概要
例えば「完結編」「クライマックス」などと謳いあらゆる伏線を回収するなど、これで終わると思わせておきながら、その直後にさらなる続編の制作が決定したりするというもの。
終わる終わる詐欺の一例
- あぶない刑事(第7作目のタイトルが「さらばあぶない刑事」なのに、結局続編の制作が発表される。)
- 天才バカボン(最終回をネタとして扱った作品の元祖。何度もやっている常習犯にして故意犯。パパでさえ「何回もやったから覚えていない」と言い出す始末)
- 宇宙戦艦ヤマト(西崎義展氏がさらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たちで終わると言いつつも、結局、宇宙戦艦ヤマト復活篇まで続いてしまった)
- 渡る世間は鬼ばかり(最早終わる終わる詐欺の常習犯であり、代名詞と言ってもいいほどの定番シリーズ)
- 仮面ライダー電王(終わるといいながら超電王トリロジーまで続いた)
- 夏未完(終わるといいながらMOVIE大戦2010まで続いた)
- ジョジョの奇妙な冒険(本来なら第六部をもって完結のハズであったが、その後に連載を開始した新作スティール・ボール・ランが、いつの間にかシリーズの第七部と化し、その後には続編の第八部、更に第九部が始まり現在に至る)
- 銀魂(主に漫画・アニメにおいて。詳細は「銀魂終わる終わる詐欺裁判」を参照)
- 三日月ネコ(氏の連載作品に時折含まれる)
- Aerosmith(メンバーがちょっとした事で喧嘩するたびに解散宣言をするが、大体半年もすればツアーをするくらいに仲直りしている。しかし2016年6月に2017年の活動をもって解散が発表された…はずだったが、その最中に発生したスティーブンの体調不良やCOVID-19によるライブ延期もあって解散は有耶無耶になり、何だかんだで2022年に結成50周年記念ライブも予定されるなど現在も活動は継続中)
- NARUTO THELAST(上映終了後に続編を発表。ただ、「ナルトが主人公の作品の最後」という意味では正しい)
- リアル初音ミクの消失(歌詞と作者コメに終わる終わる詐欺が入ったボカロ曲。タイトルで察するに作者はcosMo@暴走P)
- 宮崎駿(天空の城ラピュタの頃から7回に渡って引退と撤回発言を繰り返し、風立ちぬで今度こそ引退と表明したにも拘らず、君たちはどう生きるかを制作し、2023年に公開)
- 絶体絶命でんぢゃらすじーさん(1回目は「この漫画はあと4回で終わるよー」と最終回予告→4か月後に最終回からの…まさかの次回作が「でんぢゃらすじーさん邪」である。しかも内容が前作とほとんど変わっていない。2回目も最終回を予告しておきながら、次回作が「なんと!でんぢゃらすじーさん」。結局こちらも内容がほとんど変わらず、2021年現在も連載続行中)
- 暴太郎戦隊ドンブラザーズ(フィナーレいさみあしを参照)
- チャンネルがーどまん(過激なドッキリのやりすぎでがーどまんかMYが度々YouTube引退動画を投稿するが、数日後に活動再開を宣言しており、何だかんだで2022年現在も活動は継続中)
- かいけつゾロリ(当初は5巻か10巻で終わる予定で10巻の扉絵がいかにも最終回っぽい雰囲気だった。この頃から何度も『今回をもって完結→前言撤回』を繰り返した結果、35年以上も続く長寿の人気シリーズとなった。アニメの方も劇場版はZZのひみつは最後のゾロリ映画と明言されていたが、後にラララ♪スターたんじょうの映画化が発表されて前言撤回された。ただ、『テレ朝版とEテレ版の繋ぎの映画の最後』という意味では正しい)
- 円満解決!閻魔ちゃん(悪ふざけな最終回を迎えたものの後に真の最終回を迎えた...が直後にコミカライズ版の連載が決定した。ただしアニメ版の最終回という意味では正しい)
- 鉄子の旅(終わると言っておきながら結局3代目まで続いた)
- ドラゴンボール(編集長はフリーザ編で終わらせておけばよかったとも語っていたが結局原作は魔人ブウ編まで続き、アニメは更にドラゴンボールGTへと続いた。その後ドラゴンボール改やドラゴンボール超を経てなんやかんやで連載続行中)
- 白猫プロジェクト/フラグメントバーサス(長きに渡る世界の敵との決着という触れ込みだったがなんと世界の敵全員生存、和解した2人と和解の可能性がある1人はともかく和解不可能な2人を放置するという脚本の大失態に)
- カードキャプターさくら クリアカード編(もともとは単行本14巻で完結するはずだったが2度も延期された。しかも2度目の延期発表の日が某主要キャラの誕生日という洒落のキツさであった)