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スーパーマリオランド2

すーぱーまりおらんどつー

『スーパーマリオランド2 6つの金貨』とは、任天堂から発売されたゲームボーイのソフトである。
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ストーリー編集

マリオが「サラサ・ランド」に行って宇宙怪人タタンガを退治しに行っている間に、ワリオという謎の男がマリオの城を乗っ取り、さらに住民に魔法をかけて彼らを自らの手下にしてしまった。

そして、マリオはたった一人で、城に入る為に必要な6つの金貨を各ゾーンで手に入れて城を取り返す。


概要編集

1992年10月21日発売。

ゲームボーイで発売された『スーパーマリオランド』の続編。

タグとしては「6つの金貨」もよく使用されている。

後にワリオシリーズの主人公となるワリオの初登場作品である。

このゲームは横スクロールアクションゲームである。前作とは違い、キャラクターが大きくなり、スクロールを戻せて、ゲームの途中経過もセーブできる。今回は『スーパーマリオワールド』のようなマップ画面があり、最初のステージをクリアした後はマリオ城以外ならどこからでも攻略することができる。また、マリオゾーン以外の各ゾーンには隠しステージが用意されている。基本的に、ボスのいるステージは一度クリアするとゲームオーバーするまでプレイできない。他にも、ゲーム中のマリオの外見やアイテム・敵キャラ・ステージ内の施設構成なども『スーパーマリオワールド』と通じる面がいくらかある。

なお、マリオが2段階変身をした状態でダメージを受けると小さくならず、スーパーマリオ状態に戻るだけに設定されたのは国内版では本作からであり、以降リメイク版や携帯機向けのマリオは全てこの仕様である。

また、この作品以降のワリオランドシリーズを含むゲームボーイのマリオシリーズからは、得点の概念が無くなっている。

ちなみに今作品はコインを100枚集めただけでは1UPしない為、集めたコインを賭けてミニゲームで残り人数を増やすかパワーアップアイテムを獲得する仕組みになっている。

この作品のみの要素編集

にんじんを取ることで変身できるバニーマリオが登場。ジャンプボタンを押しっぱなしにすることでオートジャンプをするようになる。頭に生えたうさぎの耳でゆっくり落下できる。

しかし、スピンジャンプができなくなったり、敵を踏んで高くジャンプすることが非常に難しくなるなどといった弊害もある。


今作でファイアマリオが復活したが、姿が変更されている(帽子に羽がついている)。

おそらく、モノクロで識別しづらいという理由だからだと思われる。

ちなみに、ファイアボールでしか破壊できないブロックもある。


スーパースターを取って無敵状態になった時のBGMは今作独自のものになっている。


ゾーン紹介編集

ツリーゾーン

根・葉など樹木の一部がステージになっており、一部のステージでは蜂の巣の中を冒険することもある。


主な敵キャラ:ラグモビビビキョトンボビービーガイゴモーギョ

ボス:クロス


タートルゾーン

主に海の中を進んでいく。鯨の体中や沈没した潜水艦の中も冒険する。

このゾーンの敵キャラは主に魚などの水棲生物が多い。


主な敵キャラ:ジョーアクアクリボーホネボーン

ボス:パコ


マリオゾーン

マリオの形をした巨大なロボットの内部を冒険する。中はおもちゃが多数配置されている。このゾーンのみ隠しステージが存在しない。このゾーンの敵キャラは主に機械や無機質なものが多い。


主な敵キャラ:キッドカットワキリタマノリプーネイジータテノコ

ボス:ブー3兄弟(ブーロ&ブーチョ&ブーポン)


マクロゾーン

小さくなったマリオが小屋の中を進んでいく。隠しステージをクリアするとショートカットができる。


主な敵キャラ:ケイプゴロントチクントドカント

ボス:リッキー


パンプキンゾーン

幽霊屋敷や寺といったステージを進む。幽霊にちなんだ敵キャラが多い。

また、隠しステージが2つある。


主な敵キャラ:テレクリボーベーロカラカラキョトンボピック

ボス:サバーサ


ヒポポンステージ

スペースゾーンへ行くにはこのステージで上部のゴールに入る必要がある。スタート地点でカバが出す泡に入ると空を飛べるようになる。これを利用しないと上部のゴールに入れない。


スペースゾーン

宇宙空間を進んでいく。そのため、宇宙服を着たスペースマリオとなり、移動がかなり独特になる。2つのステージがあり、それぞれで操作方法が異なる。最初のステージはジャンプが高く遅くなるだけだが、2つ目のステージは空中でもジャンプすることができ空を飛べる。


主な敵キャラ:スターズポロ

ボス:タタンガ


ワリオ城(本来はマリオ城)

城を乗っ取ったワリオが待つ最終ステージ。金貨を全て集めるまでは入ることができない。

普通の敵キャラはほとんど登場しないが、代わりにトラップがたくさん登場する。


主な敵キャラ(トラップ):トーサンボールカラメンボーゲン・コッツドン・ガバメン

ボス(最終ボス):ワリオ


なお、ゲームオーバーになると金貨が没収され再び各ゾーンのボスを倒す必要がある。


備考編集

この作品にはスーパーマリオシリーズには珍しくイージーモードが存在し、ファイル画面でセレクトボタンを押すとちびマリオになり、トラップや敵の配置が抑え気味になる。それ以外では通常と展開は変わらない。

また、初期版はバグ技(一度クリアしたステージで土管を通過中にステージから出てステージに入る方法)が存在してバグったステージへ行ける事が出来た為に後のロットもしくはニンテンドウパワーの書き換え版では修正版になった。

ニンテンドー3DSバーチャルコンソール版は何故か初期版が配信されており、バグ技の再現も可能。

ちなみに星のカービィシリーズに登場するゴルドーに似た敵が作中登場するが、それはゴルドーではなくウニボーという別物である。


漫画版『スーパーマリオくん』ではアイテムのにんじんが「ニンちゃん」と言うキャラクターでマリオに同行しており、途中からは自我を持ったヨッシークッキー「ヨッキー」も仲間に加わっている。

ヨッキー自体は登場しないが『スーパーマリオRPG』にてヨッシーのクッキーを使うことでヨッシーを召喚して敵キャラを食べさせることが可能。


本山一城版スーパーマリオでは敵キャラがルイージとヨッシーの偽物に変装しそれぞれ「ワルイージ」「ワッシー」と名乗るシーンがあるが、後にワルイージは『マリオテニス64』に、ワッシーは『スーパーマリオRPG』に正式に登場している。


資料動画編集

コマーシャル


BGM動画


関連タグ編集

マリオシリーズ スーパーマリオ スーパーマリオランド(前作) 6つの金貨 ワリオ


スーパーマリオランド3ワリオランド…次作。但し主役はマリオからワリオに交代している。


Newスーパーマリオブラザーズ…マリオがプレイヤーキャラである横スクロールアクションの次作。2006年発売と本作から約14年と間隔が開いた。


外部リンク編集

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