基礎データ
全国図鑑 | No.0747 |
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アローラ図鑑 | No.136 |
ガラル図鑑 | No.307 |
パルデア図鑑 | No.344 |
分類 | ヒトデナシポケモン |
タイプ | どく / みず |
高さ | 0.4m |
重さ | 8.0kg |
特性 | ひとでなし / じゅうなん / さいせいりょく(隠れ特性) |
タマゴグループ | すいちゅう1 |
他言語版の名称
英語 | Mareanie |
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イタリア語 | Mareanie |
スペイン語 | Mareanie |
フランス語 | Vorastérie |
ドイツ語 | Garstella |
中国語(簡体字/繁体字) | 好坏星/好壞星 |
韓国語 | 시마사리 |
進化
ヒドイデ → ドヒドイデ(Lv.38)
概要
初登場は『ポケモンSM』。
オニヒトデをモチーフにしたポケモンで、ロングヘアーの子供のような姿だが、その正体は毒の棘を持った極太触手。戦闘時はそれらの棘を勢いよく相手に飛ばすが、反動が大きいのかのけぞってしまう。
かわいらしい顔には小さな牙が見え隠れしており、グロテスクな触手と愛嬌のある中身というギャップのある組み合わせから、後述のレア感もあってコアな人気があるポケモン。
サンゴを食い荒らす現実のオニヒトデよろしく、サニーゴの頭に生えるサンゴが大好物であり、バトル中の行動にもそれが反映されている。
具体的には研究所近くの「メレメレ海」に生息している野生のサニーゴが助けを呼んだ際にまれに現れ、なんとそのサニーゴを食おうと襲い掛かる!ひどい!
とはいえ、サニーゴの頭の珊瑚は折れても一晩~三日で生え換わるので、ヒドイデ単独ならそこまで害はないのかもしれない。だが進化後は……。
同様に蟻と蟻食い、石と石食い等、厳しい生存競争の一端が見える野生戦は他にも見ることが出来る。
何より第7世代でヒドイデはこの方法でしか入手できない為、サニーゴ自体の出現率が低い事もあり、その入手難易度は第7世代のポケモンの中でも屈指である。
特に隠れ特性のヒドイデを捕まえようとなると、仲間を呼ぶサニーゴを状態異常にしてはならない、サニーゴをヒドイデの攻撃から守らなければならない、サニーゴの技のPPも気にしなければならないと恐ろしいくらいに難易度が高い。
GTSで隠れ特性のヒドイデを探すのも手。隠れ特性という保証は全く無いが、ガンテツボールに入っているヒドイデが狙い目。
なお、サニーゴと卵グループが同じ(水中1)であり、サニーゴにアクアブレイクを遺伝する場合はこいつも親対象だったりする。さらに色違いだとピンク色主体のサニーゴみたいなカラーになる。これをどう解釈するかはトレーナー次第。
第8世代のポケモン剣盾の舞台のガラル地方にもサニーゴと共に生息している。
だが、この地方に生息している個体はサニーゴの頭のサンゴの美味しさに気付いてないらしい。なぜかと言うと…。
第9世代のポケモンSVの図鑑によれば、折れたバチンウニのトゲを食べようとしてよく痺れている様子。
脚が千切れても強い再生力ですぐ生えるらしいが、その脚の味は苦味と渋味が強くて食材にはむかないという。
2017年に展開されたグッズシリーズ「Look Upon the Stars」ではかんむり座を担当。
奇しくも2020年に冠をモチーフとしたバドレックスが登場が決定しており、今であれば彼がその担当だっただろう。
ゲーム上の特徴
タイプはどくとみずの複合。ドククラゲやハリーセンと同じ組み合わせだが、実はヒドイデ系統はどくタイプがメインである(他の2種はみずタイプがメイン。クズモーもどくタイプがメイン)。
能力値的には守りに優れており、進化後は倍以上に強化される。ちなみに進化後とHPの種族値は変化がなく、素早さに至ってはたった10ではあるもののこちらが上。
固有特性「ひとでなし」は、毒状態の相手に与える攻撃が必ず急所に当たるというもの。まさに人でなしの所業である。
隠れ特性「さいせいりょく」は図鑑説明にある『頭以外の場所は千切れても一晩眠れば元通り』という図鑑説明が反映されている。進化させて実戦投入させたいならぜひともこの特性にしたいところ。
使用トレーナー
アニメ版
漫画版
番外作品
『Newポケモンスナップ』
海辺に生息しており、ポケモンの生態が何かとリアルに描写される本作においてもサニーゴに対して群れで追いかけ回す等関係は相変わらず……かと思いきや、個体によっては仲良くアシレーヌの歌声を聴いていたり、なんとパールルに飛びかかったりと独自の生態系が築かれている様子。
アニメ版
『アニポケ・サトシの旅シリーズ』
コジロウのヒドイデ
漫画版
『ポケットモンスターSPECIAL』
ムーンのヒドイデ
性別:♀️ 特性:ひとでなし 性格:ようき
リーリエの代わりにゼンリョクバトルバトルの出場を決めたムーンが捕獲したと思われるポケモン。
グラジオ戦ではエスパー技を警戒して逃げ回りつつ、前座のベトベターによって付与されていたポリゴンのどくが回るまでの時間稼ぎをしていたが、結果的には一つも技を繰り出すことなく敗れた。ぬしラランテス相手には長時間戦い続けボロボロになりながらも勝利している。
関連イラスト
関連タグ
ポケットモンスター ポケモン ポケモンSM ポケモンUSUM
0746.ヨワシ/たんどくのすがた/むれたすがた→0747.ヒドイデ→0748.ドヒドイデ