概要
水陸松とは『おそ松くん』およびその派生作品に登場する六つ子のうち、松野カラ松と松野チョロ松を纏めて呼ぶ際のコンビ名である。
由来は『おそ松さん』での二人のイメージカラーが青(水)と緑(陸)であることから。
この呼称は非公式の呼称である。
注意事項
※『水陸松』はコンビタグです。腐向け要素を含む作品にはつけないよう棲み分けにご協力お願いします。またそのような作品にタグが付けられていましたら、外してもらえると助かります。
BL松やCPタグとの併用はお止め下さい。
関係性
『おそ松くん』と『おそ松さん』で違いがあるが、ここでは両方紹介する。
おそ松くん
おそ松がいないシーンで絡みが見られることのある二人である。
六つ子でマラソン大会にリレーで挑戦する回では、カラ松の次がチョロ松の番だったがチョロ松は持ち場を離れて爆睡していたため結局カラ松が二人分走った(サンデー版「六つ子なんかにまけないぞ」eBook第4巻収録)。
二人が一緒に遊んでいたらカラ松がドジを踏みチョロ松に注意を受けるシーンが見られる。
カラ松「しまった!」
チョロ松「見ろ!!カラ松。おまえがくだらないまねするからだぞ」
おそ松さん
アニメージュ2015年10月号によるとカラ松は少々ヤンキー気質で、チョロ松は若干オタク気質であるという。
2話A「就職しよう」ではチョロ松がハローワークへ行くものの追い返されてきた兄弟達に対して、十四松やトド松には「何しにいった」でとどめていたにも関わらず、カラ松に対しては「おめぇは何で生まれてきたカラ松!!」と怒鳴ったり、車の中で「大きなシノギの匂いがする…」とカッコつけるカラ松には真顔で「誰?」と返していた。
また、第4話Aパート「自立しよう」の扶養家族面接では、ポンコツな発言を繰り返すカラ松に対しチョロ松が「もう黙ってろカラ松!最悪、俺が養ってやるよ!!」と発言。
幼い頃と同様、どちらが兄でどちらが弟なのか、よく分からなくなるような二人の関係性がうかがえる。
5話Aでカラ松がチビ太に誘拐された際、呑気に構えていた兄弟たちの中で唯一チョロ松だけは事態を重く受け止め心配していた。
ただし、そのあと母親が梨をむいて持ってきた途端に誘拐の事などすっかり忘れて梨を堪能。
11話「プレゼント交換」では、カラ松のプレゼントを当てて号泣する一松に「残念だったね」と同情している。
六つ子の中では比較的この2人による支出面が多い描写が見受けられる。(サムネ絵のように、六つ子の中で「法被+鉢巻」を装備(購入)してるのはこの2人のみ。)
チョロ松は2話Bパートのアイドルになけなしの金をつぎ込む、10話のイヤ代に総額554800円程ボられる、といった具合。
一方のカラ松は明確に金額が提示されるケースが多く、4話Aのトト子グッズで「10万近く」、10話のイヤ代にイタい発言浴びせられ料として「79万」、11話の飲食店の請求で「86万」と、リアルでも引く程毟られている。
又、5話Aの兄弟内での借金リレーの内訳は、おそ松→一松→十四松→トド松と来て、最末端がカラ松である。よって借金額も相当在る模様。
13話C「事故?」にてチョロ松がおそ松のエロ本を拝借していることが発覚した際、さすがのカラ松も少し引いていた。ただ、おそ松曰く、カラ松含む他四人も同じことをしていたらしい。
18話Bの「逆襲のイヤミ」ではレース中に悠長にシャンプーをするカラ松にチョロ松が一松と共に妨害するアタックをかましていたり、カラ松が死亡した際にチョロ松が「よーし、これで二番のクズは死んだ!」と発言している。
19話C「チョロ松ライジング」では、チョロ松が「まずはフリーハグから始める」と宣言、一方その頃カラ松もフリーハグの看板を掲げて道端に立っていた。結局チョロ松はフリーハグを行わなかったためにこの件に関してはカラ松が兄らしく先行する形となった(結果はともかく…)。
またカラ松はモノローグで伝説の1話以来久々にチョロ松の名前を呼んだ(DVD特典回は除く)。
「神松」では冒頭の銭湯でチョロ松が「働く気はない」と発言した際にカラ松が「いつまでも誰かに養われたいか?」と問いかけるが、チョロ松は「いや、流石にそこまでは…」と回答した。
22話B「希望の星、トド松」では、いつもの調子でイタい行動を繰り広げカラ松が落とされた穴をチョロ松が一松と共にセメントで埋めながら、自分の世界に入り込みすぎて話が意味不明という感想を呟いていた。
23話B「ダヨーン族」では、上三人でダヨーンの体内に吸い込まれた際、カラ松がチョロ松にボケを投げ、チョロ松が突っ込んでいたり、嘔吐するチョロ松をカラ松が気遣ったり、ダヨーン軍団から逃げる最中一人コケたチョロ松へ「大丈夫かチョロ松!今助けるぞ!チョロ松~~‼」と口では優しいことを言いながら逃げていくカラ松に対し「じゃ止まれよクソ松~‼」とチョロ松が叫んでいた。なお、チョロ松がカラ松に対して明確に蔑称を使うのは初めてである。
ところで、カラ松はイベントなどで下戸設定が明らかになったが、チョロ松に関しては詳しく語られていなかった。しかしこの回ではおそ松直々に「相変わらず酒に弱い」と言われながら、ゲロを吐いているチョロ松。一方でカラ松は素面であった(居酒屋では飲んで同様に眠っていた)。飲み方の差異が垣間見えるかもしれない。
24話B「手紙」では、チョロ松の就職祝いの席で、カラ松がチョロ松の肩を抱き祝いの言葉をあげ、チョロ松はカラ松の顔が至近距離だったため青ざめながら「近い近い気持ち悪い!」と叫んだり、カラ松からのプレゼントのイタイタしい包装に引きつつ、ほしがっていたという橋本にゃーの財布を貰っていたり、それを見て「てっきり顔入りのクソタンクトップかと思った」というトド松に対し、「いや、似たようなのも…」などと言いながらカラ松の顔がプリントされたブリーフパンツを苦々しい表情で取り出したりしていた。
25話「おそまつさんでした」では、チョロ松がピッチャーに代わった場面でキャッチャーをカラ松が務め、やはり自分の世界に浸りつつサインを説明するカラ松にチョロ松が「わからん」と返したり、説明していないサインを送りチョロ松を戸惑わせたり、そのサインが何なのかを口に出して伝えようとしだすカラ松にチョロ松が突っ込んでいた。
ちなみに、スペシャル上映イベントで行われた質問コーナー(事前質問に対してスタッフが六つ子それぞれの答えを用意する)で、「無人島に1つだけ持っていくなら」という質問に対してカラ松とチョロ松は2人とも「心(カラ松は「美しい心」、チョロ松は「自分を保つための人間としての心」)」と回答していた。
またドラマCD「松野家のなんでもない感じ」第2巻「チョロプレックス」では、就職のことで悩むチョロ松がルックスのことで悩んでいると勘違いしたカラ松は、顔が変、服がダサいなどと悪気なく言い「お前僕のことそんな風に思ってたの!?」と全く気にしていなかったチョロ松がブチギレ、自分を貶した以上に褒めるよう強制。そしてトド松を呼ぶよう頼んだチョロ松がとった行動は…
そして満を持して始まったアニメ2期では、カラ松がチョロ松の名前を言うシーンが大幅に増えている。
2話Aパートでは、動画配信中にカラ松が「チョロ松も何かやれ」とチョロ松に一芸を催促した。
4話では父親が惚れ薬を入手した際に二人肩を組んで喜んでいた。
5話の「サマー仮面」ではサマー仮面に扮したカラ松がエアコンに抱きつくチョロ松を「11サマー」と評価した。また、「完全にサマーの暑さにやられてるじゃないか!」と兄弟達を嘆くカラ松に「いや、お前の頭の方だろ!」とチョロ松がツッコんだ所「ワオワオワオ!4000サマァァー!」とチョロ松を高評価し、チョロ松は「基準が分からない…」と戸惑った。
また、「今年こそは」ではサングラスの便利さに感心したチョロ松に「ガールズウォッチングにおいて最も大切は要素、それは安心だチョロ松」と説き、チョロ松は「勉強になります!」とカラ松に頭を下げた。また、長男にエラそうに言いつつも「興味がない」と自意識ライジングぶってナンパをしないチョロ松には流石のカラ松もイラついた様子。
6話ではチョロ松が持っていた貴重な親からの金を奪おうとする長男を押さえつけたカラ松が「行けチョロ松!ここは任せろ!」と頼もしく言い放った。
8話Aパートでは、ダヨーンに合成されてカラチョロスとなっていた。
9話Aパートでは、『兄弟であろうともっと気を遣っていこうキャンペーン』を発動して家の中をうろつく一松を見た際にカラ松が「何をやっているんだアレは!?」と発し、チョロ松は「監視してんだよ」と返し、カラ松は「監視!?」と驚いた。
10話Aパート「カラ松とブラザー」ではこの二人のやりとりがメインで話が進んでいた。兄弟たちからの頼み事を「自分は優しい男だから」と何でも引き受けてしまうカラ松だが、本当は兄弟たちを殺したいほど嫌なことをチョロ松に相談したり、チョロ松はそんなカラ松のことを「優しいというより気が小さい」と評しつつ相談に乗っていたが、最後に兄弟たちにカラ松の後釜にさせられ、救いを「優しいカラ松兄さん」と呼んで求めたにも関わらず裏切られていた。
11話「復讐のチビ太」では逃げる際一人コケたチョロ松を気にかける優しい言葉を叫びながらも逃げていく、という1期の「ダヨーン族」のデジャブのようなシーンが見られた。
12話Cパート「返すダス」ではカラ松とチョロ松が釣り堀で釣りをしている様子が見られたが、ダヨーンとデカパンの追いかけっこに巻き込まれて釣り糸が絡まってしまう。
14話「チョロ松事変」では、チョロ松の茶髪をクソダサいと空気を読まずに笑うおそ松に対してカラ松は「チョロ松というしっかり者が」「チョロ松はそんな男じゃない」とチョロ松をフォローしていた。だが、そのフォローがかえってチョロ松のメンタルを傷つけることに…。
15話「びん」では六つ子で協力する際にカラ松が蓋を開けようとするシーンで、勢いあまって肘鉄をチョロ松の顔面にくらわせてしまう。チョロ松は気絶し、カラ松は「チョロまァァーつ!」と叫んだ。
19話「バレンタインデー」では兄弟間でチョコを渡し合う際にカラ松がチョロ松にチョコを渡している。しかし、渡す際の台詞は「クソダサいセンスの弟がいて、自分に自身が持てるんだ」…と完全に悪口であり、後の乱闘の際にチョロ松からアッパーをくらって天井にめり込んだ。
呼称
今作では原則として弟から兄への呼称は「○○兄さん」というのが基本だが、チョロ松に関してはカラ松を呼び捨てにすることが多い。時々は「カラ松兄さん」とも口にする(アニメ初期、マンガ版おそ松さん、3.5話Bパート、8話Bパート、15話Cパート、2期第10話。10話では都合によって呼び分けていた。)
また、呼び捨てにされることをカラ松が気にしている素振りも今のところ見られない(ちなみにカラ松も兄のおそ松を呼び捨てにしている)。
※3.5話Bではトド松の「カラ松兄さん」という台詞に対してのツッコミなのでチョロ松本人の呼び方としてかどうかは微妙。
関連イラスト
関連タグ
一般向け
トリオタグ
十四松を入れる⇒保留組(素数松) トド松を入れる⇒カタカナ松
腐向けCPタグ
※以下のタグはBL松と併用すること