概要
威力の調整が可能で、人間を気絶させる程度に抑える事も可能。
2種類の特徴的なポーズを取るためか知名度が高く、しばしばパロディでも使われている。
命中精度が高いので、作中ではけん制や部位破壊で使用されることが多いが、決して威力が低いわけではなく、自分より巨大なUFOを難なく爆砕したり、ワイアール星人やダンカンなどを撃破している。
とはいえ如何せん見た目が地味だからか、平成シリーズに入って以降は決まり手としての役割をワイドショットに譲っている傾向にある。
『ULTRASEVENX』では寄生生命体ペジネラやメカ・グラキエスを跡形もなく吹き飛ばした。
『ウルトラマンメビウス』では、メビウスのメビウムシュートとの合体光線「エメリウムメビュームシュート」として放ちグローザムを粉みじんに消し飛ばした。
『ウルトラ銀河伝説』に至っては、体重2万5千tのエレキングを水平にぶっ飛ばして岸壁に叩き付け爆砕という凄まじい力を発揮していた。
他に使用できるキャラ
ウルトラマンギンガストリウムも使用可能。
息子のウルトラマンゼロも「エメリウムスラッシュ」として使用しており、ウルトラマンギンガビクトリーも使用する。
セブンとゼロの力を受け継いだオーブ・エメリウムスラッガーも「トリプルエメリウム光線」を、セブンとレオの力を持つジード・ソリッドバーニングも「エメリウムブーストビーム」として使用できる。
分類
Aタイプ
メイン画像の様に両手をチョキにして額に当てて発射。本編では多数の線が曲がりくねるように描写され、反磁力線とされる。エメリウムスラッガーのトリプルエメリウム光線は、エネルギーをチャージする際、最初にこのポーズをとる。
Bタイプ
腕を水平に曲げ、アイーンのポーズで放つ。本編では緑色または青色の直線に描写され、熱線とされる。ゼロが使うエメリウムスラッシュはこの構えで放つ。エメリウムスラッガーのトリプルエメリウム光線は、エネルギーをチャージする際、Aタイプのポーズの次にこのポーズをとる。
Cタイプ
腕組みで白色の光線を放ち、操られたウインダムの破壊光線を相殺した。
片手打ちタイプ
エメリウム熱線を低威力にして放つ。ビームランプに右手人差し指を当て、それを前に指差す事で発射される。人体内のダリーを爆発させずに倒した。
エメリウムスラッガーのトリプルエメリウム光線は、これに似たポーズ(右腕の拳を前に突き出す)と共に発射する。
違いますよ
ウルトラマンガイアのフォトンエッジはビームランプから放つ光線技ではない。
更なるバリエーション
バリエーションもいくつかあり、カナン星人によって操られてしまったウインダムを元に戻したエメリウム覚醒光線や、ウルトラマンAに出張出演した際に、超獣バクタリを元のバクに戻したエメリウム還元光線などがある。また、オニデビルの豆を食らって麻痺してしまったエースを回復させたりしている。
あまり触れたくはないが『ウルトラ6兄弟VS怪獣軍団』では発展技として、腕をバッテンに組んでエメリウム光線を(ウルトラマンのスペシウム光線、タロウのストリウム光線と同時に)撃つことで、ゴモラの結界を破る特殊な光線「ウルトラフラッシャー」を発動した。
余談
…全く関係ないはずなのに、なぜかドラゴンボールのチチも少女時代に使っていた。