「ライダー、小さくなれるとは知らんだろ・・・?」
CV:池水通洋(第30話)、山下啓介(対ショッカー) スーツアクター:瀬島達佳
概要
第30話「よみがえる化石 吸血三葉虫」、劇場版「仮面ライダー対ショッカー」と「仮面ライダー対じごく大使」に登場。
古生物学者の志村博士が化石から蘇らせた三葉虫をショッカーが奪い怪人化させたもの。出身地はアッシリア地方。
三葉虫の姿と怪人態を使い分けることが出来るが、怪人態に戻るには人間の血を吸わせる必要がある。(血を吸われた人間は重体となる)。その為運び屋と思われる男性が彼のアシストをしていた。
弱点は血が少なくなると弱体化すること。
前述の能力を用いて滝和也と一文字隼人を始末しようとするが、滝には怪しまれ、踏まれかけて失敗し、次に立花レーシングクラブにいたマリの血を吸って怪人態となり一文字隼人と戦うが変身されて撤退した。
最期
人質となっていた志村博士によって生命力を弱められていたことが発覚。空港付近での仮面ライダー2号との戦闘で「ライダーキック」を受けて化石に戻った。生命力を弱められていたからなのか戦闘では終始劣勢であり、まともなダメージすら与える事ができなかった。しかし撃破後には2号から「手強い奴だった」とコメントされていた。
劇場版について
劇場版1作目「仮面ライダー対ショッカー」では地獄谷での伏兵として、劇場版2作目「仮面ライダー対じごく大使」では富士山頂に作られたアジトに行く途中の滝と本郷猛を迎撃するためにザンジオーに率いられて登場した。最期は仮面ライダー1号の「ライダーパンチ」を受けて爆死。
余談
- ザンブロンゾは最も小柄なショッカー怪人であり、身長126㎝、体重27㎏だが、作中では血を吸いまくったからか160㎝位はあるように見える。
人質となっていた志村博士は自分が用済みとして始末される可能性を考えてザンブロンゾの生命力を弱めた事をゾル大佐に明かした時にゾル大佐は「この野郎」と言っていた。
今回に限ったことではないがストーリーも中々突っ込みどころ満載であり、ショッカーが志村博士の家の地下に勝手に基地を制作していたり、滝がナレーションも含めてFBIの犬扱いされていたり、ザンブロンゾが三葉虫の状態に戻らずカーテンに隠れたり(しかも一文字にはあっさりとバレている)とある意味素晴らしいネタ回となっている。
- 羽田空港での戦いでザンブロンゾの発した咆哮は、モグラングの断末魔の流用。
- 羽田空港にてライダーに襲い掛かった戦闘員のワッペンがモグラング所属のものになっている。
派生作品
「新仮面ライダーSPIRITS」ではショッカー東京湾海底基地の怪人として登場。
1号ライダーを追って基地内部に侵入した仮面ライダーZXを迎撃するが、鱗を躱されてしまい逆に十字手裏剣を顔と胸に突き刺される。右往左往している所へZXにエイキングとアルマジロングを投げつけられ、三人まとめてドテッ腹を「ZX穿孔キック」で突き破られて爆死した。
関連イラスト
関連項目
絶滅生物仲間
ザンヨウジュー、大怪人ダロム、トリロバイトアンデッド、トリロバイトマギア、マーレラジャマト:三葉虫の怪人仲間。