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ギャレン「俺には恐怖心などない!」

データ

身長208cm
体重108kg
カテゴリーカテゴリー7
スートスペード
特色/力右腕の装甲板、左腕の爪
CV塩野勝美
登場話第7話「囚われた2号、第8話「甦った者たち」、第38話「運命を掴む者」、第41話「強くなりたい」

(出典:『仮面ライダー剣 超全集』p.15、東映公式『仮面ライダー図鑑』より。)

概要

仮面ライダー剣』第7・8話に登場した怪人

スペードカテゴリー7に分類される三葉虫の祖たる不死生物

本来は海底に潜んでいる水棲のアンデッドで、獲物を捕食する際には陸上に上がり、鉄塊をも容易に刺し貫く左腕のや、左肩の二本角を手裏剣にして投げつける。

全身を覆う甲殻の鎧は銃撃にもびくともせず、右腕部の装甲は盾の役目を果たす。

広瀬義人の手によって解放されるも伊坂/ピーコックアンデッドに捕獲され、ライダーシステムの戦闘データを得る為に、剣崎一真/仮面ライダーブレイドと戦わせられるも、途中から援護に駆けつけたギャレンと戦う。

恐怖心によりカテゴリーAとの融合係数が低下したギャレンを変身解除まで追い込んだものの、助太刀に入ったブレイドに圧倒され、「ライトニングブラスト」によって封印された。

また、第41話における城光/タイガーアンデッドの一万年前のバトルファイトの回想シーンにも登場している。ギラファアンデッドと戦っていた。

劇場版ではアルビノジョーカーによって再び解放され、他のアンデッド達と栗原天音を襲うもグレイブラルクによって封印された。

封印されたラウズカードはスペードの7、「メタルトリロバイト」。消費ポイントは、通常時で1200MPで、ギルドラウズカード時は1600MP。ラウズすると体を硬化する『トリロバイトメタル』を発動するが劇中未使用だが、ハイパーバトルビデオにて偽仮面ライダーブレイドが使用した。また『仮面ライダーディケイド』でディケイドブレイドアタックライドで使用。センチピードオルフェノクドラゴンオルフェノクの攻撃を弾き返した。

ブレイドがキングフォームになるとギルドラウズカードに変化するが、こちらも未使用。

余談

劇中で初めて「ライトニングブラスト」を被撃した怪人である。

よくコラやニコニコ動画でネタにされるダディウワァァァァァァァァァァ!!と叫ぶシーンは実はトリロバイトアンデッドに襲われているシーンが元ネタ。

そもそも2億5千万年前に絶滅している三葉虫が『バトルファイト』に参加する意味があるのだろうかとは突っ込んではいけない。(前回のバトルファイトは一万年前であり、既に絶滅済のはず)

特撮に限らず恐竜が現代まで生き延びていたというフィクション作品は少なくないから、本作の世界の中では三葉虫が絶滅せずに生存していたという解釈も可能だが……。

また、別の解釈としてはジョーカーアンデッドがバトルファイトに勝利すると統制者ダークローチを大量に生み出した事から、もしトリロバイトアンデッドが勝利すれば統制者の力で三葉虫を復活させることが可能となるとも考えられる。

また、ネタ的解釈で、現代に三葉虫がいないのは前回のバトルファイトの優勝者であるヒューマンアンデッドが、前回の戦いでこいつと何か嫌なことがあったために居場所を与えなかったという事も考えられる…もっとも『仮面ライダー剣 超全集』p.87にて、ヒューマンアンデッドはあらゆる動植物が幸福に暮らす世界を望んだのでは、と記述されていることから、この線は薄いだろう。

ボディ右側の金色の部分が三葉虫の背面(表)、黒色の部分は腹部(裏)という発想でデザインされており、眼や触覚も左右で2ずつ付いている。属性がメタルなので西洋ヨロイのテイストを合わせ、盾のようなシェルと剣のような爪を装備している。左側を黒くすることで左右非対称の印象がTV的にどのように映るかを試みた一体でもある。

デザイン画には、アンデッドの中でもより古い生物なので黒い部分とそうでない部分との混ざり方がアンバランスという設定、という旨が記されている(『UNDEAD GREEN BLOOD』pp.18-19)。

スーツは後に『仮面ライダーカブト』のフォルミカアルビュスワーム アルミカに改造された。

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