スキンヘッド

すきんへっど

頭髪を全て剃り上げたスタイル。海外での使用は控えるべき言葉の一つ。

概要

髪を剃り上げて、髪の毛が1本も生えていないかのようにしたヘア（？）スタイル。スペルは「skinhead」。髪の毛が伸びてくるとスキンヘッドというより刈上げた坊主頭に近くなる。

直訳すると「皮膚頭」という意味不明な言葉になるが、これは誤訳されたものが定着したのが原因で、それゆえに海外では違う意味を指す。

英語においても剃髪した頭を指すのは間違いではないものの、現在では「剃髪または丸刈りがトレードマークな反体制派の別名」という政治色の強い単語になっている。

当初は反体制の象徴として左派にも採用されていたが、ネオナチが特に好んでこのスタイルを採用したため、現在では極右・排外主義者・人種差別主義者のシンボルとして広く通用している。なので、欧米で"I am skinhead."などと言ってしまえば排外主義的な思想を持っている者だと思われてしまうので要注意。

政治の世界でなくとも、脱毛症・がん・白血病といった難病の薬の副作用などが原因で髪を失っている人もおり、このような頭は"shaven head"(剃り上げた頭)または"bald head"(禿げ頭)と呼ばなくてはならない。中高年ならともかく、若者が丸刈りにすると過激思想の持ち主と誤解される場合があり、丸刈りにするのは避けた方がよい。