赤軍
せきぐん
赤軍(せきぐん、ロシア語:Красная армия、読み:クラースナヤ・アールミヤ、英語:Red Army)は、1918年1月から1946年2月までロシア帝国・ソビエト連邦に存在した軍隊。ソビエト連邦軍の前身に当たり、1937年12月に海軍が独立した後は地上軍(陸軍)を指す呼称となった。ロシア語の形容詞の「赤い」は「赤の広場」の用法と同じく元来「美しい」の意味を持ち、単に共産主義思想だけでは無い肯定的なニュアンスを持つ言葉だった。1946年2月にソビエト連邦軍に改称されて国軍となるまで、赤軍は党軍として存続した。
1918年1月にウラジーミル・レーニンを首班とした人民委員会議(ソビエト政権)は、既存の赤衛隊を基に「労働者・農民赤軍(労農赤軍)」の創設を布告した。同年2月にペトログラードへ進むドイツ軍の侵攻に赤軍が抵抗し、後にソ連の陸海軍記念日となった。この部隊が動員された最初の戦争は、同年5月に発生したロシア内戦であった。
最初は志願制であり、将校は隊内の選挙で選出されるという特殊な形式を維持していたが、内戦中に指揮系統の一元化が重視されて任命制になった。1918年9月にトロツキーが軍事人民委員に就任した後、旧帝政時代の将校が軍事専門家として大規模に登用されるようになったが、これは内戦という状況から求められた措置だった。それら旧帝政軍出身の軍専には、2名のコミッサールが監視・統制の為に配属されたとトロツキーは書いている。
1942年10月にコミッサールが廃止されて部隊の運用は指揮官に絞られ、その役割は政治教育を担う副指揮官としてのものに減少されて指揮権の2重性は事実上廃止された。1937年7月に実行されたスターリンによる党内部・国内での弾圧の影響で将官クラスまでも排除され、軍の近代化に支障が出た。1938年11月まで弾圧は続いたが、未だに正確な犠牲者の数は測定不能である。
軍は冬戦争・大祖国戦争当初は150万人を要していたものの敗北が続き、国自体の存続が危うくなるほどであった。しかし軍需体制が戦地から離れた点にあった・連合国で特にアメリカの援助・大量の増員で兵力が整備され、ドイツ軍を追い返してベルリンにまで侵攻した。極東方面でも日ソ中立条約を更新しない事を日本に通達し、破棄の上で満州・朝鮮・樺太へ侵攻した。ドイツ・日本の勢力範囲に対する侵攻においては、現地の女性に対する強姦が多発した。
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シリーズで書いていきます。稚拙な文と設定ですが、よろしくお願いします。 〜世界線解説〜 1939年から始まった第二次世界大戦。ドイツ軍はポーランド、デンマーク、ノルウェー、オランダ、ベルギー、そしてついにフランスをも陥落させます。破竹の勢いのドイツ軍は遂に満を持してソビエト連邦に攻撃を開始。"バルバロッサ作戦"により、瞬く間にソ連赤軍は連敗を重ね、モスクワ1歩手前までドイツ軍は進撃。しかし、大寒波の到来と赤軍大反撃により撤退。なんとか防衛ライン構築に成功します。 これを受けドイツ軍上層部はソ連南部、バクー油田の占領を指示、作戦は順調に進むも、ヒトラーは軍団を二つに分け、工業都市スターリングラードを攻撃します。これはただでさえ戦力で赤軍に引けを取るドイツ軍にとって致命的ミスであり、赤軍はここに新たな反撃を計画。100万人の軍を用意し、攻撃の用意を着々と進めます。 ソビエト連邦の大地で壮絶な戦いが始まる中、ドイツの盟友イタリアは北アフリカに目をつけ、エジプトを攻撃 しかし、連合軍の攻撃でイタリア軍は瞬く間に壊滅。援護のためにロンメル率いるドイツ軍が上陸、反撃に成功し、一大拠点トブルクを手に入れるも、連合軍第2の反撃を予知。ギリギリのところでドイツ軍とイタリア軍は北アフリカを放棄し撤退します。 話が始まるのは、主人公が北アフリカから撤退し、ドイツ軍上層部に招集され、ベルリンの会議に参加するところからです。1,956文字pixiv小説作品- そして夕暮れが近づく
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