リュウソウ族
りゅうそうぞく
概要
6500万年前に騎士竜と共にドルイドン族から地球を守ろうとした騎士達とその子孫の総称。この中から騎士として1人前と認められたものが伝説の剣・リュウソウケンを受け継ぎ、リュウソウジャーとなる資格を得る。
見た目は人間と変わらないが、高い身体能力を持ち寿命も人間より遥かに長い(リュウソウ族の中では若者のコウ達ですら200歳以上)。
コウたちの見た目、性格は人間の若者達とさほど変わらない事から、成長・発達・老化のスピードが遅いのかもしれない。
青木ヶ原樹海の中に村があり、周囲からは見えない様になっている。外部に存在を知られてはいけない掟があり侵入者は記憶を消して追い出す(その方法は「消飛記憶」と書かれた金属ハンマーで殴るという妙にリアルな物)。
そして劇中を見る限り、個々の『自立心』を尊ぶ精神性の民族でもある模様。
敬愛するマスター達が戦死しても悲嘆に沈まず前へと進む意志(第1話)を始めとして、マイナソーの苗床にされた人々は救うが彼ら個人の悩みには干渉せず自分の力で乗り越えるのを信じて見守るスタンスへそれが良く現れている。
また、海底に棲むリュウソウ族も存在している。
こちらはドルイドン族が宇宙に去った後、リュウソウ族の内の過激派が起こした、リュウソウ族同士の争いを避けるために一部が海底に移り住んだとされており、陸のリュウソウ族との確執は非常に根深い。
カナロとオトは幼い頃からモサレックスからその事を聞かされ続けて育ったらしい。
しかし、海のリュウソウ族は陸地と比べても極端に数が少なく、絶滅が危惧される状況である様子。
人物
陸のリュウソウ族
演:団時朗
リュウソウ族の里を治めている長老でドルイドン族や騎士竜の存在を伝えた。
第1話で里をマイナソーに破壊された後は、復興の為移動式のドネルケバブ店を開いて外界に出ており、第6話で再会したコウ、メルトを驚かせた。
マスター
コウ、メルト、アスナを強く鍛える為に彼らを指導していた師匠。
第1話でそれぞれコウ達を庇い消滅してしまうが、彼らのパワーがリュウソウルに宿り、神殿の力無しでもリュウソウジャーになることが可能となった。
恐らく、先代のリュウソウジャーと思われ、第1話では変身していた(ただし、リュウソウチェンジャーをしていなかった為、変身ツールは不明)。
演:黄川田将也
コウの師匠。厳格だが弟子への信頼は厚い。
タンクジョウの攻撃からコウをかばい死亡する。
演:渋江譲二
メルトの師匠。
ドラゴンマイナソーの火炎からメルトを守り焼死する。9話ではミミックマイナソーのワンダーランド内で幻影となってメルトの前に現れ、助力した。
演:沢井美優
アスナの師匠。
ブルー同様、ドラゴンマイナソーの火炎からアスナを守り焼死する。
バンバ達のマスター
バンバ・トワ兄弟のマスター。
2人の修行途中で失踪してしまった。
余談
- マスターレッド役の黄川田将也氏は仮面ライダーTheFirst及びTHE NEXT版の本郷猛及び実写版美少女戦士セーラームーンの古幡元基
- マスターブルー役の渋江譲二氏は仮面ライダー響鬼の威吹鬼及び実写版美少女戦士セーラームーンの地場衛 / タキシード仮面
- マスターピンク役の沢井美優氏は仮面ライダーウィザードの山本亜矢及び実写版美少女戦士セーラームーンの月野うさぎ / セーラームーン
を演じており、仮面ライダーシリーズ及び実写版セーラームーンのレギュラー出演者で固められている。
現時点でのレギュラー5人以外のリュウソウ族役は主役・ゲスト問わず複数の東映特撮作品に出演経験のあるキャストが選ばれており、
長老役の団時朗氏は特撮ファンの間では帰ってきたウルトラマンの郷秀樹が有名だが、忍風戦隊ハリケンジャーの霞一鬼などでライダーシリーズ以外の東映特撮作品に関わっている。
ちなみに実写版美少女戦士セーラームーンも東映制作であり、実写版・舞台版の出演者には特撮作品に出演したキャストが多い。
1作品だけならアスナ役の尾碕真花氏は仮面ライダージオウのゴースト編のミカ、バンバ役の岸田タツヤ氏は仮面ライダーウィザードの晴人の元チームメイトの和也を演じていた。