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スカイリンクスの編集履歴

2020-07-06 23:14:45 バージョン

スカイリンクス

すかいりんくすこうくうただいまとうちゃく

『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー2010』に登場するキャラクター。

概要

CV戸谷公次

始祖鳥に変形するスペースシャトルと、ピューマ山猫)に変形するトランスポーターが合体した、巨体を誇るサイバトロンの星間輸送戦士。

それぞれが合体した状態だと恐竜のような姿に変わる。ただし、合体状態でもスペースシャトル側に由来する飛行能力は健在な為、恐竜と言うよりは有翼のドラゴンに見えなくもない。

外見に反して知能はかなり高く、一人称はなんと我輩で、自身をスカイリンクス航空と称している。また、粗暴で知能が低いダイノボット部隊とは、外見だけで混同されるのを激しく嫌う。

デストロンの巨重合体兵プレダキングライバルとし、交戦のたびに機転や運動性を活かして圧倒する事が多いかなりの実力者。

ちなみにテックスペックは


スカイリンクス力:10 知恵:8 速さ:10 耐久力:10 地位:9 勇気:10 火力:7 技能:8
プレダキング力:10 知恵:5 速さ:3 耐久力:9.5 地位:7.5 勇気:9.5 火力:9.5 技能:8
ウルトラマグナス力:9 知恵:9 速さ:6 耐久力:8 地位:8 勇気:9 火力:6 技能:8

と非常に高い数値でバランスよくまとまっている。


玩具

オメガスプリーム同様、元々はトイボックス社が発売していた玩具(商品の開発は旧トミー)であった為、放送当時は日本では未発売なままだった。しかしタカラトミー合併後、偶然にもトミー側が金型を保有していた事が判明し、トイボックス社の協力もあって2008年2月21日に復刻版として奇跡の日本発売が決まった。


シャトルの背部にあるハッチは開閉可能で、金メッキ加工された内部メカが収められている。

また、トランスポーターには電動走行・歩行ギミックがあり、底面のスイッチを切り替える事でビークル形態では車輪による走行、ピューマ(ダイノバード)形態では4足歩行を行い、車輪の角度を変えれば周回走行も可能。

また、旧版とは違いダイノバードの口腔内や窓枠等の細部にも彩色が施されている。


コンバイナーウォーズ

2015~2016年にアメリカで展開された合体戦士を主体とした玩具シリーズ『コンバイナーウォーズ』では、コンボイサイクロナスと同様にスクランブル合体能力を備えたスカイリンクスの玩具が販売された。合体形態の名前はスカイレイン

玩具化されたのは今回が2度目で、アニメ放送当時の玩具から約30年越しのリメイクとなる。

旧玩具とは異なり恐竜形態のみで、歩行ギミックもなくトランスポーターは分離できない。その代わりピューマの頭部は、スクランブル合体時の頭部という形でリスペクトされている。また、非公式ではあるもののパーツの位置を工夫して、ピューマ形態に見立てることは一応可能。


合体するメンバーは厳密に指定されていないが、パッケージ等によればハウンドトレイルブレイカーホイルジャックスモークスクリーンとの合体が基本となる。

IDWパブリッシングのアメコミでは、手足の担当はアダムスサンストリーカーサンダークラッカー、そして『ザ☆ヘッドマスターズ』が初出のスラッグスリンガーとなっている。


ユナイトウォリアーズ

国内展開版の『ユナイトウォリアーズ』では、より当時のアニメに近づけたカラーリングとなっており、手足担当組のうちスモークスクリーンがラチェットに変更され、名前も「特別災害救助防衛戦士リンクスマスター」に改められた。


メーカー直販サイトのタカラトミーモールにて連載されたwebコミックでは、破壊されたセイバートロン星復興の為の災害救助チームとして、スカイリンクスを筆頭とした前述の4名のサイバトロン戦士が、ベクターシグマからのリフォーマットを受けて合体可能なボディとして再構成された。

復興の兆しを見せたセイバートロン星を手中に収めるべく、来襲したグランドガルバトロンを相手に自らもリンクスマスターに合体し、フォースバリアやホログラム発生装置といった各々の特殊能力を活かして果敢に立ち向かった。


ちなみにこのチーム、『レジェンズ』のダイナザウラー収録回にて、ダイナザウラーが荒らした街を復興するべく、降り立つ姿(手足組はパラシュートで降下)が1コマだけ映っている。


トランスフォーマープライム

日本のTFファンには馴染みが無いが、『トランスフォーマープライム』の海外展開『プレダコン・ライジング』にも実は同名のキャラクターが登場する。ただし客演ではなく、TFにはよくある「名前だけ同じ別人」でしかない。

※以下、重大なネタバレ注意








スカイリンクスDarksteel and Skylynx

サイバトロン星の古生物「プレダコン」のクローンの一体として登場。鳥のような翼を持ったドラゴンに変形する。

最終決戦でオートボットに敗れて逃亡したショックウェーブスタースクリームがオートボットへの逆襲の為に製作した。

性格は粗暴で知性は低く、『2010』のスカイリンクスとはえらい違いである。

時を同じくして作られた「ダークスチール」と共に行動しているが、些細な事で喧嘩する様子からあまり仲が良いとは言えない。


サイバトロン星で物資調達中にウルトラマグナス・スモークスクリーンと遭遇して交戦し、ウルトラマグナスに重傷を負わせた。

だが、それを報告するや否やスタースクリームの怒りを買い、電流ロッドで折檻されてしまう。

その後、プレダキングの縄張りのボーンベッドで発掘中にメガトロンの肉体を乗っ取ったユニクロンと遭遇し、ダークスチールと共に面白半分で交戦するも返り討ちに遭い瞬殺される。


帰還するやいなやこの状況に驚いたプレダキングにユニクロンは何をしたかを告げるが、プレダキングは臆することなくユニクロンと戦う事を宣言。

彼らはそんなプレダキングを「ボス気取り」と見下すも、圧倒的な力の前に彼を「王」と認め、彼に従ってオートボットと共にテラーコン軍団と戦う。

大戦終了後は散々自分たちを虐げてきたスタースクリームへの報復のため、プレダキング・ダークスチールと共にダークマウントに襲撃した。


その顛末は長らく不明だったが、続編『アドベンチャー』の『マイクロンの章』で生存していたスタースクリームから、ダークマウント内で彼を追いかけているうちに偶然逃げ込まれだ武器庫の防衛システムを作動させられたことで、ダークスチール共々殺害されてしまったことが明かされた。

(しかしスタースクリームはこの一件を「自分が勇猛果敢に立ち向かいスカイリンクスたちを討ち取った」と誇張している。)


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