ありがひとし
ありがひとし
概要
カプコンのゲームソフト『ロックマン』の愛好家であり、好きすぎるあまりにそのロックマンを大胆に脚色、しかし原作の設定を緻密に織り交ぜたという驚異のアレンジ漫画『ロックマンメガミックス』が代表作。
『メガミックス』は刊行の復活と中断を繰り返すという波瀾万丈の末、メガミックスファンの熱意も一助となり、『ロックマンギガミックス』として続編が刊行され見事完結。
名義について
かつては『有賀ヒトシ』名義で活動しており、このタグも主に『有賀ヒトシ版ロックマン』のファンアートにつけられる。
当人はWikipediaやニコ百など、各所での自身の名義をできれば「ありがひとし」の見出しで統一してほしい、とTwitterで語っている。
理由としては、漢字+カタカナ名義の活動時期には雑誌が休刊になる、単行本が絶版になるどころかレーベル自体が消滅する、ゲーム会社も無くなる……などが重なり、縁起が良くないためとのこと。
他、制作作品は、漫画版「ビッグオー」、「鉄板少女アカネ」、アメコミ版「風のクロノア」、アニメ版「風のクロノア」の脚本など。
最近では『桃太郎電鉄 昭和 平成 令和も定番!』においてゲストボンビーの1体「ビッグボンビー」のデザインも手掛けた。
元々ゲーム業界にいたらしく、アクトレイザー2に参加していた事がある。
ポケットモンスターシリーズへの参加
ロックマン愛好家として知られている氏であるが、実はポケモンの愛好家でもある。
2013年からは杉森建氏の紹介でポケモンカードゲームのイラストを担当するようになり、その縁からか同年発売の『XY』からはなんとポケモンのデザインもするようになった。
以下、本人Twitter等で明言されたもののみ。
『X・Y』
マーイーカは氏が作業中につけた仮名がそのままポケモン名として採用されたとのこと(ソース)。
ちなみに、よく「ロックマンに出てきそう」と評されるガメノデスは担当していない。
『サン・ムーン』
- アゴジムシ/デンヂムシ/クワガノン
- メテノ
- ジジーロン
- ベトベター(アローラのすがた)/ベトベトン(アローラのすがた)
- イシツブテ(アローラのすがた)/ゴローン(アローラのすがた)/ゴローニャ(アローラのすがた)
- ネクロズマ(デザイン原案)
『ソード・シールド』
『ポケモンユナイト』
- 人物デザイン(リン博士、エルビー研究員、エオスマート店員、ジルトレーダーズ店員)
またポケモンのデザイン以外にもダイゴとメガメタグロスのセット絵や『ポケモンSM』公式サイトのウルトラビースト集合絵などの各種公式イラスト、コトブキヤより発売のフィギュア「ARTFX Jシリーズ」の元イラストも氏が担当している。