一堂零
いちどうれい
| 名前の由来 | 一同、礼。 |
|---|---|
| 通称 | まゆなしの零 |
| 生年 | 昭和39年 |
| 身長 | 172cm（アニメでは175cm） |
| 体重 | 60kg |
| 血液型 | AB型 |
| 一人称 | わたし（※） |
| トレードマーク | 顔全体・変態的な身のこなし |
| 家業 | おもちゃ屋 |
| CV | 千葉繁 |
| 舞台版キャスト | 平野良 |
※「零ちゃん」や「ボク」になることもある。アニメでは稀に「おれ」も使っていた。
「顔面福笑い」と言われる奇面組メンバーの中にあって、（眉無しを除けば）黙ってれば比較的凛々しい顔立ちをしているのだが、すぐにボケて人間離れした表情で顔面全体が崩れる為、結果的に奇面組一番の奇面と言える。
「変態キャラの元祖」となるが、一般的に使われる「性的なヘンタイ」とは意味合いが少し異なり、
「行動が奇抜な人」「個性的な人」的な意味合いで「変態」と言われている。所謂「奇人変人」。
普段は6～8頭身の身長だが、2頭身に自在に変化することが出来る(メンバーも出来るが零が一番変化が多い)。
他にも「筋肉大移動」や「驚きしぱた」、「やかましぶわさ」など様々な一発ギャグ・変態技を持つ。
体も常人を逸脱しており、頭が180度真後ろを向いても平然としてたり、雑巾絞りのようねじれたりと非常にやわらかい為、それを駆使した変態技の数々を多用する。
ただし「まゆなしの零」の通称どおりの眉なし顔が、妙な眼力のあるキツめの三白眼を引き立たせ、平時はへの字に引き締まった口元を角ばった顎の輪郭が縁取り、全体的にいかめしい印象に仕上がっている。
そのため人相はお世辞にも良いとは言えない。
最初期はこんな描き方で、正に「奇面」な顔立ちであったのだが、
原作者が描き慣れてくるにつれ、可愛くなったり凛々しくなっていった経緯がある。
またpixivではこんなイラストもある。
意外と責任感は強かったり、「社会の歯車になれないなら、社会を楽しくする調味料になろう」といった独自のポリシーを持っている。
このため、異性から特に毛嫌いされる反面、河川唯をはじめとして何人かの女性から好意を寄せられてもいる。
一方、その根は実直な性格のせいで、奇面組内部ではリーダーと言われながら、実質他のメンバーの問題行動までひっくるめて怒られる役である。
彼や奇面組の妙な言動を嫌ったり苦手と感じた登場人物や、何かで対抗する立場になった者は結構いたが、一堂零を文字通り敵視したり憎悪したりした人物はほとんどいなかったりする。
作者自身が彼について「敵を作らない不思議な性格」とコメントしていた。
成績があまりに酷いため、中学を3度留年しているが(高校1年生の時点で19歳)、いざというときの柔軟な思考能力を持っているため、頭が悪いというより学力が単にないだけだと思われる。
おもちゃ屋の長男と言うことで、実は工作や機械類の操作には強かったりする。
本作品のプロトタイプである読み切り作品「3年奇面組参上!」にて河川唯に一目惚れしており、連載時にはその描写はカットされているが、出会って以来ずっと彼女に対して恋心を抱いている。
実は相思相愛なのだが、中々進展していない。「鈍感だから」と言われるが、実はそうではないことは原作最終話で明らかになる（実際、互いに意識し過ぎて、互いに一歩を踏み出せない描写もある）。
アニメ版『ハイスクール!奇面組』最終回では、坂道を転がり落ちる岩からベビーカーをかばって代わりに頭をぶつけ、真面目になってしまう。
何とか元に戻そうとする他のメンバーや唯たちをよそに、何から何まで真面目に過ごし続けるようになり、最終的にはなんと生徒会長に立候補した上、このままでは示しがつかないとして「奇面組を解散して生真面目組と改める」と決めてしまう。
なんやかんやで最終的には元に戻るのだが、詳細は自分の目で確かめてほしい。
コメント
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