登戸駅
のぼりとえき
概要
かつては小田急ホーム側は商店街の中にあり非常に狭かったが、現在は平地になり再開発計画が進行中である。
競合路線である京王や東急と比べ沿線、特に下北沢〜新百合ヶ丘間の商業施設が少々見劣りするのが小田急のネックでもあったため、その充実に期待が集まっている(後述の快速急行停車駅に追加されたのはこの都市開発計画や武蔵小杉駅の急速な発展で南武線乗り換えが無視できないものになったほか、緩急接続の向上が大きく影響していると思われる)。
駅ナカを除けば周辺にある商業施設はカラオケの鉄人や居酒屋などが入居したビルが数棟とマクドナルド位で、あとは向ヶ丘遊園駅方面に商店が数店ある程度である。
小田急電鉄
2018年(平成30年)3月3日の完全複々線化に合わせて1番ホームの使用が開始された。これにより代々木上原の先から続いてきた小田原線の複々線区間が当駅までとなり、向ヶ丘遊園までは下り1線・上り2線となる。1番線はもともと駅周辺の商店街の土地の都合で整備ができなかったため、以前は下り列車の「渋滞」が日常的に起こっていた。
1番線整備に併せて新宿寄りに出口専用の北口改札も新設され、これによりラッシュ時の中央口改札への乗換客の集中が緩和された。
藤子・F・不二雄ミュージアムが近隣にあり、直通バスが発着するため「ドラえもん」「パーマン」の楽曲を接近メロディーとして使用している。2019年3月からは駅構内もドラえもんカラーに染まっている。なお、最寄駅は隣の向ヶ丘遊園駅。
テナントは地上にある「小田急マルシェ」で、日高屋や吉野家、ドトールコーヒーなどが入っている。
しかし、駅の機能が全て高架上に集中しているため降客側からだと死角気味。
駅構造
2面4線の高架駅(3F)。 各駅停車・急行の緩急接続のほか、急行の特急通過待ちも行われる。
準急は当駅から相模大野方面へ各駅に停車する。快速急行は2018年(平成30年)3月17日のダイヤ改正から停車駅へ格上げ。
高架駅でありながら乗り換え効率を考慮して改札も乗り換え用の通路も高架上に集中しているという珍しい構造の駅でもあり、南武線とは庇付きのペデストリアンデッキで繋がっている。
接近メロディー
乗り場 | 接近メロディー |
---|---|
2 | きてよパーマン |
3 | 夢をかなえてドラえもん |
JR東日本
快速列車の停車駅で、2017年(平成29年)3月4日ダイヤ改正から快速列車・各駅停車の緩急接続が行われる様になった。小田急線沿線から当駅乗り換えで川崎方面に向かう乗客が多い。
小田急同様に「ドラえもん」「パーマン」の楽曲を2016年9月3日より発車メロディーとして使用している(南武線の最寄は宿河原駅)。
小田急とは橋上駅舎から伸びるペデストリアンデッキで繋がっている。テナントは「味の食彩館のぼりと」だが、食品のみでなく文教堂も入居している。
hontoポイントが使用できるので駅の帰りに利用する際には非常に最適な場所となる。
多摩川方面の出口からは川崎市立多摩病院に続く歩行者用通路が整備されており、悪天候でも雨に濡れることなくアクセスが出来る。
発車メロディー
乗り場 | 発車メロディー |
---|---|
1 | ぼくドラえもん |
2 | きてよパーマン |
3 | ドラえもんのうた |
利用状況
利用状況推移表
事業者名 | 小田急電鉄 | JR東日本 | |
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年度 | 乗降人員 | 乗車人員 | 乗降人員 |
2008年(平成20年)度 | 147,118人 | 72,781人 | 145,562人 |
2009年(平成21年)度 | 148,492人 | 73,383人 | 146,766人 |
2010年(平成22年)度 | 151,662人 | 75,373人 | 150,746人 |
2011年(平成23年)度 | 152,326人 | 76,259人 | 152,518人 |
2012年(平成24年)度 | 156,372人 | 78,075人 | 156,150人 |
2013年(平成25年)度 | 160,413人 | 80,465人 | 160,930人 |
2014年(平成26年)度 | 159,445人 | 79,944人 | 159,888人 |
2015年(平成27年)度 | 161,548人 | 81,162人 | 162,324人 |
2016年(平成28年)度 | 162,422人 | 81,664人 | 163,328人 |
2017年(平成29年)度 | 162,582人 | 81,781人 | 163,562人 |
2018年(平成30年)度 | 167,383人 | 82,715人 | 165,430人 |