ピクシブ百科事典は2023年6月13日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

みどり(特急)の編集履歴

2022-01-25 12:27:11 バージョン

みどり(特急)

みどり

JR九州の特急列車。ここでは姉妹列車「ハウステンボス」や1975年まで運行していた旧「みどり」についても解説する。

概要

JR九州博多駅佐世保駅鹿児島本線長崎本線佐世保線経由で運行する特急。ここでは最終的に新大阪駅大阪駅岡山駅大分駅宮崎駅間を1975年まで運行していた旧「みどり」や「ハウステンボス」などの姉妹列車についても述べる。

関西~九州間特急「みどり」


九州島内特急「みどり」

  • 1976年7月、長崎本線・佐世保線電化により気動車急行「弓張」の一部を格上げし小倉駅・博多駅~佐世保駅間の485系電車特急として誕生。同時期に誕生した長崎駅へ向かう「かもめ」とは肥前山口駅で分割併結を行った。
  • 1986年11月、「かもめ」との併結を解消
  • 1988年3月、「かもめ」との併結が一部の列車で復活。
  • 1992年3月、「ハウステンボス」との併結を開始。
  • 2000年3月、783系に置き換え。
  • 2011年3月、「かもめ」との併結を再度解消。

「みどり」と「かもめ」は電車特急初の多層建て列車であり一時期は「ハウステンボス」との三層建てだった。

現在「みどり」は1時間に1本運行されており、「かもめ」とあわせて博多~佐賀(肥前山口)間は1時間に3本の特急が走っている。

2000年以来、南福岡電車区所属の783系が用いられ8両編成では、博多寄り4両が「みどり」、早岐寄り4両が「ハウステンボス」となる。「みどり」は早岐駅でスイッチバックを行う。


2022年1月現在、西九州新幹線開業後のみどりの動向については公式発表はされていないものの、同新幹線開業に合わせて佐世保線の高速化(地上設備の整備、振り子形車両(885系?)の投入)を行うこととされており、一部列車の車両置換え等が見込まれる。


オランダ村特急とハウステンボス

  • 1988年長崎オランダ村PR用臨時特急としてキハ183系1000番台を新造し「みどり」と全く同じ博多駅~佐世保間を「オランダ村特急」として運転開始。
  • 1992年、この年に開業したテーマパークのハウステンボスへ向かう乗客を輸送する列車として「ハウステンボス」が運転開始。博多駅~早岐駅間を「みどり」と併結し、早岐駅から大村線に入りハウステンボス駅へ向かう。この関連で前述の「オランダ村特急」が廃止。

レジャー目的の列車のためのみの運行や臨時列車が多い。

九十九島みどり・有田陶器市みどり

「九十九島みどり」は2000年代初頭に「みどり」を「九十九島」に改称する市民運動が起こったのが誕生のきっかけ。現在では「有田陶器市みどり」以外の臨時みどりが「九十九島みどり」と称して運行している。

「有田陶器市みどり」は元々は「有田陶器市号」の名で運行されていた臨時特急。2010年から現行の名前になる。どちらも定期「みどり」と違い吉塚駅発着の便がある。

「赤いみどり」

1990年代に入るとJR九州は「かもめ」を皮切りに485系をコーポレートカラーである赤一色で塗装した編成で走らせた。「みどり」も「(赤い)みどり」なる矛盾した列車名(さらに赤い車体の正面に「MIDORI Express」とデカデカと表記されていた)となり、格好のネタにされる。

ただし、国鉄時代から485系は基本的にクリーム+赤色塗装だったので、元々名前どおり緑色で運転はされていなかったが、さすがにJR九州も思うところがあったか、783系でようやく名前どおり緑色が塗色に加えられた車両が使われるようになった。ちなみにかもめ用の885系による「白いみどり」も2002年から翌年にかけての半年間、毎日運転の臨時列車扱いで走ったことがある。


関連タグ

ソニックにちりん…旧「みどり」の九州区間を継承。

シーボルト…大村線を走っていた特急列車。車両は現在特急「あそぼーい!」で使用。

きりしまひゅうが…緑色の485系はこっち。

かもめ…かつての姉妹列車。

月光…かつてペアを組んだ世界最初の電車寝台特急。


キハ80系 581系 国鉄

485系 787系 883系 JR九州 特急 列車愛称


ウィキペディアの同記事

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました