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一条薫の編集履歴

2021-02-18 01:36:20 バージョン

一条薫

いちじょうかおる

「仮面ライダークウガ」に登場する刑事。

演:葛山信吾


概要

1974年4月18日生まれの25歳→26歳。血液型はAB型名古屋市出身(第16話では名古屋弁を話すシーンもある)。

長野県警警備課に所属する刑事で、クウガの正体を知る人物の一人であり、五代雄介の良きパートナー。本作のもう一人の主人公である。


長野県九郎ヶ岳の遺跡発掘現場で起きた事件を追ううちに未確認生命体に遭遇し、広域指定された同種の事件を集中的に扱うために警視庁内に設置された「未確認生命体合同捜査本部」に派遣された。階級は警部補(現実では25歳で警部補になるのはノンキャリアでは不可能なので、キャリアか準キャリアの警察庁採用かと思われる)。


飄々とした五代とは対照的に冷静沈着で堅い性格だが、決して非情ではなく内に秘めるものは熱い。警察官としての「正義」の在り方、理想の為ならば己や私情を犠牲にする事も厭わない。そうした現実に苦悩しながらも警察としての正義を全うしようとする姿は、椿に「不器用な男」と評されている。

当初は民間人である五代を戦いに巻き込むまいと「中途半端はするな」と遠ざけようとしていたが、第2話での戦いを経た後、第4話にて、彼が自身と同じく自分より他者を優先させる性格であることを理解し、「中途半端はしない」という彼の意志を汲んでトライチェイサー2000を提供(後の第6話では「(自分が)止めても(五代は)止められない」と悟ったからであるとも明かしている)。以降彼と強い友情で結ばれていくことになる。

五代のことは当初はフルネームで呼んでいたが、物語が進むにつれ(特にメ・ギノガ・デ戦以降は)「五代」と呼ぶことが多くなった。


めったに笑わない性格とされており、たまに笑みをこぼすと周りから驚かれる。 警視庁に派遣後、独り身でありながら(態度が変わったのか)周囲には「彼女ができた」と思われており、特に杉田守道にはよくからかわれていた(一条も当初は否定こそしていたが、回を重ねるにつれ誤解を解くのを諦めていた節がある)。

母親は看護師で、名古屋西市民病院に勤務している。時折心配するような言葉を吐くなど親孝行な一面もある。

父親は同じく警察官であったが、薫の10歳の誕生日に殉職している(増水した川に転落した人々を助けるために犠牲となった。上述した「中途半端はするな」も亡き父の言葉である)。父を尊敬する思いから警察官の道を選んだとのこと。

そのため誕生日には決してプレゼントを受け取らないようにしており、可能な限り母の元に会いに向かうことにしている。

常時(ライジング)ペガサス&タイタンフォーム説

作中どころか仮面ライダーシリーズ内でも1,2を争う射撃の名手でもあり、高性能ライフルコルトパイソンなどを使いこなし、普通の人なら死んでいる筈のグロンギの攻撃を受けても骨折程度で済んでいる描写がある。以下

ズ・グムン・バを揺れるヘリコプター車内から狙撃し、頭部に命中させる-1話

グムンの爪攻撃を寸前でかわす(しかも狭いヘリコプター内)

空を飛ぶズ・ゴオマ・グを狙撃し、総て命中させる-2話

ズ・ゴオマ・グの攻撃で昏倒、肋骨を三本折って病院送りにされる程度で済む-2話

教会で蝋燭の火が自身のコートに燃え移るも火傷した描写が無い-2話

ズ・ゴオマ・グラ・バルバ・デの会話を聞く最中、携帯電話でばれてしまい、ゴオマに壁に叩きつけられるも、痛がる程度で済む―3話

ズ・バヅー・バが持ち上げた車の下敷きになるも、僅かな空間を利用して逃げる―6話

メ・バヂス・バグゼパを狙撃―7話

ズ・ザイン・ダをおびき寄せるため大型トラックに乗り込み、首を絞められるも無傷-12話

メ・ビラン・ギをおびき寄せるためモーターボートに乗り込み、川に転落するも無傷-14話

(なお、俳優の葛山慎吾氏は川の水を飲んでしまい、下痢になった裏話がある。)

狭い路地でメ・ギノガ・デを狙撃-18話

メ・ギノガ・デの胞子を浴び、ガスマスクをつける警察官が苦しむ中、ガスマスクが無い状態であるにもかかわらず杉田守道桜井剛と共に無傷-18話

ヘリコプターからクウガのいるビルに向かって拳銃を投げる―25話

バイクに乗るクウガとすれ違いざまに車中から拳銃を渡す―26話

ゴ・ベミウ・ギの鞭を狙撃―28話

クウガに羽交い絞めにされたゴ・ガメゴ・レの指にはめられた指輪を全て撃ち落とす―30話

時速400km/hで走るバギブソンに乗るゴ・バダー・バを狙撃―32話

瞬間移動するゴ・ジャラジ・ダの気配に桜井剛と共に気付く。

ラ・バルバ・デの攻撃で大怪我を負って病院に搬送されるも(椿による点滴と「睡眠剤」の名目で与えられた薬剤があったとはいえ)数時間程度で車を運転可能なほどに回復-38,39話

その後ゴオマ究極体のパンチを受けるが痛がり起き上がれない程度で済む―39話

数十メートル離れたゴ・バベル・ダに筋肉弛緩弾を狙撃し命中させる―42話

ダグバの気配に気付く―42話

拳銃を持って逃げる立てこもり犯人の拳銃だけを狙撃―43話

ラ・ドルド・グバグンダダを狙撃―45話

その際ドルドに反撃され、鉄塔から突き落とされそうになるも、片手一本で命拾いする―45話

ゴ・ガドル・バに殴られ階段から落ちている最中に銃で反撃

さらに数m下のスケートリンク場まで突き落とされるが痛がる程度-46話

と、冷静に考えると常人離れした不死身ぶりを発揮している…ただし、彼はあくまで生身の人間である。

だが前述の通り携帯をマナーモードにすることは苦手。張り込み中に鳴ってしまい、存在が知られてしまったこともある。


劇中一貫して五代を支え続けたが、彼の意志を完全に肯定できている訳ではなく、グロンギとの戦いを一民間人に過ぎない彼に依存してしまっていることには申し訳なさを感じ続けている。そしてその分身体を張って出来る限りのサポートに徹することを決めている。第39話では「あいつが、俺と別れられる日が一日でも早く来ればいいと思ってる。…気ままな冒険が、あいつには一番似合う…」と椿に本心を吐露している。


バラのタトゥの女」ことラ・バルバ・デとは何かと因縁がある。

人類側で直接対話したのは一条だけである。最終的には自らの手で銃弾を打ち込み彼女を倒した(その際生死は不明だったが…)。


守人#48 空我


そしてン・ダグバ・ゼバとの最後の戦いに赴こうとする五代に対し、「こんな寄り道はさせたくなかった。君には、冒険だけしていて欲しかった」とこれまで抱え込んできた思いを本人の前で初めて打ち明け、五代の最後の変身を見届けた。


ダグバが倒された後は長野県警に戻っていった。


そして、13年後

クウガがダグバを倒してから13年後を描いた『小説仮面ライダークウガ』では、実質的な主人公として登場。

本作ではTV版では描かれなかった亡き父とのエピソード、なぜ警察官を目指したかについてより深く描かれており、一条ファンには必見の内容となっている。


伝説は、


余談

本作本編に登場する仮面ライダーはクウガのみであるため、二次創作における他平成作とのクロスオーバー作品では、2号ライダーポジションに宛がわれることが多い。


関連タグ

仮面ライダークウガ 五代雄介 ラ・バルバ・デ

杉田守道 桜井剛 笹山望見 榎田ひかり 椿秀一 松倉貞夫

八代藍 -ディケイドでの似たポジションの刑事


仮面ライダーシリーズの警察官(捜査官)キャラクター

滝和也 氷川誠 須藤雅史 鈴木一哉 照井竜 泉信吾 大門凛子 泊進ノ介

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