演:古谷敏
概要
ウルトラ警備隊の隊員。隊歴2年の24歳。名古屋出身。
名プランナーで、宇宙人が使用する兵器の解析、電子計算機の操作に優れている。特に11話ではワイルド星人の生命カメラを解析し、モロボシ・ダンを含めた生命を奪われた人たちを救った。
冷静かつ果敢な人物だが高所恐怖症なうえ、小さいころに花火工場の爆発に巻き込まれた経験から爆発物恐怖症も患っているなど小心者な人物。のちに爆発物恐怖症はスパイナーをキル星人から護衛し輸送しきったことで克服した。
なかなかいない珍しい血液型の持ち主であり、第31話では宇宙細菌ダリーに感染したカオリに輸血を行い、結果ダリーに操られてしまった。
最終章ではゴース星人のカプセルに捕まえられ地下基地に拉致され、地球防衛軍との連絡役にされている。最終的には爆弾を積載したマグマライザーの到着前にウルトラセブンに救出され難を逃れている。
平成ウルトラセブンには登場しない。
余談
演者の古谷氏は前作『ウルトラマン』での初代ウルトラマンや『ウルトラQ』のケムール人、海底原人ラゴンのスーツアクターを務めた人物。スーツアクターばかりで顔が出ないことから隊員役を志願したという。
彼が"ウルトラマン"であることを踏まえると、作中におけるダンの最後の台詞と行動は意味深なものがあるかもしれない。
『セブン』終了後は俳優を引退し、ヒーローショー中心の興行師となり株式会社ビンプロモーションを設立。アマギ隊員としてショーの司会進行役を担った。