスラッガー。ただし本家と違い戻ってこないため使った後は自分で取りに行く。
元ネタ同様に伸縮自在。
登場怪獣・宇宙人
演じているのは基本的に南原である。
- 宇宙怪獣バブリー
第一話に登場。謎の光線で人々を株と金の亡者にする怪獣。デザインはベル星人を丸くした感じ。バブル星人がUFOから操る。アイスラッガーで倒された。
- バブル星人
バブリーを送り込む。UFOから姿は現さず、エコーがかかった声で命令する。
- いじめられっ子怪獣ジメゴン
第2話に登場。直径50mの卵で出現し、いじめのマイナスエネルギーで成長・ふ化。
外見は鼻に角が生えて毛が半分くらいになったジェロニモン。セブンの説得で改心。
- アルファ星人
ジメゴンの卵を送り込む。UFOから姿は現さない。UFOはバブル星人と共通。
この宇宙人も声にエコーがかかっている。
- カッタリー星人
第3話に登場。怠惰の化身である宇宙人。隕石調査に来たヨガ隊員の体内に侵入して怠惰にする。
手は進化によりのハサミになっている。
デザインはバルタン星人風、もしくは『レッドマン』の没怪獣スフィンガー。
アンズに惚れているセブンに恋敵のヨガを見捨てろとささやくが、最期は胃液のプールに落とされた。
- 山の精ヤマンガー
第4話に登場。ウチムラ警備隊のメンバーの故郷を襲った。
- 人を食う植物
ホテルやゴルフ場を襲ったウニのようなタイプと、ツルハシの実家を襲った茶色タイツに蔦をまとったタイプの2種類が出現。
光線銃も効かないが、アンズの蹴り技で撃退された。
- ロボット怪獣プレッシャーン
第5話に登場。番組打ち切りの為事実上最後の怪獣となった。
謎のエイリアンがUFOから操る。体から人の心を弱くするプレッシャーガスを出す。原子力発電所と自爆することでプレッシャーガスの拡散を図る。
デザインはジャミラとダダを合わせたような感じ。ウチムラホークの攻撃で倒された。
- エイリアンの声
UFOからプレッシャーガスを散布。姿は現さず、声はヘリウム風に加工されている。
UFOはバブル星人のものを映像流用。
- アッサリー星人
1993年6/26放送回登場予定だったが、番組打ち切りによりお蔵入りになってしまった幻の宇宙人。当時のテレビ情報誌に書かれていた仮タイトルは「優勝トロフィーを手に…」であった。
「信頼」という言葉を嫌い、アンズ隊員とつとむ少年の約束を果たせないようにするため格闘技大会の試合に負けるようアンズ隊員に弱体化の呪いをかけた。
ナレーション*
声:内村光良(第1話)/不明(第2話以降)
