ストライクとは
- 野球やボウリングにおける用語。本来は、打つ、殴る・(打撃を)与える、加える・ぶつかる、などの意味を持つ英単語
- 『ポケットモンスター』シリーズに登場するキャラクター(モンスター)の一種。
- 『モンスターストライク』の主人公 ⇒ストライク(モンスト)
- ⇒ストライクガンダム
- ⇒ストライクウィッチーズ
『ポケットモンスター』シリーズ
基礎データ
進化
ストライク → ハッサム(メタルコートを持たせて通信交換)
概要
デザイン故に人気が高いむしポケモン、モデルはカマキリだがあまりカマキリっぽくない。
虫なのに鼻の穴が有り牙や舌もある。脚部も虫と言うよりは爪も生えてしっかりとした動物的なデザイン。
頭部・体のバランス共にどちらかと言うと二足歩行の爬虫類又は恐竜等に近いデザインだったりする。
ゲームでの特徴
能力は攻撃と素早さに優れており、虫飛行組の中では最も高い数値を誇る。
耐久値もそこまで低くはなく、HPがやや低いことを除けば並みの数値である。
一方で特攻は低く、特殊型での運用はやや難しい。
初代は赤バージョンのみの出現で緑バージョンのカイロスと対の存在になっていた。
当時は虫・飛行共に技に恵まれておらず、素早さが高いほど急所率が上がるきりさくがメインで使われることが多かった。ピカチュウ版ではつばさでうつを自力で覚えられるようになるがこの頃はゲームのプログラムミスで威力35しかないので…
基本的に特性はテクニシャン一択。テクニシャンならタイプ一致で必中技つばめがえしの威力が90と主力技級まで跳ね上がるため。見栄えならシザークロスの方が似合うが、上記の理由で虫技枠のほうもむしくいが起用されることが多い。
また、つるぎのまい、バトンタッチ、ひかりのかべ、しんぴのまもり、おいかぜ、はねやすめなど地味に補助技にも恵まれている。
欠点はやはり鋼タイプに非常に弱いことで、有効な技がかわらわりぐらいしかない。また岩四倍も地味に痛く、鋼タイプは岩技の搭載率が特に高いので注意が必要。
タイプ相性上格闘タイプは有利そうに見えるが、こちらも岩技搭載率が高くつばめがえしで倒しきれないとこちらが返り討ちにされてしまう。岩技に次いでサブ技候補に入れられやすい三色パンチも三色全部がストライクの弱点なので注意。
もちろん、メジャーなステルスロックを踏むとHPを半分持ってかれるのでHPは奇数調整必須。
第五世代から追加されたしんかのきせきを持たせれば持ち前の火力とスピードに加え要塞のような耐久を掛け持ちすることができる。ただし、やはり四倍の岩技を食らうと簡単に落ちる。そこはよく考えられているところである。第六世代からは絶賛流行中のはたきおとすにも注意。
サファリボールストライク
また、XYでは卵から返した個体は♀の親が入っているボールを遺伝する仕様になったが、その中でもサファリボールに入ったストライクはゴジャボジョウト御三家や化石ポケモンに次ぐレア度を持っている。
理由はサファリボールでの入手はサファリゾーンに限られ、そのサファリゾーンにストライクが出現するのはGBA版のファイアレッドのみのため。
ここまで聞けば大したこと無さそうだが、第三世代サファリ限定の種族は大半がマイナーチェンジであるエメラルドで補完が出来る。エメラルドで補完出来ない例外はこのストライクとリーフグリーンでも出現し入手もそう難しくはないモルフォン系列の二種族。第三世代のサファリ入手でバージョン指定まで要求されるのはこのストライクのみなのだ。
ただでさえ出現率の低いストライクの♀をメロメロボディの補正も効かない時代のサファリゾーンという劣悪な環境で捕獲することを強いられるため、その難易度はヘビーボールエアームドと同等…いや、あちらはじりょく持ちを先頭にすればあっさり出現してくれるのでこちらの方が厄介かもしれない。
さらに第三世代では特性がむしのしらせしかない(テクニシャンは第四世代から追加された特性)ため、捕獲に成功しXYに輸入した後も♀の特性を引き継ぎやすいという特徴上テクニシャン持ちの♀を引き当てるのに相当苦労する。
HGSSではこれとは別にコンペボールというレアボールでストライクを捕獲できるため、入手が容易なこちらで妥協するプレイヤーも多い。
ファイアレッドですでにストライク♀を捕獲している人はXYまで送ってみてはいかがだろうか。
余談
アニポケのオレンジ諸島編ではケンジの手持ちだった。ケンジのCVは関智一で、所持しているのはストライク。
関智一なのにストライクである。オレンジ諸島編の3年後に別の作品で「ストライクー!!」と叫ぶとは何という因縁だろうか。