概要
現在放送中の仮面ライダー・前作の仮面ライダーが競演するクロスオーバー作品『MOVIE大戦シリーズ』第2弾。『オーズ』としては最初の、『W』としては3本目にあたる劇場版作品。
TV版放送前に脚本が執筆されたため、オーズ陣営のキャラのブレが大きく、特にある怪人の死亡描写は後に色々突っ込まれることとなった。
なお、仮面ライダーバースは本作が初登場。
ストーリー
『仮面ライダースカル メッセージforダブル』
鳴海亜樹子は紆余曲折の末に芽生えた照井竜との愛を育み、結婚することに。だが、結婚式当日もアクセルに変身して戦おうとする竜に激怒。"仮面ライダー"自体に嫌気がさす。
途中、亜樹子はWが謎の怪人プテラノドンヤミーと戦う場面に遭遇。その怪人が所持していたメモリーメモリの力によって、亜樹子の意識は過去の風都へ飛ばされる。
過去の風都で起きた「最初のドーパント事件」を通して、亜樹子は父・鳴海荘吉の「ビギンズナイト」を知る。
『仮面ライダーオーズ ノブナガの欲望』
鎧を身にまとった織田信長のミイラが発見され、鴻上ファウンデーションは、セルメダルを用いた最先端技術で、織田信長をホムンクルスとして蘇生させた。
青年姿で蘇生したノブナガは記憶を失ったまま、鴻上生体研究所を脱走する。戦国武将の子孫を殺害して回る鎧武者怪人を追っていた火野映司は、その過程で偶然出会ったノブナガの面倒を見ることに。
無垢だったノブナガは図書館などで急速に現代の知識を学んでいき、アルバイトからとある会社の社員になると、比奈の先輩である明智よしのが出場するダンスオーディションの場で会社を乗っ取って社長にまで上り詰める…。
『MOVIE大戦CORE』
過去の仮面ライダーの苦しみ・悲しみといった偏った記憶を取り込んだメモリーメモリと、サソリ・カニ・エビの3枚のコアメダルが融合し、邪悪なエネルギー集合体・仮面ライダーコアが誕生した。
W・オーズは、全てを破壊し尽くそうとするその脅威を喰い止めるために、地球の中心である「核」に戦いの場を移し決戦を繰り広げる。
前→『仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE大戦2010』2009年
次→『仮面ライダー×仮面ライダー フォーゼ&オーズ MOVIE大戦MEGAMAX』2011年