シーダ
しーだ
曖昧さ回避
- 任天堂発売のゲーム『ファイアーエムブレム』シリーズの登場人物。 本項で解説。
- 天王寺きつねの漫画『ヱデンズボゥイ』の登場人物。
- シミュレーションRPGサモンナイト5の登場人物 → シーダ・アフラーン
- 『ウルトラマン超闘士激伝』第3部のラスボス。 →究極魔神シーダ
- 西修の漫画『魔入りました!入間くん』の登場人物。
概要
『暗黒竜と光の剣(FC/SFC)』『紋章の謎(SFC)』 およびそのリメイク版である『新・暗黒竜と光の剣(DS)』『新・紋章の謎(DS)』 に登場。
またコラボ作品『幻影異聞録♯FE』にも同名のキャラクターが登場する。
アカネイア大陸の東方に位置する小さな島国タリスの王女。庶民的で優しく真っすぐな性格の持ち主で、物語のヒロイン。主人公であるアリティアの王子マルスが14歳の時にタリスに亡命したことで知り合った。
幼少の頃に当時ノルダの奴隷剣闘士だったオグマを救い、以後彼はタリスの傭兵となる。
父・モスティン王の旧友であるグルニアの将軍ロレンスとも面識があるなど交友関係は幅広い様子。立場上は王族だが、DSリメイク版では余った食材からシチューを作るなど家庭的な面も覗かせる。
本編ではタリスの猟師カシムにお金を工面するなど、困っている人を放っておけないタイプのようだ。
初期クラスはシリーズを通してペガサスナイトで統一。
FC・SFC版では飛竜の鞭を使用してドラゴンナイトへ昇格できる。DSリメイク版ではマスタープルフで前作同様ドラゴンナイトへ昇格するほか、天空の鞭で新たにファルコンナイトへ昇格できるようになった。
OVAでは、第一話でマルスと休日を過ごす場面が描かれる。お姫様抱っこされたり、一緒に楽しく休日を過ごす「一人の女の子」としての彼女を観ることができる。また夕食時には、髪型をポニーテールに変えてエプロン姿を披露したが、マルスは少々事情がありシーダの手料理を食べることができなかった。
第1部・暗黒戦争編(暗黒竜と光の剣)
タリス王国とアリティア王国は友好関係にあり、アリティアがドルーア帝国の襲撃で滅ぼされた際生き延びた幼いマルスとその兵士たちはシーダの父・モスティン王によってタリスに匿われていた。
2年が経ち、彼女の住むタリス城が海賊に襲撃される。これを受けてシーダが救援を求めマルス達のもとへ駆けつけるところから物語が始まる。やがてマルスがドルーア帝国の打倒を目指して兵を挙げると、彼女も愛するマルスのために参戦する。
ユニット性能
ステータスの傾向としては速さが非常に高く安定して2回攻撃が可能である一方でやや非力で打たれ弱く、弓兵の接近には注意したい。
成長率は力以外は平均〜それ以上であり割と守備も伸びてくれるが力の成長率が守備と同じ20%しかないため、とにかく力が伸び悩む。
DSリメイク版ではレイピアと同じソシアル・アーマー特効を持つ専用武器ウイングスピアの実装で強化されており、事実上女性ロードの立ち位置も担う事となる。
『新・暗黒竜』では兵種変更の影響で全キャラクターの成長率が落とされているが、シーダはSFC版の時点でも絶望的に伸びにくかった力の成長率がさらに低下して10%になり、HPの成長率も力と同じ10%に落とされてしまった。魔道士系にしてしまうと、最大HPが全然伸びないうえ力の成長率が0%になるため縛りプレイ以外では変更してはいけない。
『新・紋章の謎』では落とされた成長率が戻された事に加え、兵種変更にアーマーナイト系が加わった事で弱点であるHP・力・守備を伸ばしやすくなり使い勝手が向上。ジェネラルにすると速さの成長率にプラス補正が入らないがシーダは速さの基本成長率がとても高いので気にならない。と、いうか基本であるペガサスナイトだと速さの成長率が100%なので早々にカンストして成長が無駄になるので使って行くなら即座にアーマーナイトにした方が成長が無駄にならず良い。
シーダの説得で仲間になる人物
可憐な容姿と心優しい性格で人を惹きつける不思議な魅力を持ち、本編では味方獲得の役割を担う。
ストレートな言葉と巧みな交渉術(?)で、敵側のユニットを次々と仲間に引き入れる。
シーダをユニットとして育てていない場合はこちらが本業となる。
以下の敵兵ユニットは、彼女で話しかけると味方(自軍ユニット)になる。
暗黒竜と光の剣(FC版) | カシム ナバール ロジャー ジェイク ロレンス |
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紋章の謎第1部・暗黒戦争編(SFC版) | カシム ナバール ロレンス |
紋章の謎第2部・英雄戦争編(SFC版) | サムトー |
新・暗黒竜と光の剣(DS版) | カシム ナバール ロジャー ジェイク ロレンス |
新・紋章の謎(DS版) | サムトー ロジャー ジェイク |
「その剣で私を好きなようにして」「あなたは愛を信じますか」など天然か否か分からない説得台詞はシリーズファンの間で有名。作中で多くの男性キャラを説き伏せていることから、かつては「魔性のナンパ師」「愛の伝道師」「一流ヘッドハンター」などと称されていた。
他のシリーズ作品
ファイアーエムブレムヒーローズ
タリスの王女 シーダ
「わたしはタリスの王女シーダ。
あっ、こう見えても
天馬騎士でもあるの。」
属性 | 赤 |
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兵種 | 剣/飛行 |
武器 | アーマーキラー+→ウイングソード(専用)(重装/騎馬特効) |
補助 | 速さの応援 |
パッシブA | 飛燕の一撃3 |
パッシブC | 飛盾の鼓舞 |
おなじみペガサスナイトの通常Ver。武器は原作の槍と違い剣。
ファンには有名な「あなたは愛を信じますか?」の台詞も早見氏の声でしっかり喋ってくれる。
能力としては原作再現か、速さと魔防に特化しており攻撃と守備は低め。
当初の武器は重装特効の「アーマーキラー+」だったのだが、低めの攻撃や守備が祟って他の剣飛行キャラと比べるとやや使いづらいキャラだった。後のアップデートを経てリメイク版の専用武器ウイングスピアの剣バージョンといえる「ウイングソード」を獲得。ウイングスピアと同じ騎馬・重装へのダブル特効を得た上、武器の威力も改善されたため、前よりグッと使いやすくなった。さらに武器錬成で柔剣効果を追加することができ、奥義を連発できるようになる。ただし錬成には貴重な神錬の雫が必要になるため、場合によっては低コストなアーマーキラーを錬成して使うのも手。
また、本人は初期スキルで奥義を持っていないので何かしらの継承が必要。回転率の良い月虹か高い魔防を活かせる氷蒼がお勧め。
ダブル特効や魔防の高さなど、得意な相手が明確なキャラなので戦わせる相手をよく選ぶことで真価を発揮するキャラである。
2020年10月では神装英雄に選ばれる。ニフル王国をモチーフにした衣装を纏った。しかもその前はマルスも神装化と連続で実装された。偶然なのか…?
タリスの花嫁 シーダ
「わたしはタリスの王女シーダ。
いつか、このドレスが似合う
素敵な花嫁になれたらなって…」
属性 | 青 |
---|---|
兵種 | 魔法/歩行 |
武器 | 聖なるブーケ+ |
奥義 | 氷蒼 |
パッシブA | 攻撃魔防2 |
パッシブC | 速さの鼓舞3 |
2017年6月、ジューンブライドにちなんだ花嫁姿で登場。
ステータス傾向は通常と同じ。武器の聖なるブーケ+は錬成可能。
火力でいうとステータス傾向が近しい比較対象のリンダやデューテ、ルーテに見劣りするため、何かしらの差別化運用が求められる。
翌年の同イベントではマルスの花婿版が登場したため、結婚式衣装での共演が実現した。
辺境の国の幼王女 シーダ
「わたし、タリスのシーダといいます。
知らないことばかりで...
いろいろ教えてくださいね。」
属性 | 赤 |
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兵種 | 剣/飛行 |
武器 | フェザーソード(専用)(剣/槍/斧/無属性弓/重装特効) |
奥義 | 月虹 |
A | 遠距離反撃 |
B | 愛を信じますか?(専用) |
C | 攻撃の相互鼓舞 |
2020年4月に登場した超英雄で約三年ぶりの登場。今回は幼少期の姿で登場し通常版同様に剣を所持。
専用武器「フェザーソード」は攻撃3に加えてなんとヒーローズで最多の剣/槍/斧/無属性弓/重装の数多くの特効持ち。さらに敵の剣/槍/斧/無属性弓/重装のどちらかが攻撃された時か自分のHPが75%以下だと先制攻撃の複数の待ち伏せ効果付きである。遠距離反撃を所持しているので対応の幅がかなり広い。
専用Bスキル「愛を信じますか?」は敵のHPが満タンか攻撃された時は戦闘中、攻撃守備-5にさせる。通常版のシーダとは違い受けに徹した構成になっている。
ただ弱点はかなり多い。まず魔法/杖/暗器/属性弓/竜/重装以外の獣には武器スキルがあまり発揮しなくなる。この場合だと従来の待ち伏せ効果だけしか発動しなくなる。高火力のラインハルトやリシテアにはとくに注意。飛行特効の弱点もあり、無属性弓で有利になっても伝承クロムや水着リン、イグレーヌやミドリコなどの属性付きの弓だと呆気なく倒されてしまう事も。待ち伏せ効果を消す聖印の不動の姿勢にも警戒が必要で使う場合は相手のユニットをよく見て行動すると良い。
浜辺に咲く花々 シーダ
属性 | 緑 |
---|---|
兵種 | 斧/騎馬 |
武器 | 波舞うイルカの斧(剣/槍/斧/無属性弓/重装特効)(専用) |
補助 | 一喝+ |
A | 攻撃速さの機先4 |
B | 怒涛・再起3 |
C | 恐慌の幻煙3 |
2021年7月に登場した水着の超英雄。なんとヒーローズのプルメリアと共に双界英雄として実装。ハロウィンチキ以来となる紋章からの双界英雄。
幼少期とステータスを比べるとHPが僅かに上がっただけでさほど変化はない。
専用武器は自分から攻撃するか周囲二マス以内に味方がいると戦闘中、全ステータス+5。行動終了時、二マス移動出来る再移動持ち。さらには幼少期シーダが持っていたフェザーソードにある剣/槍/斧/無属性弓/重装特効の複数特効持ちと全く同じ。
新登場した「怒涛・再起3」は自分から攻撃した時、自分の追撃不可を無効かつ戦闘後、HPが10回復する。まさにヒットアンドアウェイ戦法を得意とする。
双界効果は出典作品(紋章の謎・ヒーローズ)の味方に攻撃速さ+4。そして周囲二マス以内に最もHPの高い行動済みである出典作品の味方に再行動する。これはプルメリアの効果なのだろうか。
弱点は幼少期にあった魔法/杖/暗器/属性弓/竜/重装以外の獣には武器スキルがあまり発揮しなくなるのも共通。待ち伏せや戦闘中のデバフが消えているので幼少期のように先制攻撃はない。属性相性と火力のある総選挙リシテアや伝承リリーナには天敵となる。騎馬特効も含まれるので要注意。
余談だが声優が13作品目の伝説の朝の戦士の組み合わせとしても話題となっている(一人ニフル王女がハブられているが…)。
ファイアーエムブレム無双
暗黒竜の代表の1人として登場。
クラスはペガサスナイト→ファルコンナイト。
武器は槍で、クラスチェンジすると杖が使える。
飛行ユニットゆえに移動力が非常に高い。攻撃は広範囲の敵を巻き込むようなものが多く、移動から攻撃にそのまま移行できるのも特徴的。
強1は周囲の敵を巻き込みながら上空へ突き上げる技で、攻撃をすることで溜まる専用のゲージが残っている間は、空中攻撃を出し続けることができ強敵のスタンゲージを削るのに有効。
やはり弓が弱点なのでアーチャーには細心の注意を払いたい。アーチャーは攻撃範囲が広く多段ヒットする攻撃を持つので、不用意に近づけてしまうとあっという間にやられてしまう。敵にアーチャーがいる場合は、先に他のキャラで片づけておくと安心して戦える。覚醒奥義では自分と同じ姿をした2人の幻影兵を召喚し、擬似的なトライアングルアタックを再現している。
当初は専用武器なしかつ他のペガサスナイトとモーションが同じという事もあって、優先されるような性能ではなかったのだが、DLC第2弾の配信に伴って評価が一変、専用武器のウイングスピアは全武器中唯一特効を二つ持ち、更に汎用枠で特攻を一つ装備可能、ゼロとミネルバが登場し、二人のスキル「滅殺(低確率で必殺の一撃・連撃の威力を激増させる)」と「アイオテの盾(特効無効)」が登場と、ペガサスナイトのため移動力はトップクラス、特攻三つ持ちかつ弓も無効、幸運が高いため滅殺発動率も高いと一気に最上位のキャラへと躍り出た。
モーションは同じペガサスナイトであるティアモやヒノカと同じ。彼女たちとは専用の掛け合いがある。二人と絆会話を発生させ、同時に出撃すると覚醒奥義の幻影兵がティアモとヒノカに変わる演出に変わる。
DLC第2弾では追加衣装としてヒーローズの「タリスの花嫁 シーダ」の衣装が追加された。
スピリッツで登場。重要人物かつヒロインなだけあってランクはLEGEND級。憑依されているのはシーダと適任のファイターがいなかったのかルキナ(赤)になっている。お供として当然マルス(白)もいる。
強風のギミックがあり、羽ばたきを意識していると思われる。またペガサスナイトは守備が低いステータスを再現するように軽量化の状態で戦う。