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UPGの編集履歴

2015-10-22 00:23:30 バージョン

UPG

ゆーぴーじー

UPGとは、「ウルトラマンギンガS」に登場する防衛チームである。

概要

「Ultra Party Guardians」の略称で、新たな超常現象に備えて国際防衛機構内に設立された防衛チーム。

物語の舞台である雫が丘に伝わる超常現象の調査の結果、ビクトリウム鉱石の存在や怪獣の出現を察知したことで結成された。


結成してまだ間もない組織なため組織や人員も小規模だが、新たな超常現象による危機に備えるため、一条寺コンツェルンの資金援助のもと規模を拡大中である。

現在は雫が丘山間部に基地「ライブベース」を建設中。

連絡時には、了解を意味するガレット(Got it)という合言葉を使用する。


ロゴマークは科学特捜隊と同じ流星のマークで、星の中央部分にライブサインが描かれている。


規模が小さい故なのか、劇中では現場へ駆けつける前にギンガが登場して出番を取られてしまったり(第4話冒頭など)、そもそも完全に空気になってしまう話があったり(第6話)とやや扱いが不憫な所があり、巨大怪獣相手にはあまり戦果を挙げていない。しかしチブロイドダークルギエル特戦隊相手に生身で渡り合うほど等身大の敵相手にはかなり強い。また、マグネウェーブ作戦でシェパードンやギンガらを救ったりと決して活躍していない訳ではない。

何はともあれその分、終盤に明かされた超兵器(後述)の存在が余計に際立つこととなった。


メンバー

陣野義昭

UPGの隊長を務める人物。年齢43歳。

普段は観葉植物を愛し、ハーブティーを好む温厚な紳士だが、その観察力や指揮の腕は確かなもの。また、非常時には感情をあらわにして部下や仲間を守る熱い一面も持つ人物である。

第1話でのヒカルの勇敢な行動を見て彼をUPGにスカウトした。

国際防衛機構のビクトリウム・キャノン開発をメンバー内で唯一知っており、かねてから反対してきた。第13話で神山の強行なプロジェクトに反対したためゴウキ、ヒカル、友也と共にUPGから解雇されてしまう。そしてビクトリウム・キャノンがビクトルギエルとなり絶望のどん底に落とされた神山に「兵器に希望を見出すのは間違いである」と告げ、ヒカルとショウの会話から二人がギンガとビクトリーだと察知した。

ちなみに、中の人は別作品敵組織の親玉を演じていたことがある


杉田アリサ

UPGの紅一点。年齢19歳。

実戦ではリーダー格を務めている。真面目で男勝りな性格と体力を持ち、高い射撃能力とワンゼロと互角に渡り合うほどの高い格闘能力を備えている。

事件の度にすぐに姿を消して単独行動を行うヒカルに苛立ちを隠せずゴウキに八つ当たりすることもたびたびあるが、根は仲間思いの優しい女性である。

第13話にて神山長官に才能を見抜かれUPGに入ったことが判明。そのため他のメンバーが解雇される中「ビクトリウム・キャノンの運用には彼女の能力が欠かせない」と一人解雇を免れ、ビクトリウム・キャノンの射撃手となりガッツ星人ボルストを撃破。だがキャノンのあまりに強大な力に動揺し、ギンガもろともハイパーゼットンを撃てという神山の命令に「誰かを犠牲にして勝ち取る平和なんて間違ってる」と反発し神山を見限り、陣野率いるUPGに復帰する。

決戦!ウルトラ10勇士!!」ではお化けが苦手というお茶目な一面が明らかとなった。

次作「ウルトラマンX」にもヒカルとショウと共にゲスト出演。モルド・スペクターの手によって「X」の世界に迷い込んでしまう。Xioのメンバーと合流した後は、同い年の女性隊員であるアスナ隊員とコンビを組み、グア軍団の宇宙人たちに立ち向かった。


松本ゴウキ

UPGの格闘担当。年齢24歳。

雫が丘出身で地元愛が非常に強く、豪快かつ情にもろい熱血漢。常に体を鍛えており、空手においては黒帯を所得している。

第5話ではウルトラマンに頼ってばかりで自分達が何も出来ていない状況に苛立ちを感じ、そこにつけ込んだヤプールに意識を乗っ取られてしまうが、居合わせた妊婦を助けたい思いでヤプールに抵抗し続け、一時的にではあるが逆にヤプールの意識を支配し返すほどの強い精神力を見せた。

ヒカルの幼馴染で、アイドルである久野千草の大ファンである。

最終回では中の人ネタを披露した。

「決戦!ウルトラ10勇士!!」ではトマトが苦手であることが発覚したが、持ち前の熱血さで打ち勝った様子。


礼堂ヒカル

ウルトラマンギンガに変身する青年。詳しくは個別記事を参照。


一条寺友也

UPGの科学アドバイザーにしてヒカルの親友。詳しくは個別記事を参照。


決戦!ウルトラ10勇士!!』での追加メンバー

サクヤ

ビクトリアンの1人でショウの幼馴染。「決戦!ウルトラ10勇士!!」から見習いという形で加入した新メンバー。

虫が苦手らしいが、ヒカルの励ましを受け、アリサやゴウキ共々何とも軽いノリで乗り切った。

ゴウキに対しては、その熱血ぶりについていけないのか、少々苦手意識を抱いている節があった。

なお、彼女のみ制服のデザインがやや異なっており、ズボンではなくスカートをはいている。


マナ

ギンガS本編でも活躍したアンドロイド。友也によって復活を遂げメンバーに加入。胸のワッペンがUPGの物となり、戦闘面でも実力は健在の様子。


ショウ

「決戦!ウルトラ10勇士!!」のラストで加入。これによってUPGは2人のウルトラマンを擁することとなり、本編終了後の防衛チームとしては極めて異例の事態である。


国際防衛機構

神山長官

第13話から登場した、国際防衛機構の長官で、絶大な指揮権を持っている。「かみやま」ではなく「こうやま」。アリサの才能を見抜いてUPGに引き抜き、さらに陣野をUPG隊長に任命した張本人でもある。

所謂タカ派の人間で、「地球の平和は人類自身の手でつかまなければならない」を身上としているがそのためには手段を選ばない冷酷な性格。またウルトラマンに対しても「いつ人類の敵にまわってもおかしくない」「得体のしれない宇宙人」と警戒しているが、緊急事態になるとそのウルトラマンに対して「何とかしてくれ」と泣きつくなどかなり浅はかな面もある。

相次ぐチブル星人エクセラーの侵略行為に対抗するためにビクトリウム鉱石のエネルギーを用いた超兵器「ビクトリウム・キャノン」の投入を決定し、異を唱えたアリサ以外の隊員達の隊員資格をはく奪して解雇し、UPGを乗っ取る。

ビクトリアンたちについては第14話でショウが乗り込んできたことから存在を知り、攻撃しようとした部下たちに武器を下すよう命じるが、その直後に部下のチャージガン・パラライザーモードで銃撃して麻痺させビクトリーランサーシェパードンのクリスタルスパークドールズを奪い、ビクトリウム・キャノンのエネルギーチャージに利用するが、余りあるエネルギーを制御できずにシステムが暴走を起こし、さらにはあまりの非道さからアリサにも見限られる。

その後はエクセラーがライブベース内に乗り込んできたときに愚かだと呆れられ、殺す価値もないと判断されたのか側近共々基地の外に放り出された上にビクトリウム・キャノンがビクトルギエルとなって暴れ回る様を見て絶望のどん底に落とされ、陣野隊長に「兵器に希望を見出すのは間違いだ」と縛められる。

ビクトルギエルの死後は復興していく町の様子を見てようやく自信の過ちに気が付き反省。町の被害を大きくしただけだったと後悔したが、アリサや陣野からの励ましを受けた。最終回以降の消息については語られておらず、不明。


その他

バルキー星人イカルス星人ナックル星人グレイ

元々はダークルギエルに仕えるエージェントだが、ギンガSでの最終決戦にて敗北した後、雑用係として働かされている。


メカニック

まだ小規模の組織のためか、はたまた活動範囲が街1つと狭いからか、今までの防衛チームのような戦闘機は登場していない。


シュナウザー

コードナンバー:UPG-EV1

前線での任務に使用する特装車両。バンパーの両脇にビームバルカンが装備されている。電気自動車日産リーフ」をベースにしている。定員5名。最高速度は250km。


マラミュート

コードナンバー:UPG-EV2

移動指揮車となる特装車両。シュナウザー同様バンパー部分にビームバルカンが付いているがこちらは二連装になっている。電気商用車「e-NV200」をベースにしている。定員7名。最高速度は200km。


携行武器

チャージガン

隊員が携帯しているビームガン。モードを変えることで相手をマヒさせるパラライザーを発射することが出来る。

シュナウザーやマラミュートのボンネットとコードで接続することで発射するビームの威力を上げることが出来る。その威力はなんとあのインペライザーを撃破するほどである

マグネウェーブを発射する第3レーダー塔やビクトリウム・キャノンの照準にも用いられる。アタッチメントを取り付けることでワイヤーアンカーを発射することも可能。


スマートシーバー

チャージガンと共に携帯している通信機。

スマートフォンに近い形をしている。


ビクトリウム・キャノン

完成したライブベースに隠されていた超兵器。その存在はトップシークレットであり、UPG内でも存在を知るのは陣野隊長だけだったが、地球防衛について強硬な考えを持つ国際防衛機構長官・神山によって解禁・実戦投入される事となった。

その名の通り、地底にあるビクトリウムからエネルギーを取り、司令塔にある砲台から強力なビームを発射する。

ほんの数センチの欠片でも街全域のエネルギーをまかなえてしまうビクトリウムを使用しているだけあってその威力は絶大で、エネルギー充填率30%の状態で撃っても怪獣を撃破して余りある威力を発揮するほど。


ただし、ビクトリウムは地球の命そのものであり、全てがなくなれば地球が滅びるとも言われる代物である。そのため使えば地球の命を削ってしまう、まさに「禁断の兵器」である。

加えて、ビクトリウムを命の源としているビクトリアンには無断で使用している(開発していた国際防衛機構側が認知していなかったので当然ではあるが)ため、ビクトリアン側にも激震が走った。

当然UPGメンバー達も使用に異を唱えたが、神山によって射撃コントロールを任されたアリサ隊員を除く全員が隊員資格をはく奪され使用が強行されてしまった。


ガッツ星人ボルストを一撃の下に消し去った圧倒的な威力を前に、神山達は「遂に我々の手で、巨大怪獣を倒したぞ!」と歓声を上げる。

これに味を占めた神山は、捕えたショウから奪ったシェパードンスパークドールズを利用してさらにビクトリウムのエネルギーを集めるが、150%もの限界を超えたエネルギーを集めた事が仇となりシステムが制御不能となってしまい、その隙を突くかのように飛来したダークルギエルライブベースごと取り込まれてしまった


「防衛軍の強硬派が開発し、一度は怪獣を撃破するも敵に奪われる超兵器」という流れは、ウルトラマンダイナに登場したネオマキシマ砲を髣髴とさせる


関連タグ

チームU前作の防衛組織

Xio次作の防衛組織

ウルトラマンギンガ

防衛チーム

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