(2019年秋改変期以降の状況変化により今後内容が大幅変更される可能性があります)
(この編集者より/後継作の記事が作成されても今作に関連する内容であればにこちらのみ記載します)
注意
当記事では本作のファン以外も多く来る可能性がある事を考慮し(また「そういった内容を記載してはならない」等の規則もないため)、あまりファン向けでない内容も当然のように記載されています。そのため否定的内容も多く含まれいる可能性があります、ご注意ください。
また必要以上に仮想Wikipediaにする場ではないため、あちら以上に主観的・憶測的・専門的内容も書かれています。そのため、基本的な用語等を知りたいだけの方はこちらより先にWikipedia版を読む事を推奨します(当記事下部にリンク集がありますのでそこを利用してください)。
※関連タグに関して
ここたまタグのみを用いる場合、前作「ヒミツのここたま」も含まれるため、本作のみを取り扱うイラスト・小説を投稿する場合は「ひらけ!ここたま」タグの使用を推奨。
また「ここたま」には、「ここたま」シリーズ以外の意味もあるので注意。これについては当該タグにて。
概要
2018年6月7日に東京おもちゃショー2018で発表された「ここたま」の第2シリーズ(前作「かみさまみならい ヒミツのここたま」が前後期に分かれていたため実質は第3シリーズ)。
本作は女児向けのコンテンツとされている(前作よりその度合いは強くなった模様)。
コンテンツとしての一部設定・用語を引き継いでいる事を除きキャラクターは前作から一新されており、「桜町」という町を舞台に「フシギなカギ」を中心に物語が展開される。
作品名に「ここたま」とあり当然ここたまキャラも登場しているが、上記にもあるように一新された影響か最終話まで前作のここたまキャラは一切登場しておらず(その最終話に関しても特別出演扱いの模様)、事実上前作との世界観の繋がりはないような状態であった。
しかし「先代ここたまキャラは登場しない」等の公式言及はないため、見かけ上未登場なだけの状態であった。「契約者・ここたま関連」項も参照。
作風も変化しており、前作はシリアスな展開こそあったものの基本的には何でもありの日常物だったの対し、今作の主人公達は「桜町まもり隊」と称して人を幸せにすると出現する「ハッピースター」(以下★)を収集する事に邁進している。★を基本的に各回最低1つ出す事が目標となっており、集めた★は前作では見られなかった大規模なバンクシーン「キラキラハッピーシャワー」で活用される。
なお前作でも「ハッピー ハンター」を名乗るキャラクターが登場し、似たような活動をしていた。
作画も含め制作スタッフは前作と基本的に同じだが、人間キャラの画風は大幅に違っており前作よりもキャラが全体的に大人っぽく描かれている。例えば今作主人公であるはるかの学年は前作主人公と同じであるが、一部ではとても小学生に見えないという声も上がっているようである。見かけ上での身長差は作画が異なる事を考慮しても15cm近くとも言われており、実際最終話で2人が横並びになっている場面があるが本当にそれぐらいの差であった。
TVアニメ版
放送局・配信
前作の後を引き継ぐ形で同年9月6日からテレビ東京系列にて木曜17時55分-18時25分の時間帯で放送しているほか、中国放送では土曜4時50分-5時20分の時間帯で、仙台放送とテレビ静岡では土曜5時30分-6時の時間帯で、長野朝日放送では日曜5時20分-5時50分の時間帯で、そしてBSテレビ東京にて月曜17時29分-17時59分の時間帯において、それぞれ放送されている。福島テレビでも、仙台放送とテレビ静岡からは半月遅れながら30分早い時間帯にて放送されている。
動画配信サイトでは、「dアニメストア」「ニコニコ動画」等で最新話がTV初放映の次週火曜日から1週間無料で配信されている。テレビ東京管轄である「あにてれ」でも配信されているが、こちらは無料ではないので注意。
前作は2018年夏改変期前に完結しており、今作が開始するまでの約2ヶ月間は再放送+「みならいここたま道」(今作主人公であるリボンも登場するCパート)となっていた。「ここたま道」は当初DVD版に収録されるか不明かつ告知もなかったが、前作終盤の数巻に無事収録された。
2019年秋以降の展開
2019年秋改変期(もしくは直前)に新作「モノのかみさま ここたま」に変更され、TV放映から撤退されネット動画配信のみになった。新作紹介PV公開時からPVの最後に放映形態が表示されたのだが、TV放映がある等の旨が一切出ていない事からこの時点で撤退可能性が浮上していた。
お隣の作品群(リンクは枠内最終シリーズ)も秋より朝時間帯に移動となるため、木曜夕方枠はどちらも変更となる(その後のこの時間帯に関しては「上記以外の本作に関する事」項に記載)。
なおストーリー面では細かい伏線を少々残したものの、大筋部分は無事に完結している(中途半端な最期にはなっていない)。
しかしこのまま行くと結局この作品や後継と呼べる作品のように、人間キャラだけを変更したTV版のシリーズは出ないようで、そこに関しては残念な点といえる(決して今作否定ではなくあくまでそういった新作が制作されない点です)。
後者は同時に1話あたりの放映時間が縮小された(30→15分)が、そういった措置も施されないようである。
またこの作品の2019年春以降のように先代キャラの物語に戻すという方法もとらなかったようである。
ストーリー
小学5年生の女の子星ノ川はるかは、ある日大切にしていた桜リボンから生まれたモノの神様「ここたま」と出会う。名前はリボン。
はるかがリボンに触れたその時、目の前にフシギなカギが現れて…!?
ここたま達の間では「フシギなカギを手にした人間がここたまと出会う時、幸せの扉が開いて世界を救う」という伝説が!
果たして、はるかは、伝説のここたま契約者なのか…!?
フシギなカギでひらく、ここたま達とのヒミツの世界!
登場人物
「ひらけ!ここたまの登場人物」を参照。
CV(声優陣)についての基本的特徴は下記の件を除き以前とほぼ同じなため、前作の登場人物欄の同名の項を参照。
スタッフ
原案 - BANDAI
副監督 - 秋山朋子
シリーズ構成 - 土屋理敬
キャラクターデザイン原案 - 藤原ゆか
キャラクターデザイン - 大河しのぶ・東海林康和
音響プロデューサー - 西名武
音響監督 - 飯塚康一
音楽 - 伊藤賢・黒田賢一
音楽制作 - ランティス
アニメーションプロデューサー - 吉岡大輔
アニメーション制作 - OLM Team YOSHIOKA
監督 - 新田典生
製作 - テレビ東京・ここたま製作委員会
主題歌
オープニングテーマ
「ヒミツのカギ、ここたま!」(全話)
作詞 - 真崎エリカ / 作曲・編曲 - Dr.Lilcom / 歌 - 星ノ川はるか(高橋未奈美)・リボン(水瀬いのり)・ピロー(伊瀬茉莉也)・ちゃこ(岩井映美里)
- 最終話では普段のEDは流されず、この曲がED時間帯に流された。
エンディングテーマ
「ここたまさがそっ!み~つっけた♪」(第1話 - 第29話)
作詞 - 松井洋平 / 作曲・編曲 - 大竹智之 / 歌 - 正木郁
- 女児向け作品でありながら、この曲のボーカルは男性である(ちなみに名義見ただけでは性別分かりにくいかも)。
- 第40話以降では本編中にアイドルここたまであるマイン歌唱版が流される時あり。
「ここたまタウンでにっこにこ★」(第30話 - 第54話)
作詞 - 真崎エリカ / 作曲・編曲 - no my / 歌 - 正木郁・ERIKA
- PVでは曲序盤に本作のここたまキャラがほぼ全員描かれている映像が登場する。
- 第52話~第54話では、画面左側に公式によるイラスト募集の採用作品が投稿者絵の状態で掲載された。年齢は基本的に10歳前後以下だが、本人に考慮して名前は非公開とするが第53話では20歳が2人・第54話では28歳と30歳がおり、その人達とは別に第52話ではpixiv内中心人物のここたまキャラも採用されている。
契約者・ここたま関連
前作同様ここたまキャラは「契約者」と呼ばれる特別な人間以外(その契約者の親族・友達ですら)に見られると元の物に戻ってしまうという設定がある。そのためここキャラが「かくれたま」(タマゴのような形をしており、主に人間に見られないようする目的で使用)に隠れるという要素も引き続き取り入れられており、発売されているドールには卵型のカプセルが付属している。
なお主人公であるリボンは初回でかくれたまがカギに変化してしまったため、隠れることができずピンチに陥ることもある(第10話「パーンとポーンとパントニオ」など)。
今作では前作で登場したような「契約書」は登場せず、主人公であるはるかも「伝説のここたま契約者」と呼ばれている。またオルゴールが「ここたまキャッスル」(前作の「ここたまハウス」に相当)に変化するという都合上、前作初回で描かれた「ハウス作り」の要素は無くなっている。
作中本編での面(一部ネタバレ注意)
桜町まもり隊とここたまタウンの住人の活躍がメインのシナリオとなっている影響で、人間キャラの出番は比較的少なめと言える。前作において契約者の友人は男子(リンクはメインのキャラ)も含め5人程度いたが、今作は実質2人親 友しかいない状況であり、映っている・喋っている時間も非常に短い。
またこの影響でここたまキャラを抜き取る(人間キャラだけにする)と、女児向けアニメ感が薄い印象である。各話ごとに割とゲストキャラは用意されているが、丁度半分ぐらいが男性キャラ(案外女性キャラの割合が少なめ)である。上記の親友2人はさすがに女子だがこの2人の出番もあまり多くない。
ちなみに前作は今作より作風がどっちつかずな反面、女性キャラはもっと複数人(先述の通り主に主人公の友人)いた。
前作では、★の出現頻度は例の「ハッピーハンター」と名乗るキャラ達がメインで登場していた2016年度の回以外(というかこの頃も★の大半は上記ハンターによるもの)は不定期でかつたまにしか出現せず、時には数ヶ月出ない事もあった。
なおハンターの人間キャラ側(と後期に登場したもう1名)は今作ではまだ登場していない「もう1人のここたま契約者」ポジションだった。
2019年春改変期目前からはアンハッピネス要素として、「マイナスパワー」たる物が出現している。以降は「ここたま界」という異世界へ行った時を除くと約半数の回で出現しており、はるかの誕生日回(時期は7月序盤)でも出てきてしまっている。誕生日回の件に関してははるかの記事を参照(消えていた場合それでも知りたい人はお手数ですが履歴欄で)
第36話では桜町に異変をもたらすエネルギー源である事を数百年後からやって来たここたまキャラ・ニッキーによって明言され、それ以降は「マイナスパワー」に対抗するため他のここたまキャラ(後に第50話でその人数は最低100人と判明)を呼び込むという展開に突入した。
前作よりも人間の主人公(はるか)を呼び捨てするここたまキャラの割合が増えており、まもり隊のメイン6人は全て呼び捨てである。それ以外にも呼び捨てしなさそうなこのキャラやこのキャラ等も例外ではない。
もしかすると呼び捨てでないのはこのキャラだけかもしれない(呼び方は「はるか君」)。なお前作では主人公こそ呼び捨てだがちゃん付け等のここたまキャラがそれなりにいた。
現場での面
TVアニメ版のキャラクターデザインに「人間/ここたまキャラ」等の注釈はないため、どちらも上記2名が担当しているものと考えられる。
ここたまキャラ実質総入替えに関して、もしTVアニメ版のスタッフが前作と違ってたら新スタッフに「捨てた事にならない?」と感じられた可能性もある(特に指摘しそうな人の例としてはこの方とか)。何故かと言うとここたまのコンセプト定義は「物を大切する」であり、かつ物から生まれた生命体だからである。
勿論実際は総入替えでも捨てた事にはならないので、そんな認識は間違いであると注意したい。しかしそのせいで理由は違うけど人気低迷したかもしれないのも事実である(その理由は総評的内容項にある)。
今作開始時にかなりの数のここたまキャラが発表されたにも関わらず、その後も前作後期(2017年4月)以降並みの頻度、時間にして1ヶ月に1~2人といったペースで新しいここキャラが登場している。デザイン担当(多分バンダイ社員)にとってはかなり重労働状態かもしれないが、物語(特に2019年春改変期の回以降)の展開を考えると致し方ない点もある。
その影響か(先代のも含めて)ここたまキャラの種類が増えデザイン選定に難航してきたのか、今作も第3クールになった頃には前作のあるここキャラと少し似た姿なキャラ(先述キャラを黒くしたような容姿)も出現している。あくまでも似ているだけで意図(所謂コンパチ)ではないが、TVアニメ版でこのキャラのCVが前作でいうと先述キャラのボーイフレンドと呼べる者(CV名)となっており、デザインが完成した後に公式(特にTVアニメ版側)も似てる事に気付いたのかもしれない。
後に上記の通り最低100人を呼び込むという展開が繰り広げられているが、これ以降に登場したモブ格のここたまキャラ達は今まで以上に派手な容姿をしている。理由の1つは一部(ほぼ全部?)メンバーのデザインが公募から選ばれたものだからだと思われる。一般人だからか特徴付けるために派手に描く傾向があるのかもしれない。公募の内容に関しては登場人物欄の「公募ここたま」項を参照。
あとこれはある編集者の見解ではあるが、何というかこの企業(正確にはこの作品)に登場するキャラの雰囲気である。
声優陣
今作では何と主題歌欄にもあるようにあのチノやここたまとは違う神様の担当CVが出演している。深夜の作品ばかりなのに今作のキャスト欄、それも人外のここたまキャラで載る事になるとは(一応今作の1年前に追加メンバーでプリキュア出演を果たしている)。
その後も勢い(?)は続き、ゲストキャラに少し格は落ちるもののこんなネーム・春改変期前のレギュラー格追加ではアメリ(こちらもここたまキャラ)でこんなネームも。ただその代償なのかゲスト格以外でもCVの使い回しが多めであり、比較的出番の多いここたまキャラ等にも使い回しされている。
はるかの親友2人役のCVであるこの方とこの方があちこちで他のキャラになって出現(出演)しており、それも同時である事もしばしば。何の目的かは解らないが、公式は推してるのかもしれない。
ちなみに後者は前作の時点で本作出演済である。
アメリのCVは実質初めての人外役と言える(一応いるが妖精風のキャラなので実質人間)。
性別表記について
♂♀型にされている場合が多い(Wikipedia版でさえこちらである)が、本当は男女(もしくは○子)型で扱うべきである。ここたまは「神候補生」的な生物という設定になっているが、これに関しては偶然である(この場では「だから丁重に」という意味合いで述べていません)。真の理由は、この人外キャラ達等とは違いここたまキャラは言葉を話せる等の観点から、"本編中での扱いがほとんど人間同然だから" となる。
(少なくともこれ書いた編集者はそうしています)
おもちゃ・グッズ
玩具展開の主軸と言えるここたまドールは、今作におけるハウス商品である「ここたまキャッスル」や2019年4月発売の「まほうのたまご」によるここたまドールのおしゃべり遊びに対応する。そのため前作の物とは材質が変わり、サイズが少し大きくなっている(その影響なのか1種あたりの値段も以前より上がってしまっている)。
またリボンやはるかのドールにはアクセサリーが付属しており、対応したドールと付け替えて遊ぶことが可能となった。このような事情により、遊びの幅こそ広がったものの前作との互換性は完全に失う事になってしまった。
ちなみに「まほうのたまご」は形状がこの作品のこの玩具に似ている(勿論用途も作中での設定も全く異なるが)。
リボンのドールは劇中同様かくれたまが付属しておらず、代わりに「フシギなカギ」がセットになっている。リボンのかくれたまがカギになった経緯についてはこちらを参照。なお放映開始から1年近くになった2019年8月時点でもリボンのかくれたまはカギのままである。
前作に登場したここたまキャラで今作仕様のドールとしてラインナップされたのはラキたまとメロリーのみ。但し今作放映時に本編には登場しておらず、あくまで食玩にラインナップされただけである。
2019年秋以降については、8月末時点で今作で主要だった5人の新版ドールが登場する事が発表されており、それに加え前作メンバーも主人公宅に居候していたここたまキャラが登場するようである。今作の玩具との互換性があるかどうかは現時点では不明。
お隣アイカツとの現状・ひらけ編
(一部内容はあちらの同時期のシリーズにも記載しています/消えていた場合は履歴欄で確認してください)
(ヒミツ編はこちらの同じ名称の項に記載)
こちらの次回作も現時点では登場するのはレギュラー格のみだが、あちらの同時期のように「オンパレード」になる模様。
お隣の過去シリーズが更に前のシリーズと繋がっていたように、今作でも前作と繋がっている(この作品のように前作の未来・もしくはその逆とか)可能性もあり、実際繋がっていたようである。
向こうにもこのここたまキャラと同じ名前のキャラ(通称「ぺん様」)がおり、性別も同じである。ペンギンのキャラであり、主人公の家にいる(ちなみに店名も「ペンギンカフェ」である)。出番はこちらと同じで残念ながら(?)あまりない。
今作終盤に本編中で「モノのかみさま」のCMが流されるようになったが、秋改変期以降にあちらの新シリーズの中でも流される場合がある(但し放送局にもよるかもしれない=この編集者が見ている局では流されました)。
その新シリーズは土曜朝の放映であり、ライバル作と共に朝夕モノアイドル作が休日に放映される形となったが、BSではもっとすごい事に今作終了=本作終了の影響でこの2作が隣となった(移動してきたのはライバル作の方)。
(お互いに)前作時代は「ここカツ」と称してコラボしていた時期があったが、今作になってからは結局実質最後まで1度も実施しなかった。何かしても良かった気がするな・・・
(旧「現行シリーズの超絶改変」項部分は調整中/しばらくお待ちください)
総評的内容
(今後も大幅改変の可能性あり)
ファン以外も察してはいると思うが、もしそうなら恐らくその通りである。人気低迷したかもしれない原因・及びその後の規模縮小の原因はストーリーの出来が悪かったからではない(むしろ作品そのものは荒削りな部分こそあるが多分良作レベル)。可能性としては以下の事が考えられる。
今作終了後の規模縮小等
まず、結果的には今作での変貌ぶりが一番の原因なのかもしれない。しかしそれで片付けてしまうのは強引なので、当記事では敢えてできるだけこれ以外の理由を記載しています。
少子化しているから仕方ない、と言いたいところだがそこで指摘するべき点がある。本作はあまりに子供ウケ重視であるが故に、TV放映を辞めてしまったようである。しかしそこでこの企業あたりが子供以外に向けたグッズ展開で成功しているのを参考にしても良かったのではないか。つまり最終手段的に対象年齢を上げてみる等、別の方法も取らずに事実上消えていった。同じバンダイコンテンツでもお隣アイカツの方は終わるにしても、フィナーレとなっても良いような対策がされているのに対し、ここたまではこの体たらくである。
(アイカツの方は終わらせるつもりがない場合、この内容はアイカツに失礼かな? でもあくまでこちらに向けた事例として書いているだけなので怒らないでください)
何より今作を否定する訳ではないが、「秋以降の展開」欄の通り本作は理想の新作・つまり人間キャラのみを変更したシリーズをまだ制作していない。もしこのままコンテンツ縮小を通り越して終了してしまうのなら、運営会社が大企業バンダイである事や、本作自体のこれまでの実績から看過できる状況でないだろう。また今までのように子供ウケ重視でもこの事を実現されていればまだ問題はなかった。
もっとも人気低迷疑惑の理由も深読みしただけであり、子供達にすら第一印象の時点で子供じみている、ざっくり言うと「ダサい」と思われたという説もある。補足すると前作が開始したばかりの時代でも割とそう認識した子供は多かったのかもしれない。何故かと言うと最近の子供達は大人っぽい物を好む傾向にあるからである(アイカツもこの風潮に合わせているのか後発作ほど幼くないキャラ・作風である)。そして今作は変貌ぶりが激しいと散々語ったがそれは別視点であり、第一印象はむしろ前作と同等の子供っぽさである。つまり3年経過してもそこはほとんどそのままだったのだから、当然以前より「ダサい」と思われた可能性は上がっているのだ。
今作自体の評価的内容
制作陣にとってもファンにとっても今作のような変貌があっても人気維持する事が理想だったのだろう。しかしそれが実現できなかったからとかなり縮小した事に関しては、あまりにも強引と言わざるを得ない。
何より子供以外にも、"今作" はともかく "本作" は割と人気になった。そのためウェブで5分放映・ストーリーも正直子供以外お断りな内容では対応が不十分である。
いや、このバンダイの対応に関してこれ書いた編集者以外のファンの苦言は聞いてはいないが、満足もしているのかも解らないのは事実である(我慢しているだけかもしれないし、もしそうなら一度は問い合わせても良いかもしれない)。
ここたまキャラ入替えについても、やはり前作の・特に主要格メンバーあっての「ここたま」なので、実質全く出番なしはやり過ぎである(勿論バンダイにとってもやってみないと解らなかったのだろうが)。
前作が(失礼かもしれないけど奇跡的に)序盤から人気作となったのはコンセプトが好評だったというよりは、ここたまキャラに身近な存在感があったからなのだろう。今作は作品そのものはさる事ながら、ここたまキャラにもどうもその部分が薄かったのかもしれない。
あと当百科でのアクセス数も前作が年平均40000以上に対しこちらは放映が終わるまでに20000を超えるのがやっとであった。この結果から子供以外からの評価も芳しくないという事を意味するかもしれない。
その上2019/7/19時点でははるかの記事と約5000しか離れておらず、(今作内ではあるが)はるか人気の高さが伺えると言えなくもないが、かなり偏向な状況でもあった。但しその後は日々差が開き9月末では約8000となり、本意だと呼べる状態になって来ている。
ちなみに放映終了前にはこの編集者以外にもう1人よく編集しにくる方がいたが、放映終了後はこの方の編集が確認されていない。本作の規模縮小で冷めてしまったのだろうか?
上記以外の本作に関する事
木曜夕方枠の方はと言うと、お隣の枠と共に結構長い間女児向け物が牽引してきたが、秋からはどちらも非女児向け物の作品に変更され、あちらの枠ではアニメでなくなり、アニメである方はこのような枠名称となっている。
しかし従来木曜夕方作のファンからの興味はかなり薄い印象である。ちなみに他の曜日も秋からは夕方時間帯に女児向け物なしであり、かなり偏りが感じられる。なお普通は同じ曜日の同じ枠だから作品が変わってももう少し意識されて良い気がするが、当記事では詳細は省くがこの時間帯の変貌ぶりを考えるとファン側の心理の方が妥当と言える(でも改悪と言うのは今のテレ東には禁句なんだろうね)。
前作の舞台である町の全景が映し出される場面では海が見えていたが、今作の全景では海は見えなくなっている。またはるか達が通う学校は市街地にあるが、前作では何故かすごく標高のある位置に学校があった。
この百科では下部に表示されている編集内容を5文字以上打たないとプレビューすら不可となっているが、内容を考えるのが面倒なら「ここったま」と打つと良い。
(本家とは違った意味ではあるが)文字通りここでもこの用語は魔法と化すのかもしれない。
関連イラスト
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新番組予告
公式1話
関連タグ
- 主要:アニメ / 2018年秋アニメ / 玩具
- メーカー:バンダイ
- 属性:ファンタジー /神様(付喪神) / 人外 / 物 / 心 / 魂 / 卵 / 開く / 鍵
- クロスオーバー:ここたま×プリキュア / たまごピピック / ここたM@STER / ここたまごっち
- 別表記:ここたま(架空の神)
- サブタイトル一覧:ひらけ!ここたまのサブタイトル一覧
関連作品
- ヒミツのここたま:前番組。
- ベイブレードバースト、フューチャーカードバディファイト:同年に終了したテレビ東京系列のアニメシリーズ。→平成の終わり