概要
中国史の人物や、中国神話、道教の伝承を出典とするサーヴァントたちである。
一覧
時代配置
◇神話、伝説上の人物◇
太歳星君|
※中国神話、および道教の信仰体系は関帝廟に祀られた関羽のように後付けで神に昇格した者や平気で時代を飛び越える者、孫悟空や哪吒のようにインドから伝来した者、果ては太極や太乙といった概念の擬人化などしっちゃかめっちゃかであり、おおよそどこかの時代にこれと特定するのはナンセンスなためここにまとめる。
- 始皇帝|
- 徐福|
- 荊軻
- 韓信⋯この中では唯一次の時代の漢までなんとか生き残るも高祖劉邦と呂雉の計略によって刑死する、優秀さからくる将来への有望を妬んだ劉邦と呂雉に危険視されたという説が有力。
- 項羽
- 虞美人⋯当然ながらネタバレ要素は型月設定。
◇後漢~三国代◇
⋯この時代の出典はほぼ全て三国志
- 張角
- 呂布奉先
- 赤兎馬…記述を鵜呑みにすれば関羽とあわせて30年以上生きて戦い続けたことになる。勿論「実は品種名で単一個体を示していないのでは?」という異説もありこれを取れば整合性はあることになる。
- 陳宮
- 司馬懿(魏~晋)
- 諸葛孔明(蜀)
◇魏晋南北朝◇
- 蘭陵王(北斉)
◇唐代◇
◇北宋◇
⋯以下全て水滸伝、ただし水滸伝は各地の偉人伝をまとめたエンタメ通俗小説のため、歴史的整合性はあまり注目視されない。
◇明代◇
◇清代◇
FGO中国語版での規制
2021年9月14日、中国大陸での運営元より、武則天の真名が隠され強制的に「不夜城のアサシン」表記となり、イラストが表示中止措置がとられ、アサシンクラスのクラスカードに置き換えられた(中國版《FGO》用「蓋牌法」修改武則天立繪,直接用卡背圖和諧 | 4Gamers)。
さらにボイスやプロフィールに至るまで削除、という尋常でない事態であった。ただし、バトルグラフィックに影響は無い模様。
露出度が問題なら布を増やせばいいだけであり、公開中止となるのはイラストだけでいい筈である。
9月16日、虞美人と水着版、三蔵ちゃん(中国版では2018年に「西行者」表記に変更された)、楊貴妃にも同様な措置がとられた。
荊軻、呂布、哪吒、項羽、秦良玉、始皇帝、赤兎馬、司馬懿はイラストは残ったものの真名が隠され、クラス名に数字がついた表記となった(中國《FGO》將楊貴妃、虞美人等歷史英靈改以「職階編號」命名)。
中国関連のサーヴァントという共通点があるが、諸葛孔明や陳宮のように手つかずの者もおり詳細は不明である(中国版「FGO」で中国系キャラクターの名前・イラストが突然変更に 虞美人(アサシン)は「暗匿者230」、始皇帝は「裁定者229」に)。
発端となったのは中国の別のゲーム『江南百景图』であった。中国国営放送の番組の8月24日の放映回で取り上げられ、南宋時代の武将・岳飛(女体化などはされていない)が上半身裸の状態で羊を連れている、というスキンが屈辱的なものを表わすとして批難された。スキン差し替えだけでは終わらず、責任者には停職という重い処分がメーカーから下される事になった。
更に、同番組においてゲーム名こそ明言されなかったものの武則天が「紫のツインテール」にされている事が別ゲームの武則天表現と共に批判された。
国営放送で批難された以上、中国でのFGO運営元も対策を余儀なくされたものと見られている。(中国国営放送にて「紫の髪の毛でツインテールの武則天は歴史認識をゆがめる」として指摘。 その後、中国版『FGO』に登場するキャラクター13体が修正され、中国SNSではミーム化する)。
10月29日、クラス名+数字という便宜的な名称からの変更が告知された(ビリビリ公式)。翌11月3日のアップデートにて修正。
サーヴァント | 便宜的呼称 | 本変更後の呼称 |
---|---|---|
荊軻 | 暗匿者042 | 匕見 |
吕布奉先 | 狂戦士049 | 虎狼 |
不夜城のアサシン | 暗匿者170 | 周照 |
哪吒 | 槍兵193 | 蓮偶 |
項羽 | 狂戦士226 | 重瞳 |
秦良玉 | 槍兵228 | 忠貞 |
始皇帝 | 裁定者229 | 祖政 |
虞美人(アサシン) | 暗匿者230 | 雛罂[Assassin] |
赤兎馬 | 騎兵231 | 丹駒 |
司馬懿〔ライネス〕 | 騎兵241 | 萊妮絲(ライネス) |
楊貴妃 | 降臨者275 | 琰女 |
虞美人(ランサー) | 槍兵288 | 雛罂[Lancer] |
さらに上記の英霊に加え、西行者(玄奘三蔵)のマテリアルとボイスにも調整が入るとのこと。
関連タグ
サーヴァントでないキャラとして登場:韓信(Fate) 魃さん