概要
1993年シーズンに開場し、日本初の開閉式ドーム球場である(後に落成したエスコンフィールドHOKKAIDOも開閉式)。
福岡ソフトバンクホークスの本拠地でもある。
オフシーズンにはコンサート会場、福岡市の消防出初め式会場、果ては同人誌即売会会場など幅広く利用されている。
かつては野球場としてはホームベースからセンターまでの距離が長い上にフェンスが高かったためホームランが出づらい球場だったが、2015年に改修で両中間を狭める「ホームランテラス」を設置。打者有利の球場に変貌している。
近年は神宮球場と並んで土休日にナイター開催試合が行わる確率が高い球場の1つ。
東京ドームがデーゲーム開催日には東京のラジオ局でも神宮球場かここでの中継をメインにすることも珍しくない。
命名権について
命名権(ネーミングライツ)契約により、2005年から以下のように名称が変遷している。
正式名称 | 略称 | カタカナ表記 | 英文表記 | 命名権取得者 | 名称使用期間 |
---|---|---|---|---|---|
「福岡 Yahoo! JAPANドーム」 | 「ヤフードーム」 | 「福岡ヤフー・ジャパンドーム」 | 「FUKUOKA Yahoo! JAPAN DOME」 | ヤフー株式会社(※1) | 2005年2月25日〜2013年1月31日 |
「福岡 ヤフオク!ドーム」(※2) | 「ヤフオクドーム」 | - | 「FUKUOKA YAFUOKU! DOME」 | 〃 | 2013年2月1日〜2020年2月28日 |
「福岡PayPayドーム」 | 「PayPayドーム」 | - | 「FUKUOKA PayPay Dome」(※3) | PayPay株式会社 | 2020年2月29日〜2024年4月24日 |
「みずほPayPayドーム福岡」 | 「みずほPayPayドーム」、「みずほPayPay」 | - | 「MIZUHO PayPay Dome FUKUOKA」 | 株式会社みずほフィナンシャルグループ、PayPay株式会社(※4) | 2024年4月25日〜現行 |
(※1)2023年10月1日に「ヤフー株式会社」から「LINEヤフー株式会社」に商業変更。
(※2)"福岡"と"ヤフオク"の間に半角スペース。"!"は半角。
(※3)”FUKUOKA”と”PayPay”と”Dome”の間はそれぞれ半角スペース。
(※4)プロ野球球場の一軍本拠地における、日本国内初の連名ネーミングライツ契約。
騒動
2000年に当時の福岡ダイエーホークスが福岡移転後2度目の優勝を成し遂げたが、同年の日本シリーズの日程中に日本脳神経外科学会が福岡ドームを予約していたことが発覚。学会側の日程変更ができなかったため日本シリーズの日程を変更せざるをえなくなった。そのまま試合見てもらえばいいじゃん…
フィクションにおける扱い
ガメラ大怪獣空中決戦では、ギャオス捕獲作戦の場として使用される。しかしギャオスを追って現れたガメラによって一部が破壊されてしまった。
関連タグ
パ・リーグの本拠地球場
セ・リーグの本拠地球場