「月面の塵と消えろ…コアチャイルド!!」
概要
超新星によって変貌したサジタリウス・ゾディアーツのキャストオフもとい究極進化形態。
超新星の発動後、燃え盛る太陽をバックに全身の装甲が弾け飛ぶ形で変化するその様は、ヴィランでありながらヒーロー顔負けのカッコよさを誇る。
人型の馬(=ケンタウロス)のような姿に変化して体色も赤くなっているのが特徴。
ただでさえ強い(最強形態のライダー2人を相手に互角どころか大苦戦させた)サジタリウスが更なるパワーアップを果たしただけにその力は凄まじいが、ダークネビュラを開いている間、攻撃力がゼロになる点は変わっていない。
主な攻撃手段は、通常時と同様にコズミックエナジーを収束した矢を放つだけでなく、全身に太陽のようなコズミックエナジーを纏い、自身を「矢」としての飛び蹴りを放つことが可能で、特にこのキック攻撃は通常時では破れなかったコアスイッチのバリアを破る程の威力を誇る。
他作品では
仮面ライダー生誕45周年記念としてYoutubeにて配信中の『仮面ライダーゴースト 伝説!ライダーの魂』のフォーゼ編にも登場する(前話となる第3章で台詞はないが、カメオ出演している)。声は当時と同じく鶴見辰吾が担当する。
劇中ではスペクターと対峙し、彼の事を「自分と同じ、目的の為に手段を選ばない孤高の存在」と評している。
最終的にフォーゼ魂の力で倒されるものの、倒される直前に「それでいい 人との絆が、人を強くする…!!」と、本編の最終回を踏まえたかのような台詞を残している。
『スーパーヒーロー大戦GP』では何があったのかショッカーの幹部として登場。こちらも今までのお祭り作品のゾディアーツ同様、イマジンやオルフェノクのような単なるモンスターとして描かれている。今までのライダーがショッカーライダーとして登場する本作に於いて通常時の姿ではなく、ライダーに似たこの姿で登場している辺り、ショッカーの悪意が感じられるところだ。
終盤では仮面ライダーゼロノス・ゼロフォームと戦い、彼のスプレンデッドエンドで倒された。これはゼロノスのモチーフである夏の大三角と同じく、射手座が夏の夜空に輝く星座である事と、未来の桜井侑斗の恋人となる野上愛理の経営するカフェの店名が『ミルクディッパー』(射手座を構成する南斗六星の事)から来たネタだと思われる。ついでに言うと未来の桜井侑斗は天文学者でもあったりする。
また、中の人ネタからか橘朔也の変身した仮面ライダーギャレンにぶん殴られている。更にライダーレボリューションではギャレンとの掛け合い(通常態との掛け合い)を見る事ができ、そっくりさんが従順な態度を取っていたのに対し、やたら反抗的な態度を取られていた。
余談
通常時の頭が馬の頭蓋骨をモチーフとしていたのに対し、こちらの形態の頭部がバッタモチーフになっている理由は、おそらくスカルマンの企画が仮面ライダーの企画へと変わったことに対するオマージュと思われる。
サジタリウス・ノヴァが射手座のモデルとされるケンタウロスではなく、ライダーに似た姿をしているのはもしかしたら、ケンタウロス⇨馬⇨高速の乗り物⇨バイク⇨ライダーという連想から来たのかもしれない。
関連タグ
シナンジュ、ネオ・ジオング:コンパチヒーローシリーズで共演しているボスユニット仲間。赤いボディ、カースト制度の頂点がモチーフ(シナンジュは間接的だが)という共通点がある。
超神光龍サジットヴルム・ノヴァ/超龍騎神グラン・サジット・ノヴァ:射手座と超新星の力が融合した強化形態というコンセプト。
ちなみに同TCGのコラボでサジタリウス・ゾディアーツやサジタリウス・ノヴァのカードも存在するため、サジタリウス・ゾディアーツから超神光龍サジットヴルム・ノヴァを煌臨することも可能。
エンター・ユナイト、ピエーロ:同時期のニチアサ作品におけるラスボス。
恐竜グリード→サジタリウス・ノヴァ→グレムリン(進化体)