モデルとなった大日本帝国海軍の駆逐艦については「卯月(駆逐艦)」を参照。
図鑑データ
「やったぁ! でたっぴょん! 卯月でっす! うーちゃんって呼ばれてまっす!」
概要にぃ~、敬礼!ぴょん!
2014年1月末のアップデートで弥生と共に追加された睦月型駆逐艦4番艦。「卯≒兎」ということなのか、イメージカラーが桃色で語尾が「~ぴょん」という、かなりクセの強い性格の持ち主でもある。
睦月型最大レア艦娘(過去形)
同時実装となった弥生とは異なり、建造による入手は不可。この為3-1以降の海域でのボスドロップが主な入手手段となっている。
2016年現在までに確認できている限り、3-4、4-4、5-1、5-3、5-4、2-5のボス戦でS勝利するとドロップ入手可能とされているが、このうち3-4はボスに到達すること自体が難しく、4-4、5-3はボスには到達しやすいが編成にflagship潜水艦が混じっている事が多い為、S勝利は難しい。
また5-1も道中でflagshipの戦艦か潜水艦と交戦する必要がある為、事故で大破撤退を強いられる可能性があり、加えてボスにもflagship潜水艦が混じっている場合がある。このようにいずれの海域においても入手のハードルは高めである。
一方、2014年2月26日のアップデートで実装された5-4だが、こちらはボス戦に潜水艦は出てこない上、装備品の「ドラム缶」と編成次第でボスへのルートが固定になり、さらに厄介な道中敵も少ない事から、現状では最も楽な発掘ポイントであると言える(5-4のボス戦ではA勝利でもドロップ出来たという報告もある)。
第2期に入り5-4の編成制限が強くなり、軽量編成だと夜戦マスの連戦だったり編成が重くなると空母ヲ級flagship・戦艦タ級flagshipがいるマスを踏まされる等、周回は基本的に向かない海域に変貌している。
また実装されてからこれまでに2回、4月(卯月)記念という触れ込みで期間限定ながらドロップ可能な海域が拡大されており、1度目となる2014年3月28日のアップデートでは2-2ボスや3-3ボスなどで、2度目となる2016年4月1日のアップデートでは明石と共に1-5や3-5で、それぞれドロップが確認されている。
この記念の影響があるのかは定かではないが艦これアーケードでは通常建造が可能になっている。(当然実装された2017年4月は建造率上昇及びドロップ海域が拡大された)
3度目となる「春のとめどもない期間限定邂逅」が2018年4月6日のアップデートより開催中。期間は5月のメンテ時までの予定で、邂逅出来る海域は以前と同じだがドロップするマスが増えているようである。(1-5だと道中マスでもドロップする等)
更に2020年3月27日にから開催された「とめどもなく春!「卯月」の季節です!」においては「鎮守府海域 1-1~1-6」までドロップ海域が拡大。特に1-1はキラ付けに行けばほぼ毎回卯月がドロップするレベルで邂逅。しかも限定邂逅が終了した筈の5月20日以降も1-6でのドロップ報告は見られる。
この為現状入手難易度は可也低下していると言える。
なお、2016年8月12日から開催されたイベント「迎撃!第二次マレー沖海戦」では睦月型六番艦である水無月が実装された。長らく入手はイベント海域限定だったが2018年11月16日に開放された「7-2.タウイタウイ泊地沖」第2ゲージボスマスからドロップ入手が可能になった。
第2期以降卯月がドロップする海域は一部周回容易ではなくなった海域もあるが代わりに此れまで周回難易度が高かった海域での戦果稼ぎ編成が生み出された為、寧ろ入手難易度は下がっており、7-2-2でしか現状入手出来ない水無月と比較するとレア度では水無月に軍配が上がる(そんな水無月も連続でドロップしたりする為個人によって体感難易度は異なる)
よよよぉ?史実はうーちゃんの得意の分野だぴょん! しれいかぁ~ん~、逃がさないっぴょ~ん!
下記のようなハイテンションでうざかわ系キャラではあるが、これでも第三十駆逐隊の看板を背負い続けた歴戦の駆逐艦という、侮りがたい肩書を持っている。
就役時は第三十駆逐隊編成時に編入されるが、開戦時は第二十三駆逐隊に移籍していた。
その後第二十三駆逐隊の解隊に伴い、如月の喪失を補うべく再編入され、以後第三十駆逐隊の事実上の壊滅に至るまで、その看板を守り続けた。
また、睦月・如月・弥生の3隻が1942年9月までに相次いで戦没した為、以降は睦月型は書類上で「卯月型」と改称されている。つまり同艦型の“二代目”長女でもある。
1942年に、中発動艇(あきつ丸が持ってくる「大発動艇」を一回り小型化したもの)を運用する為に艦尾がスロープ状になる改造を睦月型の中で唯一受けている。また、対空防御を強化し、輸送駆逐艦として改装された経歴もある。
最期は1944年12月12日、レイテ沖海戦での敗北後も続けられた、レイテ島への増援輸送作戦「第九次多号作戦」の輸送船団の護衛中、レイテ島西岸のオルモック湾で、魚雷艇からの雷撃2発を受けて沈没。末妹の夕月も12時間後に敵航空機からの爆撃で後を追うように沈没、これを以て睦月型駆逐艦は全滅となった。
睦月型姉妹や同隊に所属していた新神風型・峯風型達の最期を間近で感じながら、夕月と共に「最後の睦月型」として戦い続けたその生き様は、まぎれもなく【歴戦の勇者】と呼ぶに相応しいものだろう。
性能、開始するぴょん!
性能は一般的な睦月型。低燃費低性能であり、遠征艦隊に最も適している。
ただし、改造可能レベルは25と、他の睦月型に比べて高く設定されている。
改造後の装備は25mm連装機銃・25mm三連装機銃・13号対空電探となっているが、これは史実で主砲の一部を撤去し、対空装備を強化したのを再現したもの。
(卯月は睦月型の中では最終艦の夕月(『艦これ』未実装)に次いで長く生き延びており、対空装備の強化が行われた)
ステータスでも対空値が他の睦月型よりも高い代わりに、火力が低くなっている(駆逐艦としては最低値)。
この火力は駆逐艦より小型である海防艦の誰よりも低く、海防艦の中で火力が低い占守改と福江改の【35】にに負けている。その為睦月型の主な任務となる遠征の為のキラ付けも覚束無い場面も出てくる。
現在は「12.7cm単装後期型」の☆7以上の装備ボーナスと水上電探とのシナジーボーナス、「12cm単装砲改二」の装備ボーナスと水上電探とのシナジーボーナスである程度は補える用になっているが、どちらも基本火力は「+1」のままで「12.7cm単装後期型」が神風型や睦月型、海防艦に由良改二と鬼怒改二と、「12cm単装砲改二」が神風型・睦月型・占守型・択捉型と装備ボーナスおよび水上電探とのシナジーボーナスが得られる艦の範囲が狭いく改修をしても恩恵を受けてる艦が少ない為、作成するにしても優先度が低くなってしまう問題がある。
容姿の本当のチカラぁ!えぇい!
緋色のクセのある髪に緋色の瞳。髪先は兎のアクセサリーで纏められており、他にも右側頭部に皐月以降の睦月型と同じ三日月のアクセサリーや一房だけ縛った部分やアホ毛が散見される。
艤装も睦月、如月と同デザインだが、こちらは弥生と一緒で単装砲が腕にマウントするタイプだったり、背負っている煙突に桜の花(卯月=4月でいえば山桜)が飾られていたりと微妙な違いがある。
ちなみに桜全般の花言葉は「精神の美」「優美な女性」。山桜ではこれに「あなたに微笑む」「純潔」「高尚」「淡白」「美麗」がつく。
2014年2月14日のアップデートで改造後の中破時のイラストが差し替えられ、弥生同様胸にさらしを巻いているのを確認できるほか、縞パンを穿いている事も確認できる。
改造後のイラストは通常の立ち絵でも、セーラー服の襟に加古のヘアピンと思われる装飾が追加されている。
これは、史実で撃沈された加古の乗員を救助したエピソードが元になっていると思われ、後に加古改二が実装された際には加古が前髪を降ろすという絵師同士の連携が話題となった。
期間限定グラフィック
2016年2月10日のアップデートで弥生共々「バレンタインmode」が実装された。
2021年2月8日には艦これアーケードにも実装されている。
2017年9月29日のアップデートでは、「秋の秋刀魚祭りmode」が実装。
「さんま」とデカデカと書かれたTシャツに、瑞雲祭りを思わせる法被を羽織った井出立ちとなっている。
フトモモには魚雷に代わってダブル探照灯を装備。
本人いわく、「特に意味は無いぴょん、ファッションぴょん」とのことである。
なお、公式造船絵師いわく
「自分のサークルでクソT作ってるくらいだからさんまTが自分デザインでない訳がないのだ…かわいいだろさんまデザイン…」
性格でぇす!びしっ!
明るく常におちゃらけたハイテンションな元気っ子。
語尾に「ぴょん」とついたり一人称が「うーちゃん」だったりとなにかと兎をイメージしている。
その元気いっぱいな姿はハイテンションを通り越して躁の気でもあるのかと疑うくらいちょっと暴走気味。
同時に実装された弥生が物静かで真面目なのもあって対照的である。
その弥生とはコンビで描かれる率が高く、卯月のハイテンションや悪戯に翻弄される弥生の姿がよく見られる。
因みに「うーちゃん」と呼ばれていると自称しているが、実際にそう呼んでいるのは松風と有明の2隻だけ。
しかも有明は「うーちゃん先輩」と呼んでいる為そう呼びように卯月が圧力をかけてる疑惑も存在する。
提督のことはかなり気に入っているらしく、放置時には「司令かぁ~ん、遊んでくれないと~、つまらないぴょーん……ぷっぷくぷー!」とふくれるなど子供っぽい。お触りに関してはくすぐられたと勘違いしており、逆にくすぐり返そうと提督に襲いかかる。
だが、轟沈時には最期まで提督を気遣う優しい心も持ち合わせているようだ。
前述の通り彼女は非常に入手が困難なので、間違っても轟沈などさせないように。
上述に有るとおり彼女は睦月型の2代目の長女(卯月型)となったのだが、ゲーム内では徹底してその事には触れず事ある度に「睦月型の本当のチカラぁ!」「これが睦月型真の力でっす!」と「睦月型」を強調している。
彼女にとって姉達の戦没は決して望んだ結果ではなく、艦娘となった今、同じ歴史を繰り返して欲しくないといった彼女の願いが込められているのかもしれない。
春の「卯月祭り」
2016年4月1日のアップデートで「家具『卯月』祭り」として、卯月製作と思われる机、窓、掛け軸、床が家具屋にて販売された。
なお、「卯月の机」のぬいぐるみはクリックすると「おつかれぴょん♪」と喋り、掛け軸はクリックするとカタカタ揺れた後にずり落ち、その後に引き上げられ、掛け軸の文字通り「うっそぴょーん」と喋るという「うーちゃんの心づくしのギミック」がついているというこだわり様である。
関連イラストでぇ~す! がんばるぴょん!
やはりというか、うさぎなうーちゃんも描かれていたり。
関連タグに報告ぴょん
長月(艦隊これくしょん)、天霧(艦隊これくしょん)・・・江戸っ子つながり(IHIの前身・石川島造船で生を受けた)。
漣(艦隊これくしょん)、巻雲(艦隊これくしょん)・・・ウサギつながり&ピンクつながりだが、この2人は本物のウサギを連れている。またモチーフ元が2代目である点も共通する。