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ナポリタンの編集履歴

2023-04-02 11:42:41 バージョン

ナポリタン

なぽりたん

日本生まれの洋風パスタ料理。料理名とイタリアのナポリ市とは一切無関係。

概要

スパゲティにトマトケチャップを絡めて作る洋風料理。

具はハムベーコンソーセージタマネギピーマンなどを用いる事が多い。

赤(ケチャップ)・緑(ピーマン)・白(タマネギ)という彩りはイタリアの国旗をイメージしたもの。

麺もアルデンテではなく、柔らかくもっちりした食感のものが使われる。

喫茶店の定番メニューであり、お子様ランチにもよく登場する。


関連イラスト

ナポリタン

昔ながらのナポリタンセンシティブな作品

オリジナル

なぽりたんナポリタン

版権

「美味いか?」 「うん!!」


日本生まれの洋食

スパゲティを用いているが、日本で考案されたもので、イタリア料理ではない。

イタリア人からすればパスタにケチャップを使う行為は邪道と見做される。イタリアだけではなく、他の欧米圏でもケチャップは子供向けの調味料かジャンクフードに用いるものという認識が強く、日本に置き換えればうどんちくわにケチャップをかける感覚に近い。

なので現地人はナポリタンを見ると怪訝な顔をするが、実際に食べてみたら美味かったという反応が返ってくる事もある。

もちろん、これこれに関するイラストもある。

ポーラにナポリタンを見せてみるザラ姉様日本製ぱすた


起源

元は横浜山下町にある、ホテルニューグランドの第2代総料理長・入江茂忠が最初に考案したものだと云われる。入江は米軍兵士がケチャップでスパゲティを食べているのを見て、それだけでは味気がないと思いアレンジを加えて考案したという。オリジナルレシピでは、前述の理由からケチャップではなくトマトピューレを用いることとした。

ケチャップと置き換わったのは、昭和30年代に国産スパゲティが開発され、販売促進のデモンストレーションとしてこのナポリタンが選ばれたため。

庶民に広めるべく、当時は一般的ではなかったトマトピューレの代わりにケチャップを使ったレシピが考案され、それが定着したのだ。


アメリカ発祥説?

イタリア系アメリカ人がパスタを作る時、ホールトマトを使うところをケチャップで代用したのがルーツ、という話もある。

サントリー烏龍茶パッケージに書いてあったりしたので目にした人も結構いると思われる。

ただこの説も完全に間違いというわけではなくナポリタンを生み出した入江茂忠は戦後アメリカの占領下にあったときアメリカ軍人たちが食べていたケチャップをかけただけのスパゲッティを見て、これをもっと美味しく改良しようと考えたのがナポリタンの始まりだと云われる。


世界では不味い料理として認識されている?

実はナポリタンは世界の不味い料理ランキング「Worst Rated DISHES in the World」にも載っている。

これはナポリタンが外国人の口に合わないというよりも、「パスタにケチャップを使う」「パスタをゆでた上に更に炒める(火を通し過ぎる)」といったイタリア料理のタブーをいくつも犯しているためだと考えられる。

イタリア料理として見れば禁忌の料理なため、イタリア料理として捉えるか、新しい麺料理として捉えるかによって評価が大きく分かれてしまうのだろう。

実際に「Worst Rated DISHES in the World」にも火を通し過ぎる事(アルデンテを無視して更に加熱)を指摘しているので、このワーストはアルデンテを絶対と考えるイタリア料理の常識で考えた場合の評価といえる。


アイスのナポリタン

イタリアでは、3つの味(バニラチョコレートイチゴ)のアイスクリームをナポリタン(ナポリ風)と呼ぶ事がある。

ちなみに某アイスバーは、そのままスパゲティ・ナポリタンの風味を追い求めたもの。


ナポリタンが好物なキャラクター


関連動画

ナポリタンの作り方


関連タグ

洋食

ナポリたん


ガリガリ君:こちらのナポリタンの方が有名になってしまい、本来の三色アイスを検索しようとしている人の邪魔になる事がある。


外部リンク

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