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グリンジーの編集履歴

2023-01-06 21:42:46 バージョン

グリンジー

ぐりんじー

『星獣戦隊ギンガマン』の敵組織「宇宙海賊バルバン」のサンバッシュ魔人団最後の1人。

「楽しかったぜぇ……兄弟ごっこもなぁッ!」

CV:大川透


概要

第十二章「悪夢の再会」に登場するサンバッシュ魔人団最後のメンバー。ザリガニの甲羅を思わせる装甲に身を包んだ姿をしており、頭部にはザリガニの触角、左胸には魔人団のエンブレムのタトゥーもある。


高度な変身能力の持ち主であり、加えて演技力も高く、変身した相手に完璧になり切る事が出来る等、頭の足らない馬鹿揃いの魔人団の中では最も高い知能を持つ。本人は剣を武器としており、地中に潜っての奇襲戦法が得意な模様。


前回のネイカーの地震作戦で姿を現した洞窟に眠るギンガの光を入手するため、リョウマの兄・ヒュウガに化けてまんまと騙し、炎のアースでなければ開かない箱を開けさせることに成功する。


だが、箱の中身は………。


劇中での活躍

サンバッシュ「何だ!?こりゃどういうことなんだ船長!?」

ゼイハブ「てめぇでてめぇのラストチャンスふいにしてりゃ世話ねぇぜ。ここらで別れの盃と行こうじゃねぇか」

シェリンダ「処刑の方法は選ばせてやる。何が良い?」

ブクラテス「わしゃ、久し振りに火あぶりが良いと思うがなぁ…」


サンバッシュが帰還すると、ゼイハブ達は作戦に失敗した彼を処刑する準備を進めていた。

取り囲むヤートット達に発砲すると、改めてサンバッシュは声を挙げる。


「ちょーっと待ったーッ!!船長、俺の最後の作戦はまだ終わっちゃいねぇ!今俺を殺したら後悔するぜ!?」


前回ネイカーの力で地震を起こしたのが実は作戦の第一段階であり、次こそが正真正銘最後の作戦であると必死で弁明するサンバッシュ。「絶対に魔獣ダイタニクスは復活する」と前置いた上で……


「これが俺の最後の……そして完璧な作戦だ!!」


そう豪語するサンバッシュだったが、彼は気づかなかった。自分達のやり取りを盗み聞きするブドー魔人衆虚無八の存在に……。


「いよいよサンバッシュが最後の作戦に動き始めたか……」


虚無八の報告を聞いたブドーが自室でそう呟いている頃、当のサンバッシュは棺桶を引きずってバイクで疾走し、「出て来い、ギンガマン!」とギンガマンを呼び出す。

5人が駆け付けるとサンバッシュはバイクに括り付けた棺桶を開けて見せる。

その中に入っていたのはなんと、バルバンが復活した際に崖から転落し、そのまま行方不明になっていたリョウマの兄・ヒュウガだった。当然5人は驚愕する。


「驚くのも無理はねぇなぁ。だが、幽霊じゃねぇぜ?地下空洞に落ちていたのを俺が拾い上げてやったのよ。いつか利用できると思ってね。ギンガマン、こいつを助けたけりゃ陽炎岬へ来な!」


そう言って陽炎岬へと5人を誘き出す。リョウマ達は見事にヒュウガを救い出すことに成功するが、5人は気づかなかった。目の前にいるヒュウガがグリンジーの化けた偽者であることに……。


そうしてヒュウガに化けたグリンジーは、リョウマに断崖の洞窟に行くように伝える。岬の洞窟には究極の力・ギンガの光が封印されているのだが、洞窟の扉はアースでなければ開かないのだ。

リョウマが自分で開けない理由を問うと、ヒュウガに化けたグリンジーは「灼熱の溶岩に飲まれたせいでアースを失った」と誤魔化した。


そうしてアースでないと開かない洞窟の扉を開けたリョウマが箱を入手したところを狙い、背後から襲撃。見事に箱を奪い取って見せた。


その後、グリンジーはヒュウガの姿で他の4人と交戦していたサンバッシュの元に現れ、「リーダー!手に入れたぜギンガの光ぃ!!」と言って箱を手に掲げる。

それを見たサヤが自分達の前にいるヒュウガが偽者であることを自覚すると、ヒュウガに化けたグリンジーは「お前らもよっぽどおめでたいなぁ!生きてる訳ねぇだろうが!!」と嘲笑い、遂に変身を解いて正体を現した。

そしてリョウマから強奪した箱をサンバッシュに投げ渡そうとすると、そこへ現れたリョウマに阻止されたために箱はイエローの手に渡ってしまう。


その後、レッドを含めた5人のギンガマンとサンバッシュ魔人団は戦闘を再開し、場所を森に移して激戦を繰り広げ、グリンジーはレッドを地中からの奇襲で痛め付け、サンバッシュと共にギンガマンを追い詰め(記事冒頭の台詞を言った後に)サンバッシュと挟み撃ちにしたギンガマンを両手からの光線で攻撃する。

だが、ヒュウガの姿を利用したグリンジーとサンバッシュに対して怒りを燃やしたギンガマンは立ち上がり、『自在剣機刃』を用いた必殺技『機刃の激輪』を反撃として繰り出し、グリンジーはサンバッシュと共にそれを受け敗北する。


その後グリンジーは「野郎、良い気になりやがって…バルバエキス!(※飲み干した後で)効くぜぇ~っ!」バルバエキスを飲んで巨大化すると、サンバッシュと箱の争奪戦を繰り広げるレッド以外のギンガマンの操るギンガイオー相手に剣で交戦。しかし最期は流星弾を受けて敢え無く爆散した。


箱を巡る争奪戦を制したサンバッシュが鍵で箱を開けるが、箱の中は空だった。いつかデカいことをしようと、ゼイハブにも内緒にしていた計画が破綻したことで自暴自棄になったサンバッシュ。レッドを道連れにしようするも失敗し、そのままバイクで崖から転落して爆散し、この瞬間を以てサンバッシュ魔人団は名実共に壊滅した。


だがこの戦いの一部始終は全て虚無八が見ていたため、ここから剣将ブドー率いるブドー魔人衆による、魔獣ダイタニクス復活に向けたギンガの光の捜索と争奪戦の火蓋が切って落とされることになる……………


余談

名前の由来は明らかになっていないが

ザリガニ(crayfish(クレイフィッシュ))&変身(change(チェンジ))だと思われる。

モチーフはザリガニの他にアメフト選手も含まれている。


スーツはタグレドーの改造。


自らの変身能力を活かしてサンバッシュの最終作戦を見事サポートしたまでは良かったが、上述の通りに結局箱の中には何も入っておらず、自身もその事を全く知る事無く倒される結果となってしまったが、当のサンバッシュもギンガの光を持ち込んだ者の芝居にまんまと騙されてしまった事を考えると、とんだ無駄骨を折らされた挙句犬死にした不遇な怪人と言える(※てれびくんで役に立たない魔人のレッテルを貼られなかっただけマシかも知れないが)。


また、ヒュウガに化けた際には「灼熱の溶岩に飲まれたせいでアースを失った」と嘘八百を並べていたが、本物のヒュウガが終盤になってアースを捨てる形で失うことになるのは何とも皮肉な話である。


声を演じた大川氏は、今作がスーパー戦隊シリーズ延いては特撮初出演となる。次の出演は『獣電戦隊キョウリュウジャー』のラスボスである蝶絶神デーボス役で、それまで実に16年のスパンを要する。


関連タグ

星獣戦隊ギンガマン 宇宙海賊バルバン 魔人(宇宙海賊バルバン)

サンバッシュ魔人団 ザリガニ


ラガーリガニー:アメフト選手でザリガニモチーフの戦隊怪人。


カメレアン大隊長ドーラコカトリス2号カッパ(カクレンジャー):高度な変身能力で他者を欺いた戦隊怪人の先輩達で、カッパに至ってはレッド戦士を騙した点が共通している。(しかもそのレッド戦士の演者はヒュウガと同じ人である)


パウチ星人ボラペーノ6年後の作品に登場する怪人で、同じく高度な変身能力を持つ。


ババルウ星人主人公の兄弟に化けて卑劣な策を展開した繋がり。リョウマは兄だがこちらは弟。


アンチラ星人スラン星人クワイラナリスマシ妖精のサラワレテ居ナリズマ・シボンズ:ヒーロー側の関係者に化けて卑劣な策を展開した敵繋がり。

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