概要
種子をデンプンの摂取源として利用するために栽培する植物。狭義にはイネ科作物のみを指す。多くの農耕民族の主食である。
多くの穀物は生で食うのには適さず、収穫後乾燥させた上、そのまま加熱するか、もしくは粉に挽いてから調理する。タンパク質源としても重要であるが、穀物だけでは不足する必須アミノ酸を補うため、豆(東アジアでは大豆、中東ではそら豆、中南米ではインゲンマメ、インドやイランではヒヨコマメなど)と組み合わせて食べられることが多い。
イネ科に属する穀物
イネ科に属さないが穀物扱いされることがある作物
関連項目
芋 - 穀物と並ぶ主食作物。