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「    夏 目 漱 石 ッ !

       ‥‥と申します。       」

概要編集

ゲーム『大逆転裁判』第4話から登場。初登場時33歳。


実在の文豪・夏目漱石の英国留学をもとに造形されたキャラクター。


基本的にヒドい目に合わされる役回りとなってはいるが、ゲーム製作側のお気に入りということもあってか、作中で度々出番が発生するようになっている。

人物編集

容姿編集

周囲からは基本的に、ヒゲ猫背の日本人として語られている。髪は縮れ気味。


服装は全体的に茶色。英国ではスーツ姿、日本では着物姿となっており、二国共通で蝶ネクタイズボン下駄を身につけている。


ゲーム製作側によれば、千円札繋がりで野口英世と混同したとして、やや英世よりなデザインにもなっているとのこと。


能力編集

日本国政府より『英語ヲ研究セヨ』という命を受けて、大日本帝国から大英帝国へ留学。

英文学を専門分野として、英文学の古本の山の中で研究に耽っていた模様。

本を買う金欲しさからビンボーな生活を送る一面も見られる。


他、俳句をたしなんでおり、夏目漱石という名前も本名ではなく雅号として語られている。


留学より以前は、学校で英語の教師をしていた模様。


留学を切り上げてからは、『吾輩は猫である』を新聞で連載し、世間で評判の“文士”として振る舞っている。


編集

持ち前の“神経質”っぷりから、度々アブラ汗をかきながら目が泳がせてキョロキョロと辺りを見回しており、挙動不審な身ぶりが非常に目につくようになっている。


さらに、機敏な動きで踊るような身ぶりを取りながら会話をするのが癖となっており、特に、物事を四字熟語等を用いた四文字に置き換えて、一文字ごとにポーズを取りながら唱えることも多々ある。


人間関係等編集

大英帝国では、外国人に奇異の目で見られている気がしていたことから、次第に部屋に引きこもるようになり、その視線の恐怖から逃げるように引っ越しを繰り返していたという。ベーカー街に住んでいたコトもある模様。

第4話時点では、大家ジョン・ガリデブの屋敷の2階の部屋を下宿先として利用しており、1週間ほど前にそこへ引っ越してきたとされている。


なじめない英国にて外国人に囲まれる恐怖から、自分と同じ立場にある日本人留学生・成歩堂龍ノ介に祖国のぬくもりを感じるとして号泣する様子が見られる。


一方、成歩堂と度々行動を共にするシャーロック・ホームズについては、目の前に現れる度にヒドい目に合わされることから、“生涯の天敵”と認識している。


英国で唯一心を許す友人として飼っている“ミケネコ”。

名前を聞いていなかったとして、とりあえず“ワガハイ”と呼んでいた成歩堂であったが、基本的にその呼び名で周囲に定着している。留学を切り上げてからは、アイリス・ワトソンがメンドウを見るようになっている。

活躍編集

第4話にて、殺人未遂の容疑で留置所に拘束された状態で初登場。弁護士・成歩堂龍ノ介に運命を委ねて裁判に臨む。


無罪判決が下されると、英文学の奥深さへの感銘からその文化を母国に伝えるべく、あるいは《死神》の“呪い”から逃げるべく、大日本帝国への帰国を決意。一年の英国留学を切り上げて、倫敦を去っていった。


第1話にて、事件の目撃証人として登場。

帝都勇盟大学にて、《講演会》や御琴羽悠仁との“対談”の後、成り行きで海水浴に同行して事件を目撃。新聞記者・豆籾平太の密着取材を受けながら、事件について証言する。


第2話では、前作で無罪判決が下された翌日、別の容疑で再び逮捕され、再び裁判にかけられたことについて語られている。

関連タグ編集

逆転裁判・逆転検事シリーズキャラクター一覧

大逆転裁判


名探偵ホームズ:エピソードの一つに夏目漱石を模したキャラが登場し、ホームズに協力している。着想元になったかは不明。

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