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ジェームズ・ポッターの編集履歴

2023-07-26 01:07:08 バージョン

ジェームズ・ポッター

じぇーむずぽったー

『ウィザーディング・ワールド(魔法ワールド)』の人物。ハリー・ポッターの父。

注意

同名の人物

同名の人物が二名存在する。


タグ付け

「ジェームズ」タグのみの作品が多いが、検索の利便性を考慮するならばジェームズ・ポッターとタグ付けするのが望ましい。


概要

ウィザーディング・ワールド(魔法ワールド)』の人物。魔法使いの男性。


ハリー・ポッターシリーズ』の本編開始時点では故人である。


ハリー・ポッターの父で、妻はリリー・ポッター(リリー・エバンズ)。


アルバス・ダンブルドア率いる不死鳥の騎士団の若手の中心として闇の帝王ヴォルデモートと何度も直接対決した人物。


しかし1981年のハロウィン、妻のリリーと共に、ゴドリックの谷にてヴォルデモート自身の手にかかり殺されてしまう。享年21歳。


ルビウス・ハグリッドをはじめ学生時代からの友人や騎士団のメンバーからは、現在もヒーローの様に想われており、息子のハリーにとっても、ある時期までは彼を「最も尊敬すべき人物」と見ていた。


グリフィンドール出身。学生時代から優秀で、成績は学年上位でクィディッチのスター選手という人気者だった。シリウス・ブラックリーマス・ルーピンピーター・ペティグリューと「マローダーズ」として悪戯騒ぎを起こしていた。7年時には男子首席に選ばれている。


非合法の動物もどきであり、牡鹿に変身する。マローダーズたちからのあだ名はプロングズで、「角の枝分かれ」の意味。


プロフィール

NameJames Potter
誕生1960年3月27日
死亡1981年10月31日 享年21歳
血統純血
家族
所属不死鳥の騎士団
学校ホグワーツ魔法魔術学校 🔴グリフィンドール
在学中の地位など
マホガニー、芯不明、28cm、よくしなる、強力で変身術に最適 ギャリック・オリバンダー製 
守護霊🦌牡鹿(明言されていないが、騎士団メンバーなので出せると思われる。そして動物もどきと守護霊の形態は一致する。)
魔法技能
その他
映画版演者
映画版吹替

容姿

外見は息子のハリーそっくり。髪は短く漆黒で、四方八方に逆立っている(short and stuck up in all directions)。眼鏡を掛けており、背が高く、細面で細身の男性。


ただし、目はハリーと違いアーモンド型ではなく、色はヘイゼル(邦訳版では「ハシバミ色」)で、これは金色と緑色と褐色を混ぜたような絶妙な色合いのことである。※参考画像


また鼻はハリーよりやや高い。


ハリーは美形のトム・リドルと顔立ちや雰囲気が似ているらしいので、ハリーとそっくりのジェームズもまた容姿は整っている方だと考えられる。


学生時代、格好をつける時(主にリリーがいる時)は髪の毛を更に手でくしゃくしゃにする癖があった。


映画版では茶髪であり、その影響かファンアートでも明るめの髪色で描かれることが多い。


享年21歳なので生前の姿は青年(若者)であるはずだが、映画版では中年~壮年のキャスティグがなされた。これは原作者と情報がうまくやり取りできていなかったか、あるいは「父」としてのイメージを重視した結果だろう。(そもそもジェームズと同期のセブルス・スネイプシリウス・ブラックリーマス・ルーピンも映画版では原作よりも年上のイメージでキャスティングされている。)


来歴

生い立ち

1960年3月27日、由緒正しき純血ポッター家に生まれる。ただし純血だが家風は純血主義ではなかったようだ。


父はフリーモント・ポッター、母はユーフェミア・ポッター。高齢出産児。


母は死の秘宝イグノタス・ペベレルの末裔であり、本編でハリーが持っている真の透明マントの継承者である。


父フリーモントが魔法薬の発明で特許を取ったため、かなり裕福な家庭環境であった。


両親に深く愛されて育った(とハリーは若いジェームズを見て確信していた)。


学生時代

低学年〜中学年

真夜中の悪戯仕掛け人Happy Birthday James Potter!!

ホグワーツ魔法魔術学校に入学、尊敬する父フリーモントと同様にグリフィンドール寮に組み分けされる。


クィディッチチームでも優秀なチェイサーとして活躍。成績も優秀で文武両道だった模様。そしてその悪戯好きな性格からグリフィンドール内では人気者であったらしく、シリウス・ブラックリーマス・ルーピンピーター・ペティグリューと親しく、マローダーズ(徘徊者、強奪者、強襲者)(悪戯仕掛け人)と名乗っていた。ホグワーツ全域を探検し、忍びの地図(Marauder'smap)という逸品も作成している。(後にフレッド&ジョージを経て息子ハリーの元へ渡る。)


一心同体

特にシリウス・ブラックとは入学前に乗ったホグワーツ特急の中で既に意気投合しており、

以降、無二の親友として影と形と呼ばれるほど兄弟同然の付き合いをしていた。


友人のリーマス・ルーピンが狼人間であることを認識すると、アニメーガスになる方法を調べ能力を会得し、ルーピンが狼状態のときでも一緒にいられるようにするなど、友情には篤かった。


蛇と獅子

一方でスリザリンセブルス・スネイプを入学前のホグワーツ特急で同じコンパートメントに乗り合わせた時から敵視し、お互い軽蔑し合うようになる。スネイプが当時のテロリストであるヴォルデモートに近しい思想(闇の魔術や純血主義)に傾倒していたことや、ジェームズが想いを寄せていたリリー・エバンズと幼馴染であることへの嫉妬から、尊厳破壊レベルの虐めを仕掛けていた。また、スネイプ以外の生徒にも悪戯で呪いを掛けたりして遊んでいた。


リリーも傲慢なジェームズを嫌っており、偶然スネイプの記憶を見た息子ハリーも今までの「理想の父親」像が崩れ、シリウスとリーマスに問い質すほどのショックを受けた。(といっても、原作者によればこの時点で既にリリーはジェームズに惹かれていたという。)


しかし、シリウスが「スネイプを人狼状態のリーマスに出会うように誘導する」という悪戯(いわゆる未必の故意)を実行したときは、危険を顧みずスネイプを救出しに行くなど、彼なりに「一線」は弁えている。決して嫌いな人間相手でも決定的な暴力を振るうことはしなかった


ちなみに普段はシリウスのみがジェームズの見せびらかしや悪戯のエスカレートをストップさせることができる存在であり、この時は逆転現象が起こっている。


映画版ではスネイプが一方的に被害に遭っているシーンしか出なかったため印象が悪いが、スネイプも常にやられっぱなしというわけではなく、魔法でジェームズの頬に切り傷を負わせるなど多少の抵抗は見せている。また、スネイプは「常にジェームズたちは徒党を組んで自分を狙った」と言っているが、どうもスネイプも完全にスリザリンで孤立していたわけではなく、マルシベールエイブリーといった死喰い人予備軍との繋がりがあったようである。そしてマルシベールは同級生に「許されざる呪文」を掛けるといった行為をしており、スネイプはそれを止めようとせず黙認していた。(スネイプがマルシベールの行為に積極的に加担していたのは不明。)これらを総合して考えると、スネイプがジェームズたちの悪質な虐めの被害者であることは事実で疑いようがないが、スネイプにもまた非があったことが分かる。


高学年

「好き?」「……………………………………………すき」

その後、スネイプとリリーが絶交。7年生になりホグワーツの首席(ヘッドボーイ)に任命されるほどには自己顕示や悪戯好き、傲慢などの悪癖を改めるようになり。晴れて同じく首席(ヘッドガール)のリリーと交際するようになった。


しかし、そのことでさらにスネイプに憎まれるようになり、リリーに気づかれないところでは卒業するまで呪いの掛け合いは続いていたようである。


ちなみにシリウスが16歳の時に夏休みにブラック家に耐えかねて家出、ポッター家に転がり込んできている。原作者書き下ろしの短編ではジェームズとシリウスでバイクに二人乗りしながら死喰い人とチェイスしているのだが、それはおそらくこの辺りの事件だろう。


卒業後

ハリポタ ついろぐ②


死喰い人に勧誘を受けるも、それを断ってリリーや悪戯仕掛け人と共に不死鳥の騎士団の初期メンバーに加わる。断った際にはヴォルデモートに1回目の襲撃を受けたが退け、計3回ヴォルデモートの襲撃から生き延びた。騎士団の活動に専念するため妻のリリーと共に職についておらず、両親からの莫大な遺産で生活していた。

ブラック家から追放されたシリウスを家に留め置き、狼人間であるため定職に就けなかったリーマスには経済的な支援をした。


リリーとは卒業後に結婚し、ハリーが誕生した。なお、結婚式に付添人はシリウスが務めている。作者の発言によれば息子にはクリスチャンとしての洗礼式もきちんと行い、洗礼親はシリウスに任せた。


ヴォルデモートが「予言」に従い息子ハリーの命を狙っていると判明すると、ゴドリックの谷で事実上の軟禁生活を送る事になる。シリウスが「忠誠の魔法」により居場所を隠すための「秘密の守り人」をピーターにするように薦め、それを承諾。しかし彼の裏切りに遭い、ヴォルデモートにポッター家の所在が発覚してしまう。


1981年10月31日。ジェームズはリリーとハリーを逃そうとヴォルデモートに一人対峙した。しかし彼は直前までハリーを彼の杖と遊ばせており、なんと杖を居間に置き忘れてしまっていた。アルバス・ダンブルドアでさえも勝てるかどうかといった強さを誇ったヴォルデモート相手、どうせ必負の闘いであったとしても、あまりにも致命的なミスだった。


その後

4巻にてハリーがヴォルデモートと決闘した際、逆転呪文によりヴォルデモートの杖から霊体のような存在で姿を現し、リリーと共にハリーを支援した。


7巻では蘇りの石によって、死に向かうとするハリーの前に再び霊体ような姿で登場した。映画版ではハリーに無視されたような描写だったが、原作ではちゃんとハリーと対話している。


人物

ジェームズがスネイプにした行為は悪(邪悪とも言えるかもしれない)そのものだが、


  • 魔法界で徹底して差別される存在である狼人間のリーマスを受け入れ、彼の孤独と苦しみに寄り添うために動物もどきになった
  • その際に劣等生のピーターも動物もどきになれるように手伝った
  • ブラック家の闇に囚われそうなシリウスの希望となり、家出した彼を実家に置いた
  • 狼人間であるため定職に就けなかったリーマスに経済的支援をした
  • 純血で富裕層なので黙っておけば平和に暮らせるのに、マグル生まれの女性と結婚し、夫婦で果敢にヴォルデモートの暴虐に抵抗した

他にもピーターの裏切りによりヴォルデモートに自宅を襲撃された際には自分の命を盾にして妻子を守ろうとするなど、勇気と正義感のある人物だったことが窺える。良くも悪くもグリフィンドールらしい人物だったのだろう。


ハリーもスネイプの記憶を見たことで父に対して失望し、リリーがなぜジェームズと結婚したのかと悩んだ時期もあったが後に受け入れ、妻ジニー・ウィーズリーとの間に生まれた長男に、父と名付け親のファーストネームをとって、「ジェームズ・シリウス・ポッター」と名付けるなど、命を捨てて自分を守った父に尊敬の念を失う事はなかった。


映画版のスネイプへの一方的な虐めのシーンが印象的であり、映画派のファンからは「クズ」というイメージを持たれがち。一方で原作を読むと、欠点も大きいが美点もそれ以上に大きい人間、そして欠点を乗り越えた人間という評価に変わることが多い。ただそれでも、「不良だが強い男に惹かれる美女」「更生して真人間になったため褒められる元不良」「金持ちで親に恵まれたので自尊心が強い者が、貧しく親に恵まれず自尊感情が低い者を虐める」という構図があまりにも生々しすぎるということで、どうしてもジェームズを好きになれないファンもいるようだ。「ジェームズVSスネイプ論争」はファンダムでは定番のネタであり、両方とも善悪割り切れない魅力的なキャラであるため議論がオーバーヒートする傾向があるので気を付けよう。


関連イラスト

汗だくジェームズ魔法使い2

すごく良からぬことを企んでそうなジェームズジェームズはぴば!!

Happy Birthday James!James Potter/ジェームズ ポッター


関連タグ

親世代 悪戯仕掛け人 グリフィンドール

ポッター家

ジェリリ

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