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艦これの何かの編集履歴

2014-07-30 15:35:22 バージョン

艦これの何か

かんこれのなにか

『艦これの何か』とは、タノカシラ氏による『艦隊これくしょん』二次創作の漫画シリーズである。

概要

モノクロの力強いタッチで描かれた絵柄とアクの強いキャラ描写、ラブコメシリアス熱血何でもござれのカオスな作風が特徴。

なお、艦これの暗部についての話もあるので、苦手ならば見ない方が良い。


サブタイトル、キャプションの一部や固有名詞に、筋肉少女帯および大槻ケンヂの楽曲名や歌詞の影響を受けている。


設定

司令本部のもと、複数の提督がそれぞれの艦隊を率いている。主な舞台となる「暁の戦力外艦隊」のほか、オカマ提督率いる「銀輪艦隊」、「センセイ」提督率いる「月光照射(サーチライト)艦隊」が登場している。本部付き(エリートコースらしい)の艦娘もいる。

戦場には、指揮のため提督も小型船に乗って近くまで赴く。

司令部方針で捨て艦戦術を発令し問題化すると提督レベルに責任を押し付け隠蔽するなど、全体としてブラック鎮守府な体質であることが窺える。


艦娘は、元は普通の人間であり徴兵・志願によって艦娘になる。艦娘化に際し艦娘としての記憶・性格が融合されるため、同じ名前の艦娘でも人格にばらつきがでる。同じ名前の艦娘も複数いる(登場例はまだない)。「解体」されて普通の人間に戻ることもできる。


登場人(艦)物

暁の戦力外艦隊

本作の主要人物が所属する艦隊。その名の通り本部からは戦力外扱いされている窓際部署。

所属している艦娘も、性格や過去に難のある問題児や諸事情から行き場のなくなった艦娘などが多い。

名称は筋肉少女帯の楽曲「暁の戦力外部隊」から。

提督

本作品における提督の一人で「暁の戦力外艦隊」を率いる主人公。数少ない鉄底帰りの提督。顔に大きな十字型の傷がある。

平時は至極温厚かつ生真面目な性格で本人も「小心者」と語っているが、戦闘時は徹底して相手を叩くように艦娘達へ指導するなど実戦においては容赦がない。

また艦娘の為ならば白眼視されようとも上層部の意向を無視したり艦娘の決断を尊重するなど男気を見せる場面も多く、金剛も個人としてベタ惚れしている模様。

顔に刻まれた十字傷は鉄底海峡で受けた古傷で、秘書艦の加賀とは共にそこを切り抜けた仲。加賀の回想によるとかつては赤城蒼龍飛龍も所属していたが、いずれも激戦の末に轟沈させた模様。

加賀

「暁の戦力外艦隊」の秘書艦で鉄底帰りの艦娘の一人。正妻空母。提督を心底愛しているが、互いに奥手なのでなかなか進展しない。

金剛とは提督を巡るバトルを繰り広げつつも実力自体は認め合っている。得意技はアームロック

表情の起伏は薄いが根は情の深い激情家で、今も時折鉄底海峡の悪夢や赤城たちの幻影に苦しめられるなど心に傷を負っている。

金剛

以前は別の鎮守府に所属していた艦娘で、鉄底帰りの艦娘の一人。榛名とは姉妹かつ前の鎮守府の生き残りの関係。「金剛」の艦娘は無条件に提督を好きになる設定だが、本人曰くそれが理由で提督を好きなのではなくあくまでも個人の意思として愛しているとのことで、加賀とは提督を巡って死闘を繰り広げる間柄だが、戦艦と空母という相性もあって加賀には負けることが多い。

普段はコミカルで明朗な姉御肌で、コメディパートの多くを担う「三馬鹿」の一角だが、その実は*「下士艦娘」*と呼ばれる歴戦の猛者であり、「鎮守府の鬼」と恐れられる存在。飛行場姫とは因縁深い関係にある。必殺技は三式弾と言う名の物理攻撃

比叡

何かにつけて「ヒエー」と驚く羽目になる苦労人。「三馬鹿」の一角。

大井

改二までの改造を済ませている重雷装巡洋艦。北上に対して尋常でない愛情を向けており、*UCPL(アルティメットクレイジーサイコレズ)*と評される人生エクストリーム勢。

北上への愛情を差し引いても常軌を逸した言動が目立つ変人であるものの提督曰く「有能」であり、不意討ちとはいえ銀輪艦隊の主力二名を瞬殺したり、レ級の猛攻に対しても小破程度で持ち堪えるなど、改二に相応しい高い実力を持ち合わせている事が窺える。

青葉

ワレアオバ」と「キョーシュクです!」が合言葉の重巡洋艦。。

金剛に間宮アイス三個で買収されており本人は金剛派閥のつもりらしいが、提督と加賀の逢瀬を金剛にチクッた際は八つ当たりで轟沈されるわ、比叡からも首をへし折られて轟沈されるわでぞんざいな扱いを受けている。こんなのでも翌日には何事もなかったかのように復活していたり、金剛が使いこなせない艦載機を縦横無尽に使いこなしたりするので、実は結構強いのかもしれない。「三馬鹿」の一角。

北上

建造ホヤホヤでありながら大井から貞操を狙われ続けている気の毒な人。

雪風

鉄底海峡で壊滅した鎮守府に属していた艦娘。深海棲艦化まであと一歩のところで加賀らに助けられ復活した幸運艦。

素直な性格であり、剛毅な老人だった元の司令の言葉が心身ともに染みついている。でも丸出し

島風

以前は司令本部に所属していた実験艦。元気や艦隊行動を嫌う奔放な性格からか本部では解体処分が決まっており、女性提督の機転で戦力外艦隊へと配属されることになった。戦災孤児出身で元より身寄りがなく当初は誰にも心を許さなかったが、金剛にだけは懐いている。

連装砲ちゃんは普段は連れておらず戦闘時に召喚する設定。

隼鷹

戦艦レ級撃破の功績が認められ配属されることになった不良な艦娘。旧名である橿原丸の名前を呼ぶと酔っているのも忘れて激昂する。

出自は郵船系財閥の令嬢で、飛鷹とは艦娘としての設定だけではなく一般人時代からの実の姉妹。妹の飛鷹に対するコンプレックスから酒に溺れており、基地から脱走して闇市で無銭飲食と喧嘩騒ぎを起こして留置されていたところを暁の戦力外艦隊に引き取られた。妹の戦死を知らされ失意に暮れるが、仇の離島棲鬼への復讐に奮起する。


銀輪艦隊

伊19を旗艦に伊58まるゆ伊168伊401伊8で編成された潜水艦隊。提督と艦娘との間にある情や信頼はかなり強い。

名称は筋肉少女帯の楽曲「銀輪部隊」に由来。

オカマ提督

主人公である提督の先輩で、やはり提督。潜水艦娘で構成された「銀輪艦隊」を率いる。怪しくて先輩らしく理不尽なところもあるオカマだが根は艦娘を愛する漢女(?)であり、自艦隊の艦娘からは慕われている。

伊19

オカマ提督の秘書艦。銀輪艦隊の旗艦を務める。金剛とは合同演習の戦いを経て、軽口を叩き合いながらも互いに艦娘として敬意を表する間柄となった。

劇中で初めてレ級と交戦しており、辛くも生き残れたが本人は負けを認めていない模様。


月光照射艦隊(サーチライト艦隊)

榛名を旗艦に霧島、吹雪、神通改二らで編成された艦隊。月光照射の名の通り、夜戦を得意とする艦隊のようで探照灯を点灯させるのが特徴。名称は筋肉少女帯の楽曲「サーチライト」に由来。

センセイ提督

月光照射艦隊の提督にして、主人公である提督の恩師。飄々とした雰囲気を持った小柄な老人。

榛名

月光照射艦隊の秘書艦で、鉄底帰りの艦娘の一人。金剛とは以前の鎮守府の生き残り同士。4000m先の人間大の標的(あくまで人間サイズの艦娘ではまず当てられない距離とされる)を正確に砲撃できるような天賦の才を持つ(これが他の榛名にも当てはまるかは不明だが、当該回の内容やキャプションからは彼女特有と思われる)。前の鎮守府が解散する原因となった事件で精神が壊れた被害者で、そのためか普段は通常の秘書艦の役割も果たさず1人でぼんやりしていることが多い。

霧島

月光照射艦隊の艦娘の一人。榛名に代わり秘書艦業務のデスクワークを担っている。榛名とは若干折り合いが悪く、また彼女と異なり金剛との過去の関わりは描かれていないが姉妹としての意識はあり、暁の戦力外艦隊の母港に停泊した際には4姉妹の交流が見られた。

吹雪

月光照射艦隊の艦娘の一人。雑用を担当。榛名の実力を目の当たりにしている。北上にどことなく似ているという理由で暁の戦力外艦隊の大井にロックオンされている。


督戦艦隊(再殺艦隊)

瑞鶴(→瑞鶴改)を旗艦に山城改、長門千代田航時雨(改二?)巻雲で編成された司令本部直属のエリート艦隊。秘密裏に深海棲艦化が進む艦娘の処分を遂行しているため、再殺艦隊とも呼ばれる。

名称は筋肉少女帯の楽曲「再殺部隊」に由来。

女性提督

司令本部に属するエリート提督で主人公である提督とは士官学校の同期。督戦艦隊(再殺艦隊)を指揮する。

瑞鶴

司令本部所属の督戦艦隊(再殺艦隊)の旗艦。エリート意識が強い一方で加賀に苦手意識を持っており、加賀に舐められまいとして自滅するアホの子。姉の翔鶴を失ったトラウマ持ち。

雪風の再殺指令を伝えるために暁の戦力外艦隊を訪れる。

その後、離島棲鬼攻略のための航空戦力の増援として派遣され再登場。この時までに強くなり瑞鶴改になっている。

山城

督戦艦娘の一人。航空戦艦に改造済で、瑞鶴と共に暁の戦力外艦隊の援軍に選ばれる。

その他海軍関係者

あきつ丸

本部付艦娘の一人。金剛と榛名の過去編、および隼鷹引渡しの際に登場した。

金剛と榛名の提督

金剛と榛名が以前属していた鎮守府の提督で、鉄底帰りの一人。捨て艦戦術を行使したらしく、を轟沈させている。鉄底から帰った後は狂気に陥り、彼女達を生き返らせる為の“機械”を開発。試験運転として自身を生き返らせるという名目で自殺するが、実際に生み出されたのは…

この提督が登場するエピソードは筋肉少女帯の楽曲「機械」がモチーフになっている。

飛鷹

隼鷹の姉妹艦であり人間としての実妹。財閥令嬢ゆえ父の手回しで艦娘に徴兵されない立場だったが自発的に志願するも、離島棲鬼と戦い命を落とす。


深海棲艦

鬼・姫クラスはそれぞれ個体名が設定され、独自のキャラ設定を持っている。個体名は筋肉少女帯の楽曲及びその登場人物に由来する。

本作の深海棲艦の一部は轟沈した艦娘の残骸を基に作られているという設定。また雪風のように大破した艦娘から自然発生するパターンもあり、“なりかけている艦娘”は再殺艦隊による再殺対象となっている。

飛行場姫

個体名はモモコ。鉄底海峡を縄張りとする深海棲艦で、半ば痛み分けという形ではあるが金剛と榛名に敗退。

その際、脳に撃ち込まれた砲弾の破片による酷い頭痛に悩まされており、その影響からか半ば狂気に染まりつつある(タマエ曰く「前よりおかしくなってる」との事なので元からこういう気質だったようだ)。こうした経緯から、金剛と榛名に対して尋常でない執着を見せる。

戦艦レ級

飛行場姫モモコの子飼い。モモコの“啓蒙”の賜物か、金剛と榛名に対する強い敵対心と、弱った相手を嬲る残忍さ、銀輪艦隊相手に単機で一晩中死闘を繰り広げる戦闘力を誇る。

建造に当たってはの残骸が利用されており、首には継ぎ目と頭に髪留が名残として残っている(原作ゲームでレ級が初登場した際に出回ったコラ画像が元ネタ)。

離島棲鬼

個体名はマイ。飛行場姫から「サボり魔」と呼ばれるなど縄張りの海域の奥に隠れていたが戦闘力は高く、飛鷹日向の艦隊を退け少なくとも飛鷹を轟沈させた。愛読書はエドガー・アラン・ポーの『赤死病の仮面』。

個体名・行動原理・愛読書は筋肉少女帯の楽曲『爆殺少女人形舞一号』に由来。


この他にも戦艦棲姫ノゾミ」南方棲戦姫カナエ」装甲空母姫タマエ」港湾棲姫マリア」、また合同誌に掲載される番外編にて泊地棲姫リルカ」が登場。登場する姫クラスの殆どが水パイプを愛飲している他、人間文化の研究のためか読書をたしなむ者もいる。





関連イラスト

第1話

艦これの何か


関連タグ

艦隊これくしょん 艦これ 艦隊これくしょん(二次創作) 艦これ漫画

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