「だ〜れ〜が〜馬鹿力よッ!!」
「それは、あんたの都合でしょ……?こっちには、こっちの都合ってもんがあるんだよ!」
演:尾碕真花
概要
マスターピンクよりリュウソウケンを継承し、リュウソウピンクに変身する紅一点の戦士。
誰よりも食いしん坊(※)で天真爛漫な女の子。
コウやメルトとは幼馴染だが、厳密にはアスナは彼らより一足遅く村に連れてこられたとのこと。また、彼女が村に来たことにより、コウに仲間意識や優しさが芽生えたとメルトが語っている(実際にはアスナが来たという事実よりも、メルトが仲間としてアスナに接している姿をみて考えが変わった)。
※第9話でワンダーワールドに閉じ込められた際、今欲しい物として焼肉の食べ放題が出現。仲間の目など御構い無しで味わっていた。また、第10話では景品の「お菓子1年分」につられて輪投げに挑戦、龍井家の食卓では彼女だけご飯やたこ焼きの盛りが最初から多い。
素手でコウをそこそこ離れた岩壁まで吹き飛ばすレベルの怪力を持つが、この事については恥ずかしいと思っている。その為、周囲には怪力持ちであることをひた隠しにしようとするが、幼馴染のコウやメルトにはバレており、特にコウには頻繁にイジられている(その度にアスナに吹き飛ばされるのがお約束。)。
尤も必要な時にはその怪力を惜しみなく使うので、割り切りは出来ている。むしろ戦闘ではその場からあまり動かず、敵の攻撃をいなし怪力で押し返すカウンター戦法を好む他、ツヨソウルやムキムキソウル等のパワー系のリュウソウルをよく使い、紅一点ながら男顔負けで立ち回る漢女の素質を見せている。また、戦闘のみならず、精神力が誰よりも高い&男前であり、終盤ではエラスの夢の中にいた方が幸せだと感じたカナロやそれを聞いて意気消沈したメンバーを一喝した。
その反面、ピンチにも1番陥りやすい傾向があり、ヒロインっぽさも持ち合わせている。
※『男顔負けの戦いをする戦隊ピンク』は昨年より2年連続だが、あちらはどちらかと言うとおっぱいの付いたイケメンである。
時折、本人も意図せぬところで神がかり的な偶然を引き起こし、それが戦闘でも反撃のきっかけになったりしている。(メルト曰く「アスナは時々ミラクルを起こす」)
友情や家族愛など、人の情を大切にする性格。その為ワイズルーには、初対決の時点で卑怯なやり口に憤っていたが、第10話で人の苦悩を弄び嘲笑う様を目の当たりにして以来、人一倍嫌悪の感情を抱いている。
また、極度の音痴で村の祭りでは太鼓係だった。こらそこ、中の人(後述)の職業って何だっけとか言うな!!
師匠マスターピンクからは「弟子のなかでは「一番ダメな子」だったが、誰にも負けない強い心の持ち主」と評されている。
初期には家柄自体は高貴というキャラ設定があったが、現在に至るまで本編ではそのような描写はない。
首領であるエラス の思考を真っ先に否定し泣いたり
プリシャス との交戦時に「見えないの?あたし達のソウルが」と
喝を入れたりなど心の底から出会った人を大切にしている女性。
また、クレオン に往復ビンタされたこともある。
名前の由来は、「母なる大地=(earth)」と「また明日な」。しかし、第1話で無残にも「平和な明日」を奪われることになったので、特に後者には重い意味が込められたネーミングである。
最終決戦を終えて
最終話では戦いが終わった後、「みんなが帰ってくる場所」として故郷の里に学校を作り、
マスター達から教わった事を子供達に伝えている。
その学校にカナロが入り浸っていること自体はともかく、
勝手に恋愛学を教えたりする点にはお冠なようで、
カナロの気持ちには全く気付いていない模様。
服装
白シャツに茶色いコルセットと同色の手甲を着用し、その外にピンク色の羽織を着ている。下は茶色の短パンとロングブーツ、黒いニーハイソックスであり、全体的に茶色の割合が多い。両耳にイヤリングを着用している。
演者について
ルパンイエローの工藤遥氏は元モーニング娘。のメンバーであるため
引き続き元アイドルによる戦隊ヒロイン起用となった。また、
戦隊ヒロインとしては初の2000年代生まれでもある。
ちなみにルパンイエローとリュウソウピンクはどちらも下園愛弓氏が
担当し、見事演じ切った。
尾碕氏は2018年12月に放送された仮面ライダージオウのゴースト編でミカ役で出演しており、キャストが発表された当日に驚いた特撮ファンも多かった。ちなみにバンバ役の岸田タツヤ氏も仮面ライダーウィザードにゲスト出演している。
関連タグ
アスナ(SAO):女剣士で名前も同じキャラクター繋がり。中の人も過去に恐竜戦隊に顔出しでも出演していた。また「アスナ」という名前は、ウルトラマンシリーズと仮面ライダーシリーズでは既出である。
アスナ(ポケモン):同名のキャラクター繋がり。人やポケモンの情を大切にする熱血ジムリーダー。元四天王の孫と言う事から育ちも良い(はず)。
メイ、樹らんる、アミィ結月:歴代恐竜スーパー戦隊のヒロインたち。紅一点でもあり、ピンク戦士たちとは育ちが良いお嬢様という点が共通しており、らんるとは活発な性格で初期は3人の戦隊という点が共通している。
他にもアミィとは家柄とは裏腹に天真爛漫な部分やメンバーには知られたくない恥ずかしい部分があることも共通している。
ラミレス、福井優子:アンキロサウルスモチーフの戦士に変身する人物。アスナと同じく怪力の持ち主。
間宮菜月:戦隊の元祖怪力女子。
宇佐見ヨーコ:オツムが残念な紅一点キャラ。
大治小夜:演者が同じくライダーに出たことがある。
シンケンイエロー:リュウソウピンクやルパンイエローと同じく
演者も元アイドル(アイドリング)。
シンケンピンク:朴璐美氏が演じた敵キャラと激戦を繰り広げた。
ヒロインで同じピンク同士。
泉比奈:怪力の持ち主であるライダーヒロイン。
相田マナ:前の恐竜モチーフ戦隊と同時期に放送されたニチアサの音痴繋がり。こっちは優等生キャラ。
剛田武:「怪力+音痴」の国民的なキャラクター。
イズ(仮面ライダーゼロワン):30分前のヒロイン。演じる鶴嶋乃愛氏とアスナ役の尾碕氏は同じ高知県出身。