概要
『機動戦士ガンダム水星の魔女』のティザービジュアルの段階ではクールそうに見えたスレッタ・マーキュリー。しかし、公式サイトで立ち絵が公開されるとその評価は一転した。
「あれ?眉毛太くね?」「なんかタヌキ顔かわいい」とSNS等で話題となり、その結果付けられたのが『水星たぬき』である。恐らく前作『機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ』で、主人公達火星出身者の作中での蔑称が「火星ネズミ」だった(しかも公式がそれを題材とした『3丁目のおるふぇんちゅ』という企画を出していた)為、「惑星+動物名」という仇名が視聴者に浸透したものと思われる。
別名として『スレッタヌキ』がある。
中には「こんなほんわかしてそうな子がガンダムに乗って戦えるのか」といった声があったり、語呂が何故か絶妙に噛み合うのも相まって作品自体が「水星狸合戦がんだむ」と称されていたり、そのタヌキぶりによって始まる前からSNS上で注目を集めているのは間違いない。
本編が放送開始されてからもやはりタヌキっぽいという評価は割りと多め。スレッタ自身の対人スキルが高くないこともあり、高圧的な相手などを前にしたり強く出られると近くの人間の背に隠れしがみつくという、小動物めいた癖があることも後押ししている。
また1話、2話続けて食べ物を貰って食べているシーンがあり「タヌキが餌付けされてる」といった反応もある。
第2話ではその展開から、しばしば「捕獲されたたぬき」「ケージに入れられたたぬき」にも喩えられた。
第3話ではヘルメット装着時に目の下に丸い影が落ちる描写のために、更にタヌキ指数は上昇。かわいい。
科学的見地からの検証
似てる。かわいい。
余談
- スレッタの影響を受けてかミオリネはきつね扱いをされる事が多く「ミオリネキツネ」というタグも存在する。
- また、ミオリネの状況が「籠の鳥」、髪型がインコを連想させることから鳥扱いをしたものも。
- 公式やキャラデサ担当のイメージではスレッタは犬、ミオリネは猫のモチーフのもよう。
- なお、たぬきはイヌ科の動物である。極東にのみ棲息する世界的には希少種である為、海外の視聴者にはアライグマと混同される場合も多い。
- 擬人化ならぬ擬獣化もSNS等を中心にじわじわと数を増やしつつある。
- 他キャラがスレッタからの好感度を稼ぐ様子が「『Pontaポイント』を貯める」と形容される。
- 第1クール前半戦振り返りSP内では「タヌっとしている」と形容された。
- 『SDガンダムワールドヒーローズ』には佐助デルタガンダムというキツネに可変するガンダムが登場するが、タヌキに可変するガンダムはいない。
- まったくの偶然ながら、放送開始した2022年秋期には、狸と狐が主人公のアニメ(『うちの師匠はしっぽがない』)も放送。実質的な主人公がたぬきな『仮面ライダーギーツ』も含めれば3作同時である。さらに『しっぽな』にはミオリネ役のLynnもレギュラー出演している。
制作サイドの見解(?)
- シリーズ構成の大河内一楼は本作の放送に合わせてtwitterの名前に「🦝🍅」という絵文字を書き加えている。「🍅」はミオリネのことだろうが「🦝」は…?
- ちなみに「🦝」の絵文字はアライグマでありたぬきの絵文字は存在しない。
- スレッタの中の人が「たぬき」という言葉に反応した。おいおい…。困るよ…。
関連イラスト
- ミオリネキツネと
- 捕獲
- 餌付け
- 擬獣化
- 獣人化
「なんだって兄さんはあんなうどんな女を!」・「水星たぬきが怖くて、どん兵衛が食えるかぁ~!」
- タヌキと呼ばれて云十年の超ベテランと名門シリーズのタヌキとの邂逅
なお「イラストを描く時はシッポに縞模様を入れてしまうとアライグマになるので注意しよう」と、きつねさん・名門シリーズのご同輩・オリンピックで日本の英雄になった伝説のアライグマが言っておりました。
関連項目
アライグマ:一部イラストが…。
クロスボーン・バンガード:過去のガンダム作品に登場する敵勢力でとある人物からたぬき呼ばわりされた事がある。
ハインラッド:同じくガンダム同様に長寿のロボット物に登場するタヌキのキャラクター。
某猫型ロボット - 作中ではその見た目のせいでタヌキだと疑われる。
まめだ:同時期に放送されているアニメの主人公。人間に化けている化け狸の少女。また、こちらにもLynnが演じるキャラクターと絡む。
仮面ライダータイクーン:同時期に放送されている仮面ライダーに登場するタヌキモチーフの仮面ライダー。→ マスクドG計画
信楽たぬき男:第2クールと同時期に放送されているアニメに登場するタヌキキャラ。
スカポンタヌキ:同じく第2クールと同時期に放送されているスーパー戦隊である人物が発言した名台詞。
近藤正臣:「30日、30日、いっぽんぽん」のCMが懐かしい、金鳥の水性キンチョウリキッドでたぬきになった水性のたぬき。スクーターに乗っている点も共通。
浅草みどり:映像研には手を出すな!の主人公。原作者公認の狸面。生態も臆病ですぐ他人の背中に隠れる。劇中劇であるが搭乗型二足歩行ロボットも登場する。
12話Cパートネタバレ注意