「経費削減」「過去の番組のリメイク、或いは続編制作を行う場合の宣伝」「新番組の前作を放送」「昼間の空白枠や制作中止中の穴埋め」「強力な裏番組への回避」などの理由で行われる。
概要
基本的にはかつて放送されたものと同じ内容なのだが、スポンサーや放送局が違うために編集されたり、放送禁止用語等があったために再放送した際に不自然に無音になったり(「現在では好ましくない表現が含まれますが、作品のオリジナルを尊重してそのまま放送します、ご了承ください。」などのテロップを入れて放送する事もある)、アニメなら作画ミスなどが修正されたり、BGMが変更されたり、CMなどが違ったり...等があるため全く同じ物になるとは限らない場合もある。
果てには再放送なのに新作を放送したりする例もあるので侮れない。
ちなみに、2020年の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による新作ドラマの製作中止中に数多くのドラマが再放送され好評を得ている。
水曜どうでしょうや戦国鍋TVのように、当時のプレゼントキャンペーンなどもそのまま放送される場合もあるのだが、締め切りを過ぎているので応募しても無効なので注意されたし。
イレギュラーな事例
最終話で別ルートへ変化し、続編(steins;gate0)に続く展開にした。
再放送の際には黄金戦士ゴールドライタンとタイトルが変更となる。
再放送の際、少年篇等のように区切りが追加された。
アニメ版が途中で休止、再放送を挟んでの続行となったが、作品内容的にスケジュールではなく倫理関係のチェックで延期になったと思われる。
テレ玉などで唐突に始まった平成ライダーの再放送では劇場版のCMが入る事があった。当然のことだが上映期間は終了しているため、当時の映像としてアーカイブの意味合いもあるのだろう。
以下、TOKYOMXで再放送されたテレビアニメの事例を踏まえて説明をする。民放よりもあらゆる事例をフォローしている為である。
なお、TOKYOMXでも追悼特番と言う事例は少ない。
唐突な再放送
これに関しては、UHF局ではよくある事である。その為、TOKYOMXに限った話ではない。
しかし、TOKYOMXではこの唐突な再放送を行った始まりの作品がある。土6での放送翌週タイミングで再放送された妖奇士である。後にこの作品の再放送でMBS→TOKYOMXの再放送を確立させた原点と言えるだろう。
放送局を変えての再放送
稀に本来と違う放送局が再放送を行う事がある。唐突な再放送とは別の事例と言う事で扱う。
こちらに該当するのはNHKで再放送されたラブライブ!及びラブライブ!サンシャイン!!、アニガサキ、テレビ東京のガールズ&パンツァー、IDOLY PRIDE
が該当する。
(リアルタイム放送時、ガルパンは茨城エリアで視聴できる手段が少なかったため)
複数要因が絡むような再放送もあり、TOKYOMXでの新幹線変形ロボ_シンカリオン_THE_ANIMATIONのような事例も存在するが……こう言ったケースはイレギュラーと言えるだろう。
劇場版・2期連動型
おそらく、一番多いであろう事例である。
2018年に絞ってもゴールデンカムイ、steins;gate0の放送に連動したsteins;gate、劇場版公開を記念しての終物語、幼女戦記等……。特殊ケースでは、ニチアサで再放送された銀河英雄伝説も劇場版連動と言えるかもしれない。
連動再放送の中には、そのまま2期へ突入する物もあり、上述ケースのゴールデンカムイやTHEビッグオーなども該当する。
Blu-rayBOXリリース記念
デジモン、ミスター味っ子、ボンバーマンジェッターズ等が第1話のみ放送と言う仕様で再放送された事があるのだが、これはBlu-rayBOX発売を記念しての再放送である。
UHF局では前例のないケースだが、TOKYOMXでは新番組枠の枠を埋めるために別の再放送を入れるケースも存在する。過去にはこれと類似のケースでは通販番組を入れていた。
パチンコ新作連動
ブルーレイ以外の事例としては、パチンコの新台がリリースされる事での再放送もある。
2020年にはTOKYOMX以外のUHF局で唐突な再放送が始まった新世紀エヴァンゲリオンは、ある意味でも複数要素が絡む事例だが。
(後にエヴァはテレビ朝日でも放送された)
他枠の都合上
稀に他番組のスケジュール等の関係で、別番組が再放送されるケースも存在する。中には、あえて副音声を入れたバージョンにするケースも存在し、ナイツ&マジックでは1話放送後に1話再放送と見せかけたスペシャル番組を放送した。
2018年にはゴールデンカムイ(2期)とゴブリンスレイヤーが最終話を直前に前話の再放送から最終話へつなげる再放送を行っている。
2019年のBang_Dream!2nd Season第1話の毎日再放送は、正にコレの典型事例と言えるだろう。
2021年でも憂国のモリアーティで最終回と直前話の連続放送が行われる。
副音声あり
普通であればBlu-ray特典等でやるような仕様なのだが、近年では普通に放送される場合も出てきている。2018年にはソラとウミのアイダが1話限定で原作者のオーディオコメンタリーが入った。2019年には荒野のコトブキ飛行隊がオーディオコメンタリーありの再放送も行われている。
潔癖男子!青山くんでは本来であれば副音声となるようなトークパートが主音声と言う逆転発想をやったのだが……。
副音声あり再放送はTOKYOMXに限った話ではなく、テレビ東京でもブラッククローバーの傑作選(出演声優によるオーディオコメンタリー)やポケットモンスターアンコール(英語版の音声)で行っていた。
ループ再放送
こちらに関しては複合要素も絡んでくるのだが、特にブシロード関係で多い。
カードファイト!ヴァンガード、ミルキィホームズ辺りが常連だったが、近年ではBang_Dream!とD4DJもこちらの仲間入りをしているような気配もする。
ブシロード以外では、2作品同時に別時間帯で再放送をしているプリキュアシリーズ、劇場版連動も絡んでいるがラブライブ!及びラブライブ!サンシャイン!!も含まれるかもしれない。
リテイク版
こちらはHDリマスターやリテイク版と言う扱いで再放送が行われる。ただし、このケースは滅多に行われない。TOKYOMXでもろんぐらいだぁす!がリテイク版をニチアサ枠で再放送をした事がある。
スケジュールの関係
リテイクとは別に、本来の放送枠で完結しなかった作品が再放送されるケースもある。理由は様々なので、ここでは敢えて割愛する。
アズールレーンのようなケースもあれば、劇場版が延期と言う事となってTV版が急きょ再放送という流れになったユーリ!!!onICEと色々とある。