岩徳線

がんとくせん

JR西日本の鉄道路線の一つ

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目次 [非表示]

1 路線データ

2 概要

3 沿革

4 運行形態

5 駅一覧

6 使用車両

6.1 現在の使用車両

6.2 過去の使用車両

7 関連項目

8 外部リンク

路線データ

路線名	岩徳線
路線区間	岩国〜櫛ケ浜(正式区間) 岩国〜徳山(運行系統)
ラインカラー	青緑
路線距離	43.7km
軌間	1,067mm
駅数	15駅(正式区間) 16駅(運行系統)
信号場数	1箇所
最高速度	95km/h
非電化区間	全線
単線区間	全線
閉塞方式	単線自動閉塞式
保安装置	ATS-SW
運転指令所	中国総合指令所広島指令所
第一種鉄道事業者	西日本旅客鉄道(JR西日本)

概要

岩国駅(山口県岩国市)と櫛ケ浜駅(周南市)を結ぶ西日本旅客鉄道(JR西日本)の鉄道路線で、地方交通線。櫛ケ浜駅を経由する全列車が山陽本線徳山駅(周南市)まで乗り入れている為、運行系統上は岩国駅〜徳山駅間の路線として扱われる。

全区間が広島支社山口エリア統括部の管轄。

山陽本線の短絡線として旧山陽道に沿って建設され、一時期山陽本線を名乗っていた。その際柳井駅廻りの山陽本線は柳井線と改称された。

しかしやや急な勾配と長いトンネル区間をが存在し複線化が困難である事から、柳井線が複線化される事となった為岩徳線に改称、柳井線が山陽本線に戻された。

山陽本線岩国駅〜櫛ケ浜駅間及び山陽新幹線新岩国駅〜徳山駅間は経路特定区間に指定されている。この区間を通過する場合の運賃・料金は、距離の短い岩徳線経由の営業キロおよび対応する運賃計算キロで計算する。

また岩国市〜周南市間の距離が短い為後から建設された山陽自動車道がほぼ全線に渡って並走している。

岩国駅〜川西駅〜森ヶ原信号場間で錦川鉄道錦川清流線が乗り入れている。直通列車については境界駅である川西駅での乗務員交代は行なわず、岩徳線内も錦川鉄道乗務員が乗務する。

沿革

1929年(昭和4年)4月5日：鉄道省の岩徳線として麻里布駅(現・3代目岩国駅)〜2代目岩国駅(現・西岩国駅)間開通。2代目岩国駅開業。
1932年(昭和7年)5月29日：岩徳西線として櫛ケ浜駅〜周防花岡駅間開通。周防花岡駅開業。岩徳線を岩徳東線に改称。
1934年(昭和9年)3月28日：岩徳西線周防花岡駅〜高水駅間延伸。周防久保駅、勝間駅、高水駅開業。
1934年12月1日：岩国駅〜高水駅間延伸に伴い全線開通。岩徳東線・岩徳西線を山陽本線に編入し、旧線(現行路線)を柳井線として分離。柱野駅、玖珂駅、周防高森駅、米川駅開業。
1942年(昭和17年)4月1日：麻里布駅を岩国駅(3代目)、岩国駅(2代目)を西岩国駅にそれぞれ改称。
1944年(昭和19年)10月1日：山陽本線から分離され岩徳線に改称。柳井線が山陽本線に編入。
1960年(昭和35年)4月16日：川西駅開業。
1960年11月1日：森ヶ原信号場新設。岩日線(現・錦川鉄道錦川清流線)開通に伴い同線との直通運転開始。
1974年(昭和49年)10月1日：貨物営業終了。
1987年(昭和62年)3月27日：大河内駅、生野屋駅開業。
1987年4月1日：日本国有鉄道(国鉄)分割民営化に伴い、JR西日本が第一種鉄道事業者として継承。
1987年7月25日：岩日線の錦川鉄道錦川清流線への転換に伴い、直通運転先を変更。
1990年(平成2年)9月27日：欽明路駅開業。
1992年(平成4年)3月14日：一部列車以外でワンマン運転開始。

運行形態

全て普通列車のみの運行。

岩徳線列車は平日早朝の上りに周防高森発岩国行が1本設定されている以外は全て岩国駅〜徳山駅間で運行される。概ね1〜3時間に1本程度の運行頻度。

岩国駅〜川西駅間では錦川鉄道直通列車が加わる。

駅一覧

山陽本線区間も記載。

駅名	乗換路線	備考
岩国	山陽本線(JR-R16)
西岩国
川西	錦川鉄道錦川清流線
	↓錦川鉄道錦川清流線錦町まで直通運転
森ヶ原信号場		施設上の境界
柱野
欽明路
玖珂
周防高森		当駅始発あり
米川
高水
勝間
大河内
周防久保
生野屋
周防花岡
櫛ケ浜	山陽本線柳井方面
徳山	山陽新幹線山陽本線下関方面