概要
1.ソードアート・オンラインエンドワールドの略称。
2017年サービス開始4周年を迎えた。
メインとなるシナリオは主人公視点で進んでいくSAO事件を描いたアインクラッド編と続編シナリオとなるSAOエンドワールドの調査、攻略を目指すエンドワールド編の二つで構成される。
2.第1層でエリスが主人公、ノエルと決めた目標の事。エンドワールド=世界の終わりを目指すこと、要はSAOを攻略して現実に帰ろうという事である。
3.このゲームの世界観でSAO事件から4ヶ月後、パンドラという組織によって新しくサービスが開始されたVRMMOのソードアート・オンラインエンドワールドというゲームそのものを指す。
4. 須郷が言う主人公とキリト達、SAOサバイバー達によって攻略されすべてが終わった世界(SAO)の事。須郷の言い分ではこの"終わった世界=エンドワールド"は実験に使おうがどうしようが勝手だというものだった。
2017年7月の最終章終了後、9月20日(水)午後14時55分をもってサービス終了されると告知された。
この午後14時55分というのはSAOの原作小説一巻でキリト達が浮遊城アインクラッドをゲームクリアした時間と同じである。
アインクラッド編
作品解説
主人公(=プレイヤー)は冒険の最中に仲間の原作小説キャラやゲームオリジナルヒロインを仲間に増やしつつ、浮遊城アインクラッドの最上階層を目指して攻略していく。
浮遊城アインクラッドの第55層まではプレイヤーが第1層から順番に攻略していくことになるが、第56層から以降はイベント形式で攻略戦が行われている。
またイベントでのみ手に入る武器や防具、仲間になるゲームオリジナルキャラクターが存在する。
これらはイベントごとに集計される討伐ポイントと呼ばれるポイントをより多く稼いだ上位プレイヤーが最も多くの褒賞となるアイテムやコルを受け取ることができる。
あらすじ
ゲーム開発者、茅場晶彦によりデスゲームと化したSAO。生き延びるために始まりの街から出て探索を始めるが
まったくの初心者だった主人公は第1層の猪型モンスター相手に苦戦してしまう。
その様子を見ていた女性プレイヤー、エリスに助けられ直後にもう一人の仲間となるノエルという名の少女と出会う。
2人の女性プレイヤーとパーティを組んで再び探索に出た主人公の前に第1層に現れない強力なモンスター、デュラハンが立ちはだかる。
デュラハンとのあまりのレベル差に歯が立たず、苦戦を強いられる主人公達。
その窮地を救ったのは黒いコートをまとった一人の剣士だった。
登場人物
主人公
ゲーム開始前に男女どちらかを選択することになる。
男性を選んだ場合なら髪型はショート、髪の色はダークブラウン、瞳も同じ色に近い。
女性を選んだ場合、髪型はセミロングで肩にかかる長さ、髪の色はアッシュグリーン、瞳も同じカラー。
初期装備はアニメ1話に登場したデザインのものになる。
ゲームオリジナルキャラクター
ここでは主人公(=プレイヤー)と共にアインクラッドの最上階を目指す仲間となる
ゲームオリジナルキャラクターを紹介する。
仲間になるキャラクターはランダムで宿屋の看板娘のアニーや紹介人のアオイに
アイテムの集いの書等で手配を依頼することで主人公の仲間になってくれる。
最大で13人を選んで自分のパーティに加えることが可能。
それぞれキャラクターコストの合計が定められたコスト枠内なら戦闘に参加する
5人を自由に組み合わせる事ができる。
これらのゲームオリジナルキャラクターは継承というシステムを使うことで残すのキャラクターをベースに掛け合わせて強化していくことができるシステムになっている。
7月7日生まれで趣味はゲーム。好きなものは図鑑とゲーム。
このゲームの”自称”ナビゲーターをして活躍しているオレンジ色の髪のポニーテールの女性剣士。衣装はオレンジ色のブレイジングヴァンガードという装備で上からブラウンのマントを羽織っている。
武器は片手剣ディスコルディアで希少素材をふんだんに使って作られており銀色に輝く刀身を持つ。ゲーム初心者だった主人公を第1層で助けて以降、主人公の冒険をサポートし共に攻略組の一員として上層攻略を行っていく。
第1層で偶然遭遇したデュラハンとの戦闘ではキリトに助けられ難を逃れている。
ゲーム歴は長く、他のMMORPGをやっていたことがありSAOでの順応も早かった。
主人公パーティー内でもかなりの実力者で仲間として参入してきた女性プレイヤーを次々とスパルタ修行で鍛え上げ攻略組として参加できるまでにしている。
雑貨屋の店主リーナが言うには、別ゲームで知り合った当初は自分のことを”灼熱の旋風”と呼ぶなど厨二病全開の少女(黒歴史)だったことが判明している。
SAOエンドワールドの主人公パーティーの活躍を描く主要ストーリー、「黒天のララバイ」では自分が警戒せずに受けてしまったクエストがもとでリリエラとの戦いが始まったことに責任を感じていた。
第100層攻略戦では主人公たちと共に参戦し、リリエラ相手に激戦を繰り広げ最後はノエル、アネット、主人公と共に連携攻撃の一撃を担い勝利した。
またリリエラの本当の正体についてほぼ完ぺきに気付いていたのもエリスだけだった。
クリア後は主人公のナビゲーターになれて良かったと号泣きし最後の別れ際に主人公に第100層攻略の祝福の言葉を送っている。
別のソーシャルゲーム、コード・レジスタにもSAOの姿で登場している。
2012年に行われていたゲームのβテスト時にはエリスのビジュアルが全く違うものだった。
書籍にも掲載されピンクの髪でアホ毛、もみあげ部分に黄色い飾りを付け黄緑色の瞳。衣装も緑色がメインでライトグリーンのラインが入ったものだった。
2013年の正式サービス開始時には現在の見慣れた姿に変更されている。
- ノエル
12月14日生まれで趣味はイタズラをすること。好きなものは面白いもの、サンドイッチ。苦手なものはお化け。
2番目に仲間になる女性プレイヤーで髪型は水色の髪でポニーテール。
第1層で主人公とエリスの会話中、いたずらで驚かしてきた際に知り合った。
ノエルのポニーテールは姿を見掛け憧れていたエリスの髪型を真似たもので、いたずらを仕掛けてきたのもエリスと一緒に冒険をするきっかっけが欲しかったのが本音。
他にもエリス人形というエリス2頭身の人形の装備アイテムがありノエルがお守り代わりに持ち歩いていたりする。また自分のノエル人形も登場する。
背が高く主人公、エリスたちのように年上とみられがちだが実際はベティやエヴェイユ達と同じカーラのよく言うちびっこ組である。
武器は真紅のハルバートを使用する。第1層ではデュラハンに遭遇した際にキリトに助けられ難を逃れている。
悪戯好きで主人公パーティ全員にちょっかいを出しては楽しんでおり、毎年4月1日になると主人公パーティに必ず彼女のいたずらの犠牲者が発生する。
VRMMORPGはSAOが初めてで戦闘面では不安だったが、エリスのスパルタ修行によって攻略組として戦えるまでに成長した。
特にエリスの戦闘技術、こうやれば絶対負けないというPvP戦術を教え込んだため高層では強敵であるリリエラ相手でもソロで優位に戦えている。
第100層攻略戦では主人公たちと共に参戦し、リリエラ戦ではエリスに教えられた対人型モンスターへの戦闘技術を生かして戦い抜いた。
最後はエリス、アネット、主人公と共に連携攻撃の一撃を担った。
主人公との別れ際、夕焼けの中アインクラッドが崩れ去る姿を一緒に目撃し最後に第100層攻略の祝福の言葉を送っている。
- カーラ(CV:もものはるな)※SAOエンドワールドでは声を聴くことはできない。
6月10日生まれで趣味は武道の稽古、裁縫。好きなものは勝負事、きれいな花。
第56層攻略中にノエルの次に主人公パーティに仲間として入ってきた女性プレイヤーで髪型は紫色の髪のツインテール。
武器は紫色の柳葉刀で衣装も紫色にまとめている。お嬢様育ちで上から目線のツンデレ娘。
デュエルを行い自分に見合う力を持つプレイヤーを探していた所で主人公と出会うことになる。
実力を試すためにエリスに立ち向かったがコテンパンにされてカーラもエリスのスパルタ修行の対象者となった。
低層から共に戦ってきたベティと仲が良く、高層にたどり着いた際ベティから支え続けてくれた感謝の気持ちを告げられている。
リアルでは祖父から武道を学んでおり身体能力も高く、リーファとはいい勝負を繰り広げていた。
ベティと同じく主人公のことが好きなのだが素直になれず言い出せずにいる。
第100層攻略戦では主人公たちと共に参戦し、エクレールとコンビを組んで奮戦した。
別のソーシャルゲーム、コード・レジスタにもSAOの姿で登場している。
- ベティ
3月3日生まれで趣味はお茶会を開くこと。好きなものは紅茶、甘いお菓子。
第56層攻略中に主人公パーティに加入した幼い女性プレイヤーでブロンドに赤いカチューシャ、武器は黒猫の印がついた金色のハンマーを装備する。
こちらもカーラと同じくリアルはお嬢様で当初はいつかゲームをクリアするだろう程度の考えしか持っていなかったが
主人公たちと出会ってからは心も成長し攻略組の一員として活躍するまでになった。
このベティの心の成長にはカーラが付き添い後押ししてきた事が繋がっている。
茶会を開くのが大好きでノエル、エヴェイユ、ルチア、シャサール、プリエルと一緒に集まることが多い。
カーラと同じく主人公のことが好きで好意に気付かず鈍感すぎることを嘆いている。
第100層攻略戦では主人公たちと共にエヴェイユとコンビを組んで参戦しリリエラと戦っている。
詳細は個別記事参照。
紹介人を介して出会い主人公パーティメンバーとなった女性プレイヤー。
人気投票においてゲームオリジナルキャラクター1位を獲得した。
- エヴェイユ
5月15日生まれで趣味は可愛い服集め。好きなものは猫、ぬいぐるみ。
第77層攻略中に主人公パーティに加入した幼い女性プレイヤー。
容姿はピンクの髪に、ゴスロリチックな衣装。ノエルからは短く”エヴェちゃん”と呼ばれている。
言動からしてかなり幼く主人公の事をお兄ちゃん、お姉ちゃんと呼び慕ってくる。
武器は大型のとげ付きメイス。これはエリスがエヴェイユを鍛えた際、戦闘パターンを見抜いて
この武器のほうがあっていると判断したため。
腕力値を極端に上げているため、簡単に振り回せる。
ベティとは背丈も同じで年齢も近く仲が良いようである。
第100層攻略戦では主人公たちと共に参戦し、ベティとともにコンビを組んで戦い抜いた。
- リラ
第84層攻略中に出会った女性プレイヤー。
見てて危なっかしいというノエルからの提案で主人公パーティに加入した。
容姿はライトグリーンの髪に踊り子の服装で武器は三又に分かれたメイス。
普段から踊ることが好きで、おっとりした性格。
戦闘の際は敵の攻撃を華麗なステップで受け流すスタイルで戦う。
- ルチア
6月21日生まれで趣味はクッキング。好きなものはアネット(姉)、苺。
第86層攻略中に主人公パーティに加入した女性プレイヤーでアネットの妹。姉であるアネットとはとても仲が良い。
姉と同じ銀髪に黄色い瞳、衣装は白系の鎧、武器はハルバート。
リアルの学校ではクラス委員長を務めていたらしく性格は真面目で世話焼き。
姉のアネット、幼馴染のシャサールと共にゲームをプレイ中この世界に閉じ込められた。
アネットからの紹介で主人公パーティに入ることになったのだが当初はアネットが主人公パーティ古参のメンバーで年下であるノエルとルチアを比較ばかりするのでノエルに対して嫉妬していた。
その後は本来の優しい性格から主人公パーティのメンバーたちとはすぐに仲良くなっていった。
ベティと一緒に探索中、リリエラに最初に出会ったのだがその時は素性を知らず親切なクエストNPCだと勘違いし、罠に嵌められ苦汁を飲まされた経験からかなり苦手としている。
第100層攻略戦では主人公たちと共に参戦し、姉のアネットを支えている。
- シャサール
第88層攻略中に主人公パーティに加入した女性プレイヤーでルチアの幼馴染。
ルチアからは”シャサ”と呼ばれている。容姿は赤い髪に短めのサイドポニーテール。
主人公の話をルチアから聞き、自身も興味を持ちパーティ入りを志願する。
突撃バカ(ルチアいわく諸突猛進)で真紅のナイフを武器に相手の懐に飛び込んで戦うというスタイルを好む。
SAOへ誘ったのはシャサールらしくアネットとルチア2人をデスゲームに巻き込んでしまったことをずっと気にかけていた。
- エクレール
第90層攻略中に主人公パーティに加入したソロの女性プレイヤー。
ブロンドの髪にワインレッドカラーの装備で統一しており、武器は直剣で左手に盾を装備している。
かなり有名になっているのか攻略組の主人公の事を知っており、
自分と肩を並べる実力があるプレイヤーか判断するために、デュエルでの勝負を挑んでくる。
強気な性格に加え第90層でも多数のモンスターを相手にソロで戦える実力者。
当初は主人公パーティの中でも一人だけ馴染まなかったが、性格が似ているカーラと一番仲良くなっている。
第100層攻略戦では主人公たちと共に参戦し、カーラとコンビを組んでリリエラと戦った。
- フブキ
第91層攻略中に主人公パーティに加入したソロの女性プレイヤー。
髪型はポニーテールで鎧武者姿。武器は刀で鍔部分がグリップを守るようにデザインされている。
自分の事を”拙者”といい古風なしゃべり方をする。
攻略組の一員として階層攻略戦の参戦を検討しており、主人公の剣術を教わろうとデュエルでの勝負を挑んでくる。
主人公と一緒にいたアネットはフブキの事を”吹雪みたいに猛烈な人”と評した。
リリエラの件で主人公たちがピンチの際、ティールと共に助っ人に来てくれている。
- プリエル
第92層攻略中に主人公パーティに加入した女性プレイヤー。
髪型は黒髪のロングで腰まである長さ。ピンクとイエローのラインでまとめられた聖職者風の衣装をまとっている。
武器は十字架型のメイスで前衛、後衛のどちらでも戦える。
エヴェイユからの紹介で仲間に加わることになった。
攻略をしていない時は教会でお祈りを行っており、
その際にフィールドに出れない幼い子供たちの遊び相手をして過ごしている。
- ミシェル
第94層攻略中に主人公パーティに加入した女性プレイヤー。
髪型はショートで色はグレー、カチューシャと水色の羽飾りをつけている。
装備はグリーン系にイエローのラインでまとめており武器は魔法使いの杖のような形をしたメイス。
以前からリーナの雑貨屋で働いている際、エリスや主人公達を見かけており
階層攻略戦で戦えるように鍛えてほしいという願いを聞き入れることになった。
- ティール
細剣使いの女性プレイヤー。
赤い瞳で肩ほどの金髪に装備の赤いマントが目を引く。
高層になって主人公パーティメンバーと冒険することが多くなった。
リリエラの件で主人公たちがピンチの際にもフブキ、プリエル2人と一緒に助っ人に来てくれている。
- アオイ
主人公に冒険の仲間を紹介してくれる”紹介人”という職業をやっている銀髪の男性プレイヤー。
主人公の事を子猫ちゃんと呼ぶ。
仲間としてやってくるキャラクターのレア度の高いのも特徴。
2012年に行われていたゲームのβテスト時にはアオイのビジュアルが全く違うものだった。
ショートの銀髪で赤色の瞳で右頬に赤い涙を模したようなタトゥー。衣装も黒いフードを被り聖職者のような姿だった。また紹介の際には集めた指輪を渡すというものだった。
2013年の正式サービス開始時には現在の見慣れた姿に変更されている。
- アニー
宿屋「冒険の宿」で働く宿屋の看板娘で緑の髪にツインテール、猫耳を模したようなカチューシャをかけたメイド姿の女性プレイヤー。
アオイに仲間の手配を依頼した時と違う仲間がやってくる
- レッグス
鍛冶屋を営んでいる男性プレイヤー。
鍛冶の原石や貴石、黄金の欠片や結晶で装備を作ったり強化してくれる。
- リーナ
雑貨屋を営む女性プレイヤー。
プレイヤーの所持アイテムを交換してくれる。
手伝いとしてミシェルも店に来ているほか、主人公たちの打ち上げの会場になったりしている。
エリスとはSAO以前に別のゲームで知り合った。
別のMMORPG時代に世話になったことがありエリスはリーナに頭が上がらないらしい。エリスの黒歴史を知る人物でもある。
また第95層で圏内が消滅したことによりモンスターが町に侵入して来た際、リーナがモンスター相手に戦闘し、かなり強いプレイヤーであることが判明している。
SAOエンドワールドの主人公パーティの活躍を描く主要ストーリー、「黒天のララバイ」に登場するNPCの堕天使型モンスター。
リリエラには他のモンスターと違いアニメ風の立ち絵がある。灰色の肌にオッドアイでピンクの髪の女性の姿をしており、背中には羽を生やし頭部に天使の輪を備える。
服装はピンクがメインカラーで同型の天使型モンスターたちと同じ装備になっているが登場するごとにリリエラの服装や装備と姿が更新されていく。主人公たちのことを”子羊”と呼ぶのが癖。
ユイやストレア同様の高度なAIを持っており、主人公たちと普通に喋り、紅茶を飲んだりすることもできる。
主人公パーティが知らずに受けた大型クエストがきっかけでリリエラが主人公パーティーのメンバーだけを狙うようになり、
以後階層をまたいで行く先々に現れるようになる。ナックルガード付きの細剣を使った戦闘がメインだが状況に応じてスケルトン系モンスターを尖兵として召喚することもある。
また第100層攻略戦後、この世界が壊れてしまうのではないかという噂を恐れている。
シナリオ中盤サキュバスに貸していたという装備を拾い上げ、ゴスロリ風の衣装に代わっているほか、武器を紫色の宝珠が飾りつけられたの細剣のレイグレイスタイプに変更している。
また背中の羽が左側だけ悪魔の羽のような姿となっている。
何度目かの襲撃でリリエラは主人公達に対し階層ボスモンスターをこれ以上倒さないようにして欲しいと懇願してきたが、主人公と主人公パーティのメンバーはこれを突っぱね階層ボスモンスターを撃破、これが決定打となりリリエラによる本格的な襲撃が始まる。
エンドワールド時間軸のアインクラッド第99層には迷宮区があり、主人公パーティとキリトたちが探索中に現れたリリエラ。
リリエラが装備している武器や装備が第98層の時から変わっており、服装は胸元や背中が開いた露出が多めのものとなっている。またキリトとアスナの動き、戦闘パターンを学習して身につけているなど強くなっている。
第1層から第99層のすべての主街区に対してモンスターが一斉に侵攻する事件が発生し、第99層の主街区防衛戦中に現れたリリエラ。
防衛戦では低層をユリエールやシンカーたちが、中層は攻略ギルドと血盟騎士団、高層はリーファやシノン達原作組ヒロインズが分担し第99層はキリト達と主人公パーティが分かれて対応した。
モンスターの全階層主街区一斉侵攻はリリエラが仕組んだ計画では無いとの事。
またリリエラが装備している武器や装備が第99層の時から変わっており、武器は真紅と漆黒の刀身を持つ片手剣エンドカオス・オーレオール。
この剣は主人公が持っている破邪の剣、ブリリアント・オ-レオールと対になっている。この剣に対し鍔迫り合いを行ったり、また斬られたりするとその武器や装備の耐久値が一気に激減する。
第100層にある紅玉宮のボス部屋前まで追撃し戦闘になったものの最後は逃げられてしまった。
今回はシリカとピナ(使い魔)の連携、シノンの射撃攻撃の知識を学習して身につけている。
第100層攻略戦ではヒースクリフと共に玉座で待ち構えておりラスボスとして登場。スケルトンたちを召喚して主人公パーティに最後の戦いを挑んでくる。
第100層攻略戦最中に更にパワーアップした姿でリリエラの装備や姿が変わっている。
装備はヘルブレイズハートと呼ばれる鎧系の装備に変わり、下はミニスカートと黒いニーソックスに変わっている。
背後に月、星、太陽を現した黒色の魔法陣とおぼしきエフェクトが現れたほか背中の羽が増え10枚になり右側に生えている羽が燃えるような赤色に変わっているのも特徴。
戦闘パターンはキリト、アスナ、シノン、シリカと戦った時の動きを参考にしたもので、主人公パーティメンバーも苦しむことになった。
戦闘終盤には主人公やエリスたち主人公パーティメンバーの動きすら学習して対応しており、無限に成長していく。
第100層攻略戦最中にザ・ヘルブレイズから更にパワーアップし最終形態では髪の毛が金髪に変化、オッドアイの色も水色と灰に変わり肌は人間と同じ肌色となり黒と赤の装備ヘルブレイズハート等は血盟騎士団の装備を思わせる白と赤へと変化する。
また背後の魔法陣エフェクトが金色に変化している。
リリエラの正体はヒースクリフ(茅場晶彦)が第100層攻略戦時にログインできない状況に陥った時のことを考えて作られたリカバリー用の第100層ボスモンスター。
ヒースクリフと同じくスペック数値も相応のものとなっておりログインしなかった場合リリエラが一人でプレイヤーの前に立ちはだかる事になる。
ユイやストレアと同じく何もできないまま第1層のころからプレイヤーたちを傍観し続け、第90層攻略戦後にこの世界の守護者として命を受け自身のアバターを得たという。
また高度のAIを持っているにもかかわらずストレアのようにプレイヤーたちと共存を選ぶことはなくシステム側に近い存在だったため最後までアインクラッドを守る意志を貫き戦う道を選ぶ。
激戦を繰り広げ主人公パーティメンバーの戦闘パターンすら学習し、無限に成長していくリリエラ。しかし主人公やエリス達の”現実に帰る為に勝つ”という想いがそれを上回り、徐々に押され始める。
リリエラには最後まで自分を圧倒する力が何なのか分からなかった。最後はエリス、ノエル、アネット、主人公の連携攻撃を受け倒された。
光のエフェクトとなって消える直前、主人公の想いを貫きこの世界の守護者を破壊する剣として片手剣エンドカオス・オーレオールを譲り渡し、主人公のことが好きだったことを告白して消滅した。
原作本編キャラクター
主人公(=プレイヤー)はキリトやアスナといった原作小説、アニメで登場したお馴染みのキャラクターたちも仲間にすることができる。
レア度の違いによってキャラクターによっては複数枚のキャラクターカードが存在する。
第1層で主人公、エリス、ノエルを助けた黒の剣士。
敵は第1層では出現しないような高レベルモンスター、デュラハンだった為、
キリトが助けに現れなければ主人公パーティは壊滅し全員が死亡していたと思われる。
(出現はバグの可能性もあるがまったく不明)
以降、攻略組の一員となった主人公たちと共に上層攻略を目指していく。
第86層以降はエンドワールドのオリジナル装備姿のカードが登場する。
オリジナル装備は血盟騎士団時代の白いコートと黒のミッドナイトオブコートを
組み合わせたイメージのスターリットナイトコート。
リズと共に作り上げたリメインズハートも装備する。
第100層攻略戦ではアスナたちヒロインたちとともにヒースクリフと激戦を繰り広げた。
最後は戦闘で消耗したアスナや主人公達の事を気遣い1対1の戦闘を提案しヒースクリフを倒し勝利した。
血盟騎士団の副団長。
攻略組の一員となった主人公たちと共に上層攻略を目指していく。
第96層から血盟騎士団をまとめて率いており、攻略戦と各階層主街区のモンスター侵攻による防衛戦で指揮を執っている。
第86層以降はエンドワールドのオリジナル装備姿のカードが登場する。
装備が白系メインの装備だったのに対し、赤がメインで白いラインが入った装備
インペリアルルージュコートとなり、まるで反転したようなイメージを受ける。
武器は閃光剣バニッシングライナーという細剣。
第100層攻略戦ではキリトともに参加し、パートナーとして支え続けた。
第22層の森で倒れていた所をキリトとアスナに助けられた学習型AIを持つ少女。
キリトとアスナを両親のように慕っている。
第100層攻略戦後、キリトのナーブギアにデータは保存されることになった。
第86層以降はエンドワールドのオリジナル装備姿のカードが登場する。
キティコートというオレンジ色の衣装装備でキティドレスの上位版。
インフィニティ・モーメントやホロウ・フラグメントに登場したものとは異なるデザイン。
第100層攻略戦後、ピナはシリカのナーブギアにデータ保存されることになった。
第86層以降はエンドワールドのオリジナル装備姿のカードが登場する。
赤い衣装のルーセントスミストップで下は珍しくミニスカート仕様。
武器はシンマーブラルというメイス。
ギルド風林火山のリーダーの男性プレイヤー。
武者のような姿の装備で刀が武器。
第50層のアルゲードに店を開いていた商人。
攻略組としても参加する。武器は両手斧。
ALOプレイ中にSAOへやってきた。
妖精のような姿をした女性プレイヤー。
装備はインフィニティ・モーメント登場時と同じもの。武器は直剣。
第86層以降はエンドワールドのオリジナル装備姿のカードが登場する。
装備はレヴェリー・ブロッサムトップスと片手剣の妖精剣ティソーナ。
VR医療中に巻き込まれ途中からSAOに参加することになった女性プレイヤー。
姿や装備はインフィニティ・モーメント登場時と同じもの。武器は弓。
第86層以降はエンドワールドのオリジナル装備姿のカードが登場する。
装備はシャドウスナイプトップス。
βテスト時代からいる情報屋の女性プレイヤー。
第86層以降はエンドワールドのオリジナル装備姿のカードが登場する。
大剣インヴァリアを使用する女性プレイヤー。
インフィニティ・モーメントにて初登場したヒロイン。
正体はSAOのメインシステム、カーディナルのメンタルヘルスカウンセリングプログラム試作2号、コードネームストレア。
第93層の階層ボス攻略戦直後から言動が怪しくなり、第97層ボス攻略戦ではキリト達の前に立ちはだかり
ホロウ・ストレアへと変貌したストレアと戦うことになる。
いままでのプレイヤーの負の感情の蓄積と第95層でヒースククリフが正体を明かしたことでプレイヤーたちの絶望が一気にストレアに負荷をかけたことがSAOエンドワールドにおけるストレアが暴走した原因となっている。
さらに今回ホロウ・ストレアは紫色のアーマーを赤色に変色したホロウ・ストレア第二形態ともいうべき姿も見られる。
最後はみんなの呼びかけで自我が戻り、ホロウ・ストレアから分離し自らとどめを刺した。
また新武装としてホロウ・ストレアの紫色のアーマーを模した手甲+クローのインヴァリアクローというものが登場している。
これはストレア専用の武器というわけではなく他のプレイヤーも左手で武装として使用できる。
第86層以降はエンドワールドのオリジナル装備姿のカードが登場する。武器は両手剣ペルペテュエル。
第97層攻略戦後、ユイと同じくキリトのナーブギアにデータは保存されることになった。
第71層攻略中にキリトが発見したホロウエリアで助けられた女性プレイヤー。
ホロウ・フラグメントにて初登場したヒロイン。
武器はソードブレイカー。
以降キリト達と共に攻略組の一員として活躍している。
第86層以降はエンドワールドのオリジナル装備姿のカードが登場する。
和装姿で深紅のソードブレイカースカーレットを装備。
ALOプレイ中にSAOへやってきた。
リーファと同じく妖精のような姿をしている。
ホロウ・フラグメントと異なり中層攻略中からの登場となる。
第86層以降はエンドワールドのオリジナル装備姿のカードが登場する。
本編未登場。
ロスト・ソングにて初登場したヒロイン。
レインのみイベントのストーリーに登場しておらず、主人公と出会っていない。
これはSAO版のレインのデザインが存在しない為と思われる。
第86層以降はエンドワールドのオリジナル装備姿のカードが登場する。
(ALO姿のキャラクターのカードは複数存在する)
ロスト・ソングにて初登場したヒロインで妖精のような姿をしている。
ALOプレイ中にSAOへやってきた。
第86層以降はエンドワールドのオリジナル装備姿のカードが登場する。
- スメラギ
ロスト・ソングにて初登場したウンディーネの男性プレイヤーで妖精のような姿をしている。
セブンと同じくALOプレイ中にSAOへやってきた。
血盟騎士団の団長であり事件を起こした茅場晶彦本人。
第75層で正体を見破る展開が起こらず、第95層でキリトに”本当の正体”を見抜かれその後は姿をくらましている。
この事件がこの時間軸のストレアの暴走の原因となっている。
これによりアインクラッド内の圏内が完全に消滅し、第1層から第98層の町にはモンスターが侵入するようになり
プレイヤー達はより過酷な環境に置かれることになった。
特に第1層はじまりの街では町の中央にある黒鉄宮ダンジョンからモンスターが現れるため、
低レベルプレイヤーや戦えない子供を守るため血盟騎士団や攻略組が中心となって主街区内で黒鉄宮に対し防衛戦を行うという事態に陥っている。
第100層攻略戦ではリリエラ・ザ・カオスルミナスと共に玉座で待ち構えておりラスボスとして登場。
キリトたちがヒースクリフの相手をし主人公たちがリリエラと戦闘を行っている。
また装備が原作やアニメと異なるエンドワールドのオリジナル装備姿で、インセインアーマーはインビンシブルーアーマーに、インセインコンカラーはインビンシブルコンカラーへ、インセインルーラーはインビンシブルルーラーへ形状が変わり、白いラインやマントはすべて黒に染められている。
キリトはヒースクリフと激戦を繰り広げ、インビンシブルコンカラーを破損させることに成功する。
その後、リリエラを倒した主人公がエンドカオス・オーレオールを手に駆けつけ、キリトを援護した。
しかしそれでも倒しきれず最後は戦闘で消耗したアスナや主人公達の事を気遣いキリトの提案でヒースクリフとの1対1の戦闘となった。
この時、キリト以外は全員強制マヒ状態にされてしまい行動不能にされている。
ヒースクリフに対してキリトの最後の一撃が決まり、最後にキリトと主人公がSAO最強のプレイヤーだったと語り消滅、11月7日ソードアート・オンライン第100層クリアとなった。
SAO事件を起こした張本人。
ヒースクリフとして血盟騎士団を率いていたが、第95層でキリトに見抜かれ自分が茅場本人であることを告げた。
その後は第100層で自分が作ったAIのリリエラと共にキリト、主人公らと戦い敗北。
アインクラッドが崩れ去る様子を見ながら、自分がなぜこの事件を引き起こしたかを語り最後は何処かへ去っていった。
アインクラッド編のエンディングに登場した謎の人物。
SAOがクリアされたことに気づきデータ回収を部下に命じた。
茅場のことを先輩と呼び、馬鹿にして見下したうえ自分が世界の王になると宣言している。
時間軸
ソードアート・オンラインエンドワールドは原作本編や他のゲームと全く違う時間軸で独自のものとなっている。
そのため原作キャラクターの登場時期、関連シナリオが大幅に異なっている。
ゲームオリジナルキャラクターのアネットもこの時間軸で大きな影響を受けた一人であり、違う時間軸のコード・レジスタでは主人公パーティのメンバーと出会わず違った人生を送っている。
またアインクラッドにおける各階層のフロアボスモンスターに関しても第1層や第75層は原作小説やアニメと同じだがそれ以外はゲームオリジナルとなっている。
他にもこの時間軸で起こる出来事としてSAO原作の初期設定として存在していた”第60層の階層ボスモンスターが石のような鎧武者”、”第95層でヒースクリフが魔王化し離脱”、”第95層ですべての町の保護コード消滅(圏内の消滅)”といった出来事が初めてシナリオ化された。
セブンやスメラギが唯一SAO事件に巻き込まれる時間軸でもある。
エンドワールド編
作品解説
SAOの第100層攻略後の続編シナリオでソードアート・オンラインエンドワールドというVRMMOがサービス開始された頃の物語。
新章開始は2016年11月8日(火曜日)となる。
矢継ぎ早にストーリーが進行し、7月19日で最終章が終了した。
あらすじ
キリトと主人公の活躍によりソードアート・オンラインは無事クリアされプレイヤーたちはリアルへと帰還を果たした。
それから約4ヶ月がたち世間からSAO事件が忘れ去られようとしていた頃、ネット上で話題になり始めた謎のVRMMOがあった。
その新たなVRMMOの名前はSwordArtOnlineENDWORLD通称SAOEW(-ソード・アートオンラインエンドワールド-)。
SAOの世界を安全に体験できるというVRMMOとして生まれたのだが、掲示板にある奇妙な噂が書き込まれる。
赤い鎧を纏った聖騎士風のプレイヤーを見たというその真実を確かめるため主人公はSAOの名を持つゲームにログインすることを決意する。
登場人物
主人公
ソードアート・オンラインをクリアに導いたSAOサバイバーの1人。
アインクラッドでの戦いを経て、ヒースクリフからキリトと共に並ぶ最高の双刃と呼ばれるまでに成長した。
ゲームオリジナルキャラクター
ここでは主人公(=プレイヤー)と共にクエスト攻略を目指す仲間や敵対するNPCとして登場するゲームオリジナルキャラクターを紹介する。
- エリス
主人公と同じくSAOサバイバー。
リアルでの外見はSAOと同じオレンジ色の髪でポニーテールにしている。瞳の色は黄色。
SAO事件が終わった11月7日から約4ヶ月後主人公、ノエルとリアルで再会している。
ノエルから学校で元主人公パーティのヒロインたちと会ったことを聞き無事なことを確認した。
主人公パーティーのヒロインたちの中でエリスだけ学生(高校生)ではない様子。
SAOEWには主人公と同じくSAOのデータをコンバートしたので初期ステータスは第100層攻略当時の強さで初期装備も当時のままとなっている。
第一守護者攻略戦に合わせて装備の元になる素材を収集して一新し、オレンジでまとめた衣装に赤色のマントを新たに羽織っている。以前の装備衣装はテレサからダサいと言われかなり気にしていた。
武器は柄の部分に緑の宝石をあしらった片手剣。
2017年5月に行われたSAOEWの第2回ゲームオリジナルキャラクター人気投票で3位。
2017年5月からゲームのメンテナンス時間中はエリス、ベティ、エヴェイユがモンスターのカウカウと共にSDキャラとしてランダムに登場しメンテナンス中であることを教えてくれるようになった。
- ノエル
主人公と同じくSAOサバイバー。
リアルでの外見は黒髪でポニーテールにしている。瞳の色は茶色。
リアルでは学生で原作小説で登場した政府の指定である西東京市に設置された高等専修学校に通っている。
学校でキリトとアスナとも再会しており、アスナのあまりの美貌に驚いていた。
また、ノエルは帰還後ALOにログインして遊んでいるらしい。選択した種族は今のところ不明。
SAOEWには主人公と同じくSAOのデータをコンバートしたので第100層攻略当時の強さで初期装備も当時のままとなっている。
第一守護者攻略戦に合わせて装備の元になる素材を収集して一新し、紺色の衣装とオレンジのマフラーという姿になった。このカラーリングはSAO時代に主人公が買ってくれた装備の色とエリスのオレンジという意味がある。武器はハルバート。
リリエラからは悪戯好きな子羊ちゃんと呼ばれている。
- カーラ
主人公と同じくSAOサバイバー。
リアルでは学生でノエルと同じ学校に通っている。
リアルでの外見は黒髪でひとつにまとめている。ノエルが言うには下町の剣道娘のような姿。ベティ、エヴェイユと同じリアルお嬢様である。
第二守護者攻略戦後にベティと一緒に主人公パーティの一員として復帰した。
SAOEWには主人公と同じくSAOのデータをコンバートしたので第100層攻略当時の強さで初期装備も当時のままとなっている。
第三守護者攻略戦に合わせて装備を変え新衣装は白をメインに紫のラインが入ったものに変わりイメージが大きく変わった。
武器は以前から使っている幅広の刀と同型だが柄の部分が金色のものに変わっている。
SAOEWに来た当初はSAO事件時ベティやノエルらちびっこ組を執拗に狙って来た時の事もあり、リリエラに対しては警戒していたが一緒に冒険していく中で考えを改めたようである。
- ベティ
主人公と同じくSAOサバイバー。カーラ、エヴェイユと同じリアルお嬢様。
リアルでは学生だがノエルと同じ学校に通っていない。
ノエルの想像では良家のお嬢様だから同じ政府指定の学校に来ないのではないかとの事で、復帰合流後も彼女のみが違う学校に通っている。
第二守護者攻略戦後にカーラと一緒に主人公パーティの一員として復帰した。
SAOEWには主人公と同じくSAOのデータをコンバートしたので第100層攻略当時の強さとなっている。
復帰が遅くなった事で主人公パーティのメンバーに追いつけるか心配していたがリリエラがレベル上げに付き合い、同程度まで押し上げた。
第三守護者攻略戦に合わせて装備を変え新衣装は以前と違い青から水色主体のものへと変わった。武器は使い慣れた黒猫の印がついた金色のハンマーでスターライトハンマーと同型。
リリエラからは金の子羊ちゃんと呼ばれている。
第一守護者攻略戦に合わせノエルからもらった素材で装備を一新し、白と青でまとめた衣装にしている。
2017年5月に行われたSAOEWの第2回の人気キャラクター投票でも1位を獲得した。
- エヴェイユ
主人公と同じくSAOサバイバー。リアルでは学生でお嬢様。
ノエルの想像ではベティと同じく良家のお嬢様だから同じ政府指定の学校に来ないのではないかとのことだったが、エヴェイユ自身が両親を説得しノエルと同じ学校に通えるようになったようである。
アネット、ルチア、エクレールと一緒に主人公パーティの一員として復帰した。
SAOEWには主人公と同じくSAOのデータをコンバートしたので第100層攻略当時の強さ。
第一守護者攻略戦に合わせノエルからもらった素材で装備を一新し、ゴスロリではなく動きやすい実戦向きのピンクでまとめた衣装にしている。
武器はとげ付きメイス。(分類上はハンマーらしい)リリエラからは幼い子羊ちゃんと呼ばれている。
セブンと主人公が再会した際、セブンに見初められ一緒に歌わないかと誘われ、打ち上げの時など二人で歌を披露するなどしている。
- リラ
本編未登場。
SAOクリア後の動向は不明。
- ルチア
主人公と同じくSAOサバイバーでアネットの妹。
リアルでは学生でノエルと同じ学校に通っている。
リアルでの外見はSAOのときと同じく銀髪。理由は姉のアネットと同じ。
アネット、エヴェイユ、エクレールと一緒に主人公パーティの一員として復帰した。
SAOEWには主人公と同じくSAOのデータをコンバートしたので第100層攻略当時の強さ。
第一守護者攻略戦に合わせノエルからもらった素材で装備を一新し、白と青でまとめた衣装にしている。武器は金色のハルバート。
SAO時代に料理スキルを密かに上げていたらしく、SAOEWでは主人公パーティ内の料理人としておいしい料理をふるまってくれる。
リリエラからは銀色の子羊ちゃんと呼ばれており、SAOEWでも復帰した当初はSAO事件当時のリリエラに罠にはめられた時の戦いの経験からリリエラと接するのは苦手だった。
しかし、鉱山で複数の学習型AI搭載モンスターに襲われその場をリリエラに助けられて以降、共に冒険する中で次第にリリエラに対し理解を示すようになって行く。
第六守護者討伐戦後に圏内で”謎の白い影の人物”と呼ばれていたAIのパンドラからの襲撃を受けた際も、リリエラに守られ無事だった。
- シャサール
本編未登場。
主人公と同じくSAOサバイバーでアネットとルチアの幼馴染。
リアルでは学生でノエルと同じ学校に通っている。
- エクレール
主人公と同じくSAOサバイバー。
リアルでは学生でノエルと同じ学校に通っている。ノエルが言うにはカーラと再会してすぐに喧嘩していたらしいが本当は仲は良い。
主人公と出会った頃と比べるとかなり性格が丸くなってきており、年下のエヴェイユの面倒を見るなど成長がみられる。
アネット、ルチア、エヴェイユと一緒に主人公パーティの一員として復帰した。
SAOEWには主人公と同じくSAOのデータをコンバートしたので第100層攻略当時の強さ。
第一守護者攻略戦戦に合わせノエルからもらった素材で装備を一新し、黒とワインレッドでまとめた衣装にしている。武器は黒とワインレッドの刀身の片手剣とラウンドシールド。
リリエラからは”亀さん”と呼ばれている。これはSAO事件時、第100層ボス攻略戦でリリエラと戦った時に素早さでリリエラに劣っていた事が元になっている。
エクレールのみリリエラを名前で呼ばずに”羽女”と呼び、また復活した当初は彼女に対する警戒を全く解いていなかったが一緒に冒険を重ねる中でリリエラに対する警戒心は消えていった。
- フブキ
主人公と同じくSAOサバイバー。
リアルでは学生でノエルと同じ学校に通っている。猫の事が好きで見かけると我を忘れて追いかけているようである。
第五守護者攻略戦後、SAOEWでフィールド探索中にホタル、ティールと一緒に主人公パーティの一員として復帰した。
ホタルとはSAO事件時からの知り合いでフブキは同じ和装姿に刀使いのホタルにライバル心を持っている。
装備は主人公が一緒にレベル上げを手伝った際に新衣装に変えており、頭部のリボン、陣羽織、スカートのカラーがすべて黒に変更されている他、武器の刀の刀身は紫の物に変わっている。
一緒にログインできなかったプリエルの事を心配している。
- プリエル
本編未登場。
主人公と同じくSAOサバイバー。
リアルでは学生でノエルと同じ学校に通っている。
フブキが言うには本人はSAOEWでも主人公の力になりたいと思っているのだが両親に仮想世界へフルダイブすることを禁止されており現在は参加できずにいる。
- ミシェル
本編未登場。
SAOクリア後の動向は不明。
- ティール
主人公と同じくSAOサバイバー。
リアルでは学生でノエルと同じ学校に通っている。
第五守護者攻略戦後、SAOEWでフィールド探索中にホタル、フブキと共に再会し、主人公パーティの新メンバーとなった。ホタルとはフブキを通じてて知り合っている。
SAO事件時、リリエラ相手にノエルがたった一人で仲間を守りながら立ち向かうという状況に陥った事があり、ノエル救援のメンバーとしてエリスが選んだ一人がティールだった。
この時に合流したフブキ、プリエルと初めて知り合い、すぐに後に駆け付けた主人公とも知り合いとなりティールも主人公パーティメンバーと一緒に冒険するようになった。
メンタルが強く冷静な性格に優れた剣技を持ちSAO事件の修羅場も潜り抜けており、こうした優れた点がエリスが救援メンバーに選んだ理由だと思われる。
装備は主人公が一緒にレベル上げを手伝った際に新衣装に変えており、赤だったマントは青へ、黄色だったスカートは灰色へ変更し武器の細剣も刀身が赤い物へと変わっている。
他にも胸元のブレストアーマーには新たにひし形の赤い宝石があしらわれた。
SAO事件当時、まだ低層の頃にアネットと知り合っており当時のティールは全く自分の事を語ろうとしない少女だったが現在は主人公と出合った事で変わり自分自身の事も話してくれるようになったとアネットが語っている。
- テレサ(CV:末柄里恵)※SAOエンドワールドでは声を聴くことはできない。
SAOサバイバーで銀髪に黄色い瞳の女性プレイヤー。武器は槍。
第一守護者攻略戦前、SAOEWでフィールド探索中に偶然再会し、主人公パーティの新メンバーとなった。
攻略組ではなかったが主人公やエリスとはSAO事件当時お互いに面識がある。
SAOEWにはSAOのデータをコンバートしており、外見はSAO事件当時のものとなっている。
しゃべり方はかなりぶっきらぼうだが性格は割と素直で仲間想い。
SAOでの食事の味が忘れられずまたゲームを始めたらしく、食べれないアイテムも口に入れてしまうほどとにかく食いしん坊。
ルチアとアスナの作る料理を気に入っており、毎回打ち上げではその料理を堪能している。
別のソーシャルゲーム、コード・レジスタにもGGOの姿で登場している。
- ホタル
SAOサバイバーで灰色のショートカットに水色の瞳の女性プレイヤー。武器は刀。
第五守護者攻略戦後、SAOEWでフィールド探索中にフブキ、ティールと共に再会し、主人公パーティの新メンバーとなった。
ホタルが言うにはログインできないプリエルの代わりに主人公の力になればと思って来たと話しており、攻略組ではなかったが主人公とはSAO事件当時お互いに面識がある。またホタル自身も主人公にまた会いたかったという本音を見せている。実はSAO事件当時からフブキと知り合いでそのおかげでSAOEWでの再会に繋がった。
SAOEWにはSAOのデータをコンバートしており、外見はSAO事件当時のものとなっている。純真な上、とても明るく困った時でもポジティブに考える性格。
装備は主人公と一緒にレベル上げを手伝った際に新衣装に変えており、水色とオレンジが反転し、オレンジがメインカラーの和装姿となった。フブキが言うにはホタルは透波(要は忍)。
別のソーシャルゲーム、コード・レジスタにもSAOの姿で登場している。ちなみにコード・レジスタ時間軸のホタルはエンドワールド時間軸のホタルと上半身装備のみデザインが左右逆になっている。また装備している刀も異なる。
ユイ、ストレアと同じ学習型AIを持つ堕天使型のNPCで元はSAOの第100層ボスモンスター。SAOEWではリリエラは主人公専用のナビゲーションピクシーという分類。ALOのナビゲーションピクシーとは異なりSAOEWでは人間サイズのため普通にモンスターとの戦闘も可能。
強固な防御力を誇る第一守護者ザ・ヴァーダント・ガーディアンの戦いで苦戦し、主人公が武器を破壊の剣である片手剣エンドカオス・オーレオールに交換し取り出した際にリリエラのアバターが復活し主人公専用のナビゲーションピクシーとして確定した。
容姿や装備はフォールン・リリエラの時と同様のもので攻撃力などのSAO第100層ボス戦当時のスペックそのままに世界樹のフロアを守る守護者ボスモンスターすら一撃で怯ませるほか、SAOEWのエリアボスクラスを同時に10体程度同時に相手しても単騎で殲滅する圧倒的な強さを誇る。使えなくなった能力はスケルトン系の召喚のみで弱体化した点と言えばこれだけ。
復活できた理由としてリリエラが言うには主人公が愛してくれたおかげとの事だが実際には剣であるエンドカオス・オーレオールがユイやストレアの心と同様のデータ保存アイテムだったため。第100層で主人公にリリエラが倒されたと同時に剣にデータ保存され無事だったわけである。
SAOのカーディナルシステムから解放されたため自らの考えや意志で行動しており、主人公=自分の守る世界という新しい解釈の元に主人公に敵対し傷つけようとする者には主人公パーティのメンバーであろうと容赦なしに攻撃しようとする。
性格も記憶もしっかり残っており、主人公パーティのメンバーについては相変わらず”子羊”と呼んだり、皮肉たっぷりに話す。ベティの入れる紅茶がお気に入り。
ヤンデレ気質な所があり言動にもそれが現れている。彼女の時々言う”踊る”、”ダンス”という単語は”戦う”という意味である。
SAO事件当時、主人公パーティメンバーと本気で殺しあったことからリリエラ復活に関して歓迎している者は少なく、今後の彼女の行動次第では再び剣へ封印する可能性もある。
復活した当初、主人公に協力的な態度をとるのは何か裏があるのではと主人公パーティメンバーらから疑われていたが、裏などまったく無くただ主人公が好きだからというが理由。
また主人公の事を知るにはまず周りに集まる女性メンバーの事から学ぼうという方針にしたらしく積極的に主人公パーティメンバーらにも接している。
ストレアが言うにはリリエラはメンタルヘルスカウンセリングプログラムであるユイとストレアと同レベルのAIを持っているにもかかわらず、敵NPCという立場だった為人間やリアルについての必要最低限の情報しか与えられいないとの事。
その為主人公たち(人間)の事を正しく理解するために主人公パーティメンバーと一緒に冒険しながらリアルの世界のことを学習中である。
第四守護者攻略戦後、容姿を変化させたリリエラ。紫だった髪は金髪に変化し、目のオッドアイは紫と灰から水色と灰に、黒色の肌は人間と同じ肌色となった。
また衣装のカラーリングが赤と白という血盟騎士団を想起させるものへと変わっており、この姿の状態を”プレイヤーカラー”と呼ぶ。
いわゆるSAO第100層での戦いで見せたリリエラ・ザ・ヘルブレイズ(プレイヤーカラー)の最終形態のシステムそのもの。
リリエラが言うには子羊ちゃんたちが怖がるから変えてみたとの事で、この”子羊ちゃん”とは特にベティとルチアの事だと思われる。(既にノエルとエヴェイユはリリエラの事を信用している為)
SAO事件当時、リリエラがルチアとベティを鉱山ダンジョン内の罠にはめて以降二人は恐怖心を持っており、その事に関してリリエラなりに考えてみたようである。
主人公と一緒に冒険する中で人間の文化がどのようなものか学び、理解を深め第六守護者戦後頃には主人公パーティメンバーやキリトパーティメンバーらにも仲間として認められ、封印や彼女を討とうという考えは消えていた。
海を訪れた際にはアスナと親しくなり名前で呼ぶ様になっている。
城塞フィールド探索中、新型のAIパンドラに遭遇しストレアとコンビを組んで戦いを挑むもパンドラの力は圧倒的で全く敵わなかった。その後、愚弄され勝ち逃げされたと激しい憎悪を見せている。
その後ストレアと共に主人公とキリト相手に決闘し、同じNPCであるパンドラに対する対処方法を学んでいった。決闘中、パンドラが襲撃してきた際には戦闘パターンを学習したリリエラがパンドラを退けている。
2017年5月に行われたSAOEWの第2回ゲームオリジナルキャラクター人気投票で2位。ちなみにこの投票イベントでリリエラに150票入れると”最凶ピクシー”という称号が貰える。
- マツリカ
主人公パーティメンバーを襲う女性プレイヤー。
赤い瞳に赤い髪でおさげにしており、結び目に紫のリボンという容姿、背丈はルチアと同じくらい。武器は片手剣を使用している。常に喧嘩口調。
SAOEWのはじまりの町で主人公とエリス、アネットが話していた学習型AI搭載モンスターの調査中の内容を盗み聞き、主人公パーティーのその後を付けていた。
SAOEWの情報をすべて吐かせるべく圏外の無人街フィールドで隙をついてアネットに襲い掛かったものの、反撃に出たエリスとアネット相手に全く歯が立たず撤退している。
第七守護者攻略戦後、主人公とキリト達の様子を窺っていた所をリリエラに見つかり、エリスの考案した捕縛作戦によって名前が判明した。
マツリカは自分の姉がSAO事件解決後も意識が戻らない事からSAOEWにログインして一人で原因を探っていた。偶然出会った主人公やエリス達の会話を聞きSAOEWの運営の人間と勘違いし襲っていたのだという。
主人公、エリス、ノエル3人で捕縛を試みたものの話を聞いたエリスが驚いた一瞬のスキを突き逃亡している。
地上のはじまりの町を大量のモンスターが一斉に襲撃してきた事件の際には駆け付けたエリスに守られ窮地を脱している。この事がきっかけでその後、主人公パーティのメンバーとなり一緒に探索していくことになる。
秘匿エリアを探索した際には、ガラスで仕切られた場所で自分の姉を見つけエリスと同じ方法でデュエル申請を行い間違いない事を確認する。しかしそれはパンドラの用意した罠で主人公、キリト共にパーティメンバーと分断されてしまう。姉の事を気に掛けるマツリカはパンドラに向かっていくも圧倒的なレベル差に為す術がなく、倒されそうになるも主人公とキリトが守りきり無事だった。
- マツリカの姉(仮)
マツリカの姉で主人公と同じSAOサバイバー。容姿は青い瞳にライトグリーンの髪で腰ぐらいまである長さで左側でポニーテールにしている。衣装は白がメインで赤のラインが入ったものと赤いスカート。
須郷によって300人のうちの一人としてSAOEWに拉致されており、SAO事件が解決した現在も昏睡状態。
秘匿エリアでパンドラが主人公とキリトを他のパーティメンバーと分断する罠にはめるために管理者権限を使って一時的に姿を見させていた。その際、マツリカがエリスのやった方法と同じでデュエルを申請し自分の姉で間違いないことを確認している。
主人公とキリトがアルベリヒを倒したことによりSAOEWは崩壊、囚われていたマツリカの姉を含めたSAOサバイバーたち300人もリアルへ帰還することになった。
- アイラ(SAOEW事件時)/???(SAO事件時)
第四守護者攻略戦後、SAOEWで探索中に主人公とキリトが出会った女性プレイヤー。
主人公と同じくSAOサバイバーで容姿は黄色い瞳に黒髪のロング、また頭部の側部に緑のリボンを左右に付けている。衣装はミニスカート状の青い袴の巫女姿で武器は錫杖タイプの杖。
以前の所属パーティーは学習AI搭載型モンスターによって全滅し、その為SAO事件で名を馳せた主人公とキリトのパーティを頼ってきたのだという。
ある人物を探し、再会するためにSAOEWにやってきたらしく、人探しの手助けの為アイラも主人公達と同行することが決定し主人公パーティの新メンバーとなった。
また、AIであるユイ、ストレア、リリエラに興味を見せており会話の自然さに驚きを見せている。
ここまでは普通のSAOサバイバーの女性プレイヤーに見えるがそうではない。アイラは主人公と接触する以前に最上位のハイディング装備(ゲームマスターでなければ見つけられない装備を使用)で主人公パーティとキリトパーティを尾行し続け接触する機会を窺っていた。また別の人物と連絡を取り合っており、主人公とキリトに接触した本来の目的(本人が言うには任務)はユイ、ストレア、リリエラに関するもの。
さらに影では主人公パーティとキリトパーティメンバーに対し自分の計画の為に地獄まで付き合ってもらうなどと不穏な発言をしている。
第七守護者攻略戦後、姿を隠したままパンドラに話しかけSAOEWのプレイヤー達を圏外で狩ってくるように指示を出している。またパンドラの中にはアイラの過去があり、それはアイラ自身の未来になるという。
地上のはじまりの町を大量のモンスターが一斉に襲撃してきた事件の際、隠していた本性を見せアスナがパンドラ相手に戦闘している間にどさくさに紛れ今回の抹殺対象だったユイを攫うもアイラ自身想定していなかったタイミングで別のモンスターの襲撃に会い、とっさにユイを守ってしまい”パンドラによるユイ抹殺”という計画は失敗している。
これまでは自分は戦闘では足手まといになるからと自分が弱いことをアピールして演じてきていたが、ユイを守り一撃で高レベルモンスターを撃破したことで本当はそうでないことが分かっている。実際はアスナと対等に戦えるほどの実力を持つ。
その後の探索の際、秘匿エリアをキリトに見つけられ更にそこでの戦闘でパンドラが劣勢と判断すると主人公とキリトに対して不意打ちで襲い掛かり自身が組織パンドラに雇われパンドラの学習などの管理や調整を行っていたことを明かして撤退した。
世界樹頂上での決戦前、自分がやっていることは間違っていると分かっているにもかかわらず、アイラ(SAO)に会い笑顔をもう一度見るまでは止まれないと語り、その為に主人公パーティとキリトパーティメンバー達、その他の大勢のSAOサバイバーとその家族には”彼女のための礎”になってもらうなどと最後まで考えを変える事はなかった。
頂上での決戦時にはアルベリヒ、パンドラ、大量のパンドラ・フェイラーと共に待ち受けており、不意打ちでエリスを吹き飛ばし、エリスの問いかけにもパンドラを守るために後戻りする気はないと言い切っている。その後アスナと対峙し戦いを繰り広げることになった。
- アイラ(SAO事件時)
アイラ(SAOEW事件時)とは全くの別人。SAO事件当時、アイラ(SAOEW)とパーティを組んで冒険していた幼い女性プレイヤー。また、アイラ(SAOEW)がSAOEWで”探している人物”というのは彼女の事。
アイラ(SAOEW)が言うにはアスナの娘であるユイのようにいい子ではなく意地っ張りで直ぐに優劣をつけたがる子だったという。また冒険の際には前衛に出てみんなを守ってくれる正義感の強い人物だったようだ。
しかし、トラップによりモンスターに囲まれた際にアイラ(SAOEW)を守って戦い死亡している。パンドラの外見はアイラ(SAO)に似せて作られており、彼女に会いたい、笑顔をもう一度見たいという強い願望がアイラ(SAOEW)が須郷のパンドラ計画へ協力する理由になっている。
主人公パーティメンバーとキリトパーティメンバーを襲うNPCの少女。高度の思考ルーチンを備え同じNPCであるユイ、ストレア、リリエラ同様にスムーズに会話する事ができる。当初エリスはこの人物を”謎の白い影の人物”と呼んで識別していた。
買い出しに出ていたルチアに対してダメージが与えられない圏内の主街区であるにもかかわらず襲撃してきた。リリエラがルチアを庇うことを予想して試していたかのような発言をしている他、リリエラに対してまた会いましょうと告げて撤退した。
どうして襲撃してきたのか動機も不明。同じ場にいたアネットやリリエラにもあまりにも早すぎて目で捉えることができなかった為、容姿や使用している武器は不明だったが城塞フィールドで探索中2度目の襲撃で現れた際にその姿を確認する事ができた。
正体はSAOEWの運営組織パンドラの謎の人物が進めるパンドラ計画によって生まれた新型AI。名前の元になったのはギリシャ神話のパンドーラーだと思われる。その関連からか会話の際、”厄災を浴びせてあげる”という台詞が見られた。
リリエラから矮躯だと言われていた事から身長は低く、主人公パーティのちびっこ組メンバーと同じぐらいだと思われる。性格は無邪気で相手を倒す(殺す)事に全く躊躇いがなく楽しんでいる。容姿はアイラ(SAOEW)がSAOEWで探しているという人物、アイラ(SAO)に似せて作られており赤い瞳に腰まである白髪で後頭部には黒に白のラインが入ったデザインのカチューシャ、頭部側部でツインテール状にしており分け目部分と先端付近には束ねるための飾りをつけている。
服装は胸部から白のブラウスがのぞき上から黒寄りのダークパープルのゴスロリ風衣装、左肩のみ金属のアーマー、腰部にコルセット、下は同じくダークパープルのスカート更に下にペチコートといった姿。全体的に衣装がストレアのデフォルト衣装と同じ系列のデザインの雰囲気。
武器は鉤爪状に並んだ刀身の両手剣で鍔部分などストレアの持つ両手剣インヴァリアに近いデザインとなっている。この剣に対し鍔迫り合いを行ったり、また斬られたりするとその武器や装備の耐久値が一気に激減する。リリエラが持っていた片手剣エンドカオス・オーレオールにも一緒の効果が備わっていた。
NPCを示す頭部のアイコンが黒い赤で表示されている事からルチアとリリエラが鉱山で出会ったスイッチを行う凶悪なモンスターや、各地のエリアボス、世界樹のフロアを守る守護者以上のレベル及びスペック値だと思われる。キリトやアネットの予測通りこれまで襲ってきた学習型AI搭載モンスターの戦闘データが反映され、主人公パーティやキリトパーティメンバーの戦闘パターンは把握済みになっており攻撃はほとんど通用しない上、圧倒的な素早さと同じAIであるストレアやリリエラ二人を同時に相手にしても余裕で叩き伏せるほどの力を持つ。
アスナが隙を作り、主人公とキリトが同時に攻撃してやっと相手のバランスを崩す事が出来た。主人公とキリトと対峙した際、今のままでは勝てない事を悟り撤退時には今後更にパワーアップする事を示唆する台詞を残している。
リリエラからはモンスターと同じ”木偶”と呼ばれている。
第七守護者攻略戦後、正体を隠したアイラ(SAOEW)との会話でパンドラに管理者権限が付与されていることが判明している。またアイラ(SAOEW)からの指示で圏外でSAOEWをプレイしているプレイヤーたちを次々と狩っており、好戦的で自分から破壊を望むようになりつつある。
SAO事件当時の第96層で起こったモンスターの一斉侵攻と同様に地上のはじまりの町に大量のモンスターが一斉に侵攻する事件が起こり、運営からユイを抹殺するように指示を受けたパンドラはアスナとユイの前に現れアスナを圧倒的な力で打ち負かしアイラ(SAOEW)がユイを攫った事を確認すると今度は主人公とキリトの前に現れ前回から成長した素早さと戦闘技能で圧倒しその後撤退している。
その後の探索の際、アイラ(SAOEW)に言われていた強すぎるプレイヤーと戦かわないにようにという約束を破り秘匿エリアを管理者権限でワザと開放し、主人公とキリト、マツリカを罠にはめるもマツリカを倒すことばかりに気を取られた結果、主人公とキリトの同時攻撃を避けれずもろに大剣で受け止めてしまい、武器を喪失する直前まで追い込まれてしまう。この様子を見ていたアイラは本性を現し主人公とキリト二人を一撃で吹き飛ばしてパンドラを助け一緒に撤退している。
この失態にアルベリヒからパンドラに対しペインアブソーバーで痛みのレベルを引き上げて虐待同然の酷い仕打ちを受けており、アルベリヒが去った後にいつか細切れにしてやると発言している。
世界樹の頂上ではアルベリヒのいう最終調整と称した決戦でアイラ(SAOEW)や大量のパンドラ・フェイラーともに待ち構えており主人公パーティ、キリトパーティのメンバーと激戦を繰り広げることになった。
アルベリヒから管理権限実行の剣を奪い取り、精査されていないものも含め戦闘スキルの全データをパンドラ自身にアップし覚醒した姿。王であるアルベリヒを下し、自身が女神になったと称している。
言動も荒々しくなり、戦闘スタイルは両手剣の二刀流スタイルに変わっており、ジ・イクリプスなども使用可能。両手剣で斬られた際にはペインアブソーバーレベル0の効果で激痛が襲う他防具や武器の耐久値が激減する。
衣装やカチューシャなども黒と赤のデザインのものに変わっており、錠前のようなデザインのアクセサリーは首元のみになっている。
後に判明するのだがパンドラに止めの一撃を与えたのは主人公である。
- パンドラ・フェイラー
アルベリヒが世界樹頂上での最終決戦で用意していたパンドラの名を冠した堕天使型モンスター。
最初期のフォールン・リリエラと同じ外見、装備をしており大量にpopする。
カーラとエクレールがパンドラみたいな笑い方をすると話していたので、パンドラの人格データーが反映されているものと思われる。
原作本編キャラクター
ここでは原作小説、アニメ、ゲーム、漫画で登場したお馴染みのキャラクターたちを紹介する。
SAOサバイバーで第100層でヒースクリフを倒しSAOをクリアに導いた一人。
アスナと一緒に政府指定の学校に通っている。
SAO事件対策をしていた政府のある人物から依頼を受け聖騎士の噂を確認するためにSAOEWには一人でログインし調査していた。
依頼の内容はSAOの基幹プログラムを丸ごとコピーしているであろうSAOEWを運営に気付かれないよう内部の状況を探り最速でゲームを攻略する事というもの。
またSAO事件後も目覚めない人が複数人存在しているという事からSAOEWにその目覚めない人物達がいるのかキリト自身が確認したかったのとSAO事件同様に命が失われるのではないかと恐れこの依頼を引き受けている。
この件に関して電子機器メーカーレクトが関与している可能性が高いと睨んでいる。
SAOEWでもSAOのデータをコンバートしたので第100層攻略当時の強さで初期装備も当時のままとなっている。
SAO事件時に保存していたMHCPのデータを展開しユイとストレアがキリト専用のナビゲーションピクシーとなっている。
主人公と同じく第一守護者攻略戦後、SAOEWを運営する組織パンドラが推し進めるパンドラ計画に巻き込まれ、新型のAIパンドラを作るための実験対象として学習型AI搭載モンスターに執拗に狙われる事になった。
第八守護者攻略戦時には新装備に更新しており、立ち絵もそれに合わせて変更されている。
SAOサバイバーで元血盟騎士団の副団長。
現在はキリトと同じ政府指定の学校に通っている。
SAOEWではキリトが行っている調査について心配しており、追ってログインすることになった。
キリトと同じくSAOのデータをコンバートしたので初期装備も当時のままとなっている。
またキリトからこのゲームの調査について問いただした際にいつものメンバーたちを呼ぶ事を決め、SAO事件時のメンバーが集合することになった。
電子機器メーカーレクトが関与している可能性が高いと知り、アスナ自身もキリトとこの事件の解決に向け動くことを決めている。
世界樹の守護者攻略戦ではSAO事件当時と同じくキリトパーティと主人公パーティの指揮を執り戦っている。
第七守護者攻略戦後、地上のはじまりの町を大量のモンスターが一斉に襲撃してきた事件の際、運営からユイを抹殺するように指示を受けたパンドラが現れユイを守るべくアスナが一人で立ち向かうもパンドラの力は圧倒的で全く歯が立たなかった。
直後にレインが助けに入り窮地を脱している。
第八守護者攻略戦時には新装備に更新しており、立ち絵もそれに合わせて変更されている。
世界樹頂上での決戦時にはアイラ(SAOEW)と対峙している。
SAOEWではストレアと同様にキリトの専用のナビゲーションピクシーという扱い。
ただしALOのように妖精の姿ではなく、人間の子供サイズのままである。
キリトがナーブギアに保存していた学習型AIを持つ少女。
SAOEWでそれを展開し再び出会うことができた。
第七守護者攻略戦後、地上のはじまりの町を大量のモンスターが一斉に襲撃してきた事件の際、運営からユイを抹殺するように指示を受けたパンドラが現れピンチに陥る。
更に戦闘の最中に本性を現したアイラに攫われアスナと離れ離れに。しかしアイラ自身想定していなかったタイミングでモンスターの襲撃に会い、ユイ抹殺は失敗している。
この時はユイ自身はアイラが自分を殺すために攫った事をまったく分かっていなかった。
しかし、後に真実を知りアイラ本に直接会って真意を確かめる為にキリト達と共に世界樹頂上の決戦に赴いている。
第八守護者攻略戦時には新装備に更新しており、立ち絵もそれに合わせて変更されている。
SAOサバイバーでSAOでは希少なビーストテイマーとして有名だった。
ピナはナーブギアに保存していた為SAOEWでも出会う事が可能になった。
SAOEWにはアスナに呼ばれてやって来た。
第八守護者攻略戦時には新装備に更新しており、立ち絵もそれに合わせて変更されている。
SAOサバイバーでSAOではリズベット武具店という鍛冶屋を営んでいた。
またSAOEWでも地上に店を出そうと意気込んでいる。
SAOEWにはアスナに呼ばれてやって来た。
第八守護者攻略戦時には新装備に更新しており、立ち絵もそれに合わせて変更されている。
SAOサバイバーでリアルではキリトの妹。
SAOの時のデータをコンバートしているため、羽のない妖精のような姿をしている。
SAOEWにはアスナに呼ばれてやって来た。
第八守護者攻略戦時には新装備に更新しており、立ち絵ももそれに合わせて変更されている。
SAOサバイバーでSAOでは弓を使うただ一人のプレイヤーだった。
SAOEWにはアスナに呼ばれてやって来た。
こちらの世界にやってきてからはエリスからの提案で主人公パーティのメンバーと遠距離攻撃の対策の戦闘訓練を行っている。
第八守護者攻略戦時には新装備に更新しており、立ち絵ももそれに合わせて変更されている。
SAOサバイバーで元風林火山のギルドリーダー。
第四守護者攻略戦前に復帰、キリト達と合流した。
SAOサバイバーで第50層のアルゲードに店を開いていた商人。
クラインと同じく第四守護者攻略戦前に復帰、キリト達と合流した。
キリトがナーブギアに保存していたユイの妹で同じく学習型AIを持つ。
SAOEWでそれを展開し再び出会うことができた。
外見はSAOの上書きしたアバター姿そのままで、SAOEWではユイと同様にキリトの専用のナビゲーションピクシーという分類。
ALOのナビゲーションピクシーとは異なりSAOEWでは人間サイズのため普通にモンスターとの戦闘も可能。
かつてカーディナルシステムにより暴走し敵となり仲間と戦い同じ境遇となったリリエラのことを心配している。
SAOサバイバーでキリトと主人公二人にホロウ・エリアで助けられた少女。
SAOEWにはアスナに呼ばれてやって来た。
トレジャーハンターとしてエリスに協力しており、二人で協力して事前に情報収集を行うなどしている。
SAOサバイバーで絶剣と呼ばれているプレイヤー。圧倒的な強さを誇る。
SAOの時のデータをコンバートしているため、リーファと同じく羽のない妖精のような姿をしている。
以前はALOにいたがアスナと主人公を探しわずかな希望を頼りにこのSAOEWにやって来ていた。
またSAOで攻略組ではなかった事もあり、当時知り合いだったアスナ、シノン、主人公3人以外の原作組メンバー、主人公パーティのメンバーとは初めて出会うことになった。
第四守護者攻略戦後のフィールド探索中、主人公パーティのメンバー達とデュエルを行うことになり、そこでも圧倒的な強さを見せつけている。
対人戦では主人公、リリエラの次に強いであろうエリスですらすべてはじかれユウキにダメージを与えることが出来なかった。
また、ユウキと対戦したリリエラもキリトより速いという感想を持っている。
第八守護者攻略戦時には新装備に更新しており、立ち絵もそれに合わせて変更されている。
事前に調べキリトパーティと主人公パーティを付けていた女性プレイヤー。ALOではレプラコーンの種族を選択している。ALOの時のデータをコンバートしているため、リーファと同じく羽のない妖精のような姿をしている。武器は片手剣ソード・オブ・ホグニ。
レインはレベルが低くキリトと主人公を偶然街で見かけ戦闘の事を教えてもらいたくてハイドスキルを使いながらフィールドを追いかけて来たという。また、キリトと一緒にいたセブンの方にばかり興味を示し、いきなり会ったばかりのセブンの体調を気にしたりと不可解な行動をとりキリトたちメンバーに何か隠してるのではないかと勘繰られてしまう。
他にもアネット、ルチアが仲の良い銀髪の姉妹だと知ると複雑そうな気持ちをのぞかせるなどしており彼女には隠し事があるのは間違いないと思われる。
SAOサバイバーでギルドシャムロックを率いるリーダー。VRではアイドル、リアルではVR研究者として知名度がある。
ALOではプーカの種族を選択しており武器は槍のレーヴァテイン。ALOの時のデータをコンバートしているため、リーファと同じく羽のない妖精のような姿をしている。
第二守護者攻略戦後、SAOEWには実験を行う為にやってきており、ゲームで遊ぶのはついでのようである。
またSAO事件当時知り合いになった主人公、エリス、ノエルらとはじまりの街で再会、同時に探していたキリトとも出会い、セブンからこの世界を知るために同行させてほしいという願いを受け、一緒にパーティーを組み行動する事になった。
同行する理由はほかにもあり戦闘時の連携から生まれる一体感、絆の力をいつでも引き出し利用するという研究の目的のためでもある。
セブンと同じくSAOサバイバー。ギルドシャムロックのメンバーの一人でセブンの腹心。ALOではウンディーネの種族を選択しており武器は刀。
ALOの時のデータをコンバートしているため、リーファと同じく羽のない妖精のような姿をしている。
セブンと同じくSAOEWには実験を行う為にシャムロックの団員を引き連れてやってきている。
キリトと同じくSAOサバイバー。クローが武器。
第四守護者攻略戦後、SAOEWにやってきており、こちらでも情報屋としてキリトに依頼された学習型AI搭載モンスターの情報を集めている。
また、ゲーム内の1ヶ月間のイベントなどの予定表を掲載する場所としてアルゴの攻略本というコーナーがある。
本編未登場。
ホロウ・リアリゼーションにて初登場したヒロイン。
カードのみの参戦で本編には登場しない。
本編未登場。
劇場版ソードアート・オンラインオーディナル・スケールにて初登場したヒロイン。
カードのみの参戦で本編には登場しない。
本編未登場。
ソードアート・オンラインアリシゼーションにて初登場したキャラクター。武器は片手剣で神器の金木犀の剣。
名前が長いためカードではアリスと短く表記されている。
カードのみの参戦で本編には登場しない。
本編未登場。
ソードアート・オンラインアリシゼーションにて初登場したキャラクター。武器は片手剣で神器の青薔薇の剣。
カードのみの参戦で本編には登場しない。
SAOEWの世界樹を掌握するこの世界の王。
外見は金髪のオールバック、装備は白でまとめられた衣装でインフィニティ・モーメントで初登場した姿と同じ。
弱いプレイヤーは必要とせず、強いプレイヤーのみ求めていた
王である彼に力を見せつけるには各地を巡りエリアボスを倒し、さらに世界樹のフロアを守る守護者と呼ばれるボスモンスターを倒して封印を解除し頂上に辿り着かなくてはいけない。
また勝利した者には新たな力を開放し、この世界の真の姿を見せるという。
さらにSAOEWの事を”私のSAO"と呼んでいる。
正体はパンドラ計画を計画した須郷伸之。パンドラの学習などの管理や調整などはアイラが行っていたが、アイラの事は全く同僚として見ておらず、思い通りにいかないとノロマだのと罵倒している。
どうしてAIのパンドラを作ったのかという動機については1つ目は茅場の作ったAI達の性能を超える事、2つ目はパンドラの軍事転用を目論んでおりその為に作ったと語っている。
世界樹頂上の最終決戦ではSAOのアインクラッドにあった紅玉宮を再現した場所でアイラ、パンドラ、大量のパンドラ・フェイラーと共に待ち受けており、キリトと主人公相手に激戦を繰り広げることになった。
キリトのみがナーヴギアでログインしていることを見抜いており、管理者権限でゲームオーバーになるかまたは、仲間の誰かがログアウトすると強電磁パルスで脳を破壊するという仕様に変えてしまう。
また同時に300人の目を覚ましていないSAOサバイバーも同時に死亡するというもの。300人のSAOサバイバーについては人の思考、感情、記憶を制御するための実験を行っていたと語っており、データはほぼ取り終えたという。
300人についてどう処分しようか考えていたところキリトと主人公たちが頂上にたどり着き、再デスゲーム化の方法を考えついたと語っている。
SAOのサーバーを管理していた電子機器メーカーレクトのフルダイブ部門に所属していたが退職し、SAOEWを運営する組織パンドラを立ち上げた。レクトに残った部下たちも須郷のその後の行方は全く知らなかった。SAO事件解決直後、茅場を見下して馬鹿にしていたのは須郷である。
須郷はSAO事件解決直後、順次解放されていた300人のSAOサバイバーをデータ状態でSAOEWに拉致、また解放されたSAOサバイバー全員に無料でSAOをプレイできるという文句でSAOEWへの招待状を送りパンドラ計画の準備を整えていった。
第一エリアの守護者戦以降、学習型AI搭載モンスターを使いキリト達や主人公達、SAOEWで遊んでいるSAOサバイバーのプレイヤーたちの動き、戦闘パターンデータを収集、更に茅場の作ったAIであるユイ、ストレア、リリエラのデータを利用し既存AIの性能を超える新型AI、パンドラを作るパンドラ計画を推し進める。
SAOEWで赤い鎧を纏った聖騎士風のプレイヤーを見たと噂が書き込まれ、キリトと主人公は彼ではないかと疑っている。
地上のはじまりの町でもキリトと主人公が目撃しているのだが、その後見失ってしまった。
キリトにSAOEWの調査、速やかな攻略を依頼した政府の人間。総務省総合通信基盤局所属。
元SAO事件対策の担当で、SAO事件後も目を覚ましていない人物が複数人いることも明かしている。またアスナの父がいる大手電子機メーカーレクトがこの事件に関与していると疑っており調査に当たっている。
世界樹頂上の最終決戦時には外部からキリト達と主人公達をモニタリングしていたが須郷により邪魔されてしまった。しかしこのことが原因で逆探知され須郷の潜伏先である国内の研究所を突き止めている。
SAOEW崩壊から2週間後、リアルでキリトと主人公に会い、不手際を詫びている。
時間軸
SAO事件が解決した11月7日から約4ヶ月後、ソードアート・オンラインエンドワールドと呼ばれるゲームサービスがパンドラという組織によってサービス開始された頃の物語。
帰還したSAOサバイバーである主人公パーティのメンバーたちはキリトたちと同じ学校に通っていることが語れている。
まだ半年も経っていないにも関わらず、SAOが遊べるというこのゲームは報道関連で一切批判される節がないなど不審な点も多い。
SAOEWはSAOの世界を再現し体験できるゲームでアインクラッドはオリジナルと同じく空中に浮遊しておりプレイヤーや町のNPCは人間である。そのためプレイヤーは妖精のように空を飛ぶことはできない。
また、大きな違いとしてはじまりの街は地上にありソードアート・オリジンのアイングラウンドと同じような様子となっているほか、ALOにあった世界樹が存在していることが挙げられる。
更に世界樹は封印状態で構造が異なり階層ごとに仕切られ、第1層から頂上まで階層ごとに守護者と呼ばれるフロアボスモンスターを倒さなければならない。
他にも本家ALOではアインクラッドが存在しないため、SAOを遊べるのはSAOEWのみとなっているなどの違いがある。
キリト達原作本編メンバーの中ではALOにログインしたことがあるのはリーファ、ユウキ、セブン、スメラギ、レインの5人だけで他のメンバーはゲームにログインした事がない。
このSAOEWは世界樹が存在している事からも分かるようにALOのデータを流用している他、SAOのデータも丸ごと流用している。
第七守護者攻略戦後にこの時間軸でもSAO事件後、マツリカの姉のように目を覚ましていない人物が300人いることが判明しておりこの一連の事件にはSAOのサーバーを管理していた電子機器メーカーレクトの元社員である須郷伸之の関与していた事が分かっている。
AFTER THE HEROES -アフター・ザ・ヒーローズ-編
作品解説
エンドワールド編の後日譚にあたる短編シナリオでSAOEW崩壊から2週間後、運営をベンチャー企業関係者が引き継ぎALOのアップデートが施された新生SAOEWのサービスが開始された頃の物語。
シナリオイベント開始は2017年7月21日(金曜日)となる。
あらすじ
世界樹の頂上でこの世界の王であるアルベリヒを倒したことでSAOEWのフィールドが崩壊し2週間が過ぎた。
主人公はキリトから届いたメールの宛先にあったゲームにログインしそこが新生SAOEWであることを知る。
ベンチャー企業が引き継ぎ新たに運営を始めた新生SAOEWにはALOのアップデートが施され今まで行けなかった場所も攻略可能になっていた。
キリトはエリスに頼んで主人公の仲間たちも呼び、新生SAOEWの攻略へと向かう。
登場人物
主人公
SAO事件に続きSAOEWで行われていた須郷伸之の人体実験とパンドラ計画の全貌を暴き、解決に導いたプレイヤーの一人。
主人公パーティメンバー、キリトパーティメンバーと共に新生SAOEWの攻略を目指す。
新生SAOEWのダンジョンを探索中、ノエルと主人公がポーションなどのアイテムを取引した際、主人公のストレージ上にあったアクティブ状態のパンドラのラストアタックボーナスアイテムをノエルが勝手に起動させたことによってパンドラのアバターが復活した。
これによりパンドラは主人公専用のナビゲーションピクシーとして確定している。新生SAOEWにてアネットやリーナが連絡を取ってくれたことでSAO事件時の元の主人公パーティのメンバー全員が主人公と再会している。
妖精アバター先行入手クエストではどの種族を選択したか不明のままとなっている。
2017年9月現在の主人公パーティは、主人公とナビゲーションピクシーのリリエラ、パンドラ+女性プレイヤー20人の合計23人(人数最大時)という構成。常時この人数構成というわけではなく、エリス、ノエル達を始めSAO事件時に早い段階で主人公と知り合った一部メンバー達は日頃から一緒に行動しているが、他のメンバーは家庭の事情など様々な理由からログインできない状況があるようだ。
ゲームオリジナルキャラクター
ここでは主人公(=プレイヤー)と共にクエスト攻略を目指す仲間や敵対するNPCとして登場するゲームオリジナルキャラクターを紹介する。
- エリス
妖精アバター先行入手クエストではサラマンダーか、ナビゲーターとしてスプリガンのどちらを選ぶか迷っていたが、シリカが楽しむことを第一にしたほうという助言をしたことでエリスの中では選択する種族が決まったようである。
ただし、最終的にどの妖精種族にしたかは発言しておらず不明のままとなっている。
- ノエル
妖精アバター先行入手クエストではユウキと同じインプを選択している。選択した理由は暗闇の中でもちゃんと見えて素早く動け悪戯し放題だからというもの。
また本家ALOでもインプを選択しており、暗闇で一人だけ動けてとても楽しかったと語っている。また悪戯も妖精バージョンを考えているとの事。
- カーラ
妖精アバター先行入手クエストではシルフを選択している。
- ベティ
妖精アバター先行入手クエストではプーカを選択している。本人が言うには歌唱のほうにも少し自信があるとの事。
- アネット
妖精アバター先行入手クエストでは妹のルチアと同じ種族にしたいと発言、ただし特徴を見てから決めるとしている。ルチアと同じであればウンディーネを選択すると思われる。またサシャールの意見を取り入れていればサラマンダーを選択したものと思われる。
- エヴェイユ
妖精アバター先行入手クエストではケットシーを選択している。選択した理由は猫ちゃんになてうれしいし、可愛い子をお友達にしたいから。
- リラ
妖精アバター先行入手クエストではどの種族を選択したか不明。
- ルチア
妖精アバター先行入手クエストではウンディーネを選択している。
- シャサール
妖精アバター先行入手クエストではサラマンダーを選択しており、ルチアにも一緒にサラマンダーにしようと提案しているが、姉のアネット一緒にウンディーネにすると断られている。
- エクレール
妖精アバター先行入手クエストではサラマンダーを選択している。
- フブキ
妖精アバター先行入手クエストではどの種族を選択したか不明。
- プリエル
妖精アバター先行入手クエストではどの種族を選択したか不明。
- ミシェル
妖精アバター先行入手クエストではどの種族を選択したか不明。
- リーナ
妖精アバター先行入手クエストではどの種族を選択したか不明。
- メリー
妖精アバター先行入手クエストではどの種族を選択したか不明。
- ティール
妖精アバター先行入手クエストではどの種族を選択したか不明。
- テレサ
妖精アバター先行入手クエストではレプラコーンを選択している。これはテレサが料理が得意な種族にしたいと打ち明けた事に対しレインが助言で物作りならとレプラコーンを勧めた事によるもの。
テレサも料理を作るための調理道具が作れるという事でこの種族に決めたようである。また妖精の国限定のケーキを作ると意気込んでいた。
- ホタル
妖精アバター先行入手クエストではどの種族を選択したか不明。
- リリエラ(プレイヤーカラー)
リリエラは既にプライベートピクシーの為、妖精アバター先行入手クエストではプレイヤーと同じ9種族になれない可能性が高い。
- マツリカ
妖精アバター先行入手クエストではどの種族を選択したか不明。
- アイラ(SAOEW事件時)
新生SAOEWには主人公パーティメンバーとキリトパーティメンバーにこれまでの事を謝罪するためにログインした。すべてゲーム内の事だったため刑事的な処罰はされていない。
リアルで菊岡と会っており事件について知っていることを話したとの事。経緯はSAOサバイバーであるアイラの手元にも須郷からメールが届き、ログインしてみると目の前に死亡したはずの友人そっくりのNPC、パンドラが現れたという。
須郷が回収したデータ内には死亡したプレイヤーのアバターデーターもあり、AIとしてなら仮想世界で蘇らせれると言われ須郷の計画に協力することになった。
ユイからは助けてもらった感謝を告げられ、キリト達からはいつか罪と向き合えるようになったら一緒に冒険しようと誘われていた。
妖精アバター先行入手クエストではウンディーネを選択している。
ユイ、ストレア、リリエラと同じ学習型AIを持つNPCでSAOEWの世界樹頂上ボスモンスター。須郷伸之に既存のAIの性能を凌ぐ新型の軍事用AIとして開発された過去を持つ。
新生SAOEWではパンドラは主人公専用のナビゲーション・ピクシーという分類。ALOのナビゲーション・ピクシーとは異なりSAOEWでは人間サイズのため普通にモンスターとの戦闘も可能。
主人公パーティメンバー、キリトパーティメンバーと共に新生SAOEWのダンジョンを探索中、ノエルと主人公がポーションなどのアイテムを取引した際、主人公のストレージ上にあったアクティブ状態のパンドラのラストアタックボーナスアイテムをノエルが勝手に起動させたことによってパンドラのアバターが復活した。これによりパンドラは主人公専用のナビゲーション・ピクシーとして確定している。
以前の記憶もしっかり残っており、主人公やキリトの事もしっかり覚えているのだが一部記憶が欠落している模様、世界樹の頂上で戦っていた後の記憶がないのは精査していない全戦闘スキルを自身に一気にアップデートした事が原因。
衣装は覚醒前のデフォルトのパンドラの物に戻っており、両手剣の二刀流スタイルから普通に両手剣1本で戦うスタイルに戻っている。性格は以前の無邪気なままで覚醒時の禍々しさは消えている。主人公の事を好いておりアバターが復活して早々に抱きつくなどしている。
パンドラは既にプライベート・ピクシーの為、妖精アバター先行入手クエストではプレイヤーと同じ9種族になれない可能性が高い。
もしくはストレアと同じ理由でSAOで使用されていたアバター、アイラ(SAO事件時)が元になっているので選択できる可能性もある。
原作本編キャラクター
ここでは原作小説、アニメ、ゲーム、漫画で登場したお馴染みのキャラクターたちを紹介する。
妖精アバター先行入手クエストではスプリガン(原作のキャリバー編以降のヘアスタイル、装備)を選択している。選択した理由は黒だからではなく直感でそのほうが楽しめるからとの事。
最後に主人公にはこれからもずっと一緒に冒険していこうと語っている。
妖精アバター先行入手クエストではウンディーネを選択している。選択した理由はみんな前衛で戦いたいだろうから後衛のヒーラーに適した種族を選んだとの事。
妖精アバター先行入手クエストではケットシーを選択している。
妖精アバター先行入手クエストではレプラコーンを選択している。
妖精アバター先行入手クエストではどの種族にするか決めたか不明だった。原作小説と同じであれば選択する種族はノームだと思われる。
妖精アバター先行入手クエストではどの種族にするか決めたか不明だった。原作小説と同じであれば選択する種族はサラマンダーだと思われる。
妖精アバター先行入手クエスト後はコンバート前の種族、シルフがそのまま適用される予定。
妖精アバター先行入手クエストでは弓を使い続けたいので遠くを見渡せる種族になりたいとの事。原作小説と同じであれば選択する種族はケットシーだと思われる。
妖精アバター先行入手クエスト後はコンバート前の種族、インプがそのまま適用される予定。
妖精アバター先行入手クエストではまだどの種族にするか決めて居ない状態だった。ユイやリリエラやパンドラと同じピクシーだが、彼女の元になったアバターがプレイヤーの物だったためキリト達と同じく妖精種族を選択できると思われる。ロスト・ソング版と同じであれば選択する種族はノーム。
妖精アバター先行入手クエストでは自身がトレジャーハンターだからという理由でスプリガンを選択している。
妖精アバター先行入手クエスト後はコンバート前の種族、レプラコーンがそのまま適用される予定。
妖精アバター先行入手クエスト後はコンバート前の種族、プーカがそのまま適用される予定。
本編未登場。
後日談でも登場することはなくその後については一切不明となっている。
時間軸
SAOEW事件から2週間後、崩壊したSAOEWと本家ALOは須郷が運営権を手放し、ゲームプレイヤーの中にいたベンチャー企業の関係者が運営を引き継いでいる。
また新生SAOEWのフィールドおよび浮遊城アインクラッドにはALOのデータがアップデートが施され、死亡するとリメインライト化し近くの町に戻される設定に変更された。
ALOのデータがアップデートされたといってもこれまで通り人間がプレイヤーなので空を飛ぶことはできない。また以前同様にナビゲーションピクシーは人間と同じサイズのままなので戦闘が可能。
ALOと違いレベルは実は無くなっておらず隠しパラメータとなっている。
後日、SAOEWに更なるアップデートが行われALOと同じ妖精種族が導入されることが決定した。先行アップデートでは種族領土、領主といったシステムが同時に導入されたかは不明だがキリトが最後に"妖精の国"という発言をしておりフィールドも大幅にアップデートが施され変更された可能性がある。
アップデートが施されていればアイングラウンドと同じくはじまりの街+9種族領土+首都アルンという構成になる。
これはクエストを攻略した限られた一部のプレイヤーが9種族の妖精になれるというクエストで、このクエストは主人公やキリト達が事件の調査時に行っていた旧グランドクエストを一つにまとめた再構築版になっており、立ちはだかるボスモンスターはかなり強化されている。
主人公とキリト達は世界樹の棲み着いたボスモンスター"狂気の狩り手"を倒すことに成功し、アイテム"妖精の国への案内状"を使用してアバターを先行入手しており、一時的にSAOEWは人間と妖精両種族が混在する世界観となった。
キリトとアスナ以外の他のメンバーの妖精種族になった後のキャラクターのビジュアルの類は一切登場していない。その為、種族の選択について発言していないキャラクター達はどの種族を選択したか不明である。
これらのアップデートは最終的に完全なALO化が行われる予定である。
尚、この時間軸では本家ALOが事件後に再度サービス開始したかについては不明となっている。
余談
・原作小説ソードアート・オンラインの13巻~16巻及び、小説ソードアート・オンラインプログレッシブの2巻~4巻の原作者の川原礫氏のプロフィール欄の自画像がSAOEWのカードのデザインになっている。
レアリティは★3でプログレッシブ4巻の時点でLv42。名前はKawaharaになっており武器は片手剣。
関連タグ
SAOEW SwordArtOnlineENDWORLD ソーシャルゲーム ガラゲー GREE
カテゴリ | ライトノベル WEB小説 アニメ ゲーム アプリ |
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原作者・出版社関連 | 川原礫 abec 電撃文庫 アクセル・ワールド 絶対ナル孤独者 |
ジャンル | SF(サイバーパンク) ファンタジー サスペンス バトルアクション デスゲーム VRMMORPG |
表記揺れ | ソードアートオンライン SAO SwordArtOnline 刀劍神域 刀剑神域 |
キャラクター関連 | ソードアート・オンラインの登場人物一覧 ソードアート・オンラインのカップリング一覧 |
アニメ関連 | 伊藤智彦 足立慎吾 小野学 アニプレックス A-1Pictures 2012年夏アニメ 2014年夏アニメ 劇場版 2018年秋アニメ |
楽曲関連 | 梶浦由記 LiSA 春奈るな 藍井エイル 神田沙也加 |
ゲーム関連 | インフィニティ・モーメント(PSP) / ホロウ・フラグメント(PS Vita) / ロスト・ソング(PS3/PS Vita/PS4/Steam) / Re:ホロウ・フラグメント(PS4/Steam) / ホロウ・リアリゼーション(PS4/PS Vita/SWITCH) / フェイタル・バレット(PS4/XboxOne/Steam/SWITCH) / 千年の黄昏(PS4/PS Vita) 二見鷹介 アクリア アートディンク ディンプス |
アプリ関連 | コード・レジスタ(iOS/Android) / インテグラル・ファクター(iOS/Android) / メモリー・デフラグ(iOS/Android) / エンドワールド(GREE) /プログレス・リンク(Mobage) /プログレス・リンク∞(Mobage) |
スピンオフ | ガールズ・オプス 猫猫猫 スクワッド・ジャム 時雨沢恵一 黒星紅白 クローバーズ・リグレット 渡瀬草一郎 ぎん太 |
その他 | ディープ・エクスプローラー(アーケード) レプリケーション(VR体験イベント) ザ・ビギニング(VR体験イベント) |
ゲーム公式ホームページリンク
ソードアート・オンライン エンドワールド公式サイト(バンダイナムコゲームス)