からげんき
からげんき
データ
概要
第3世代から存在する技。
通常の場合に攻撃した場合の威力は70とあまり高くないが、特定の状態異常を受けている際に威力が2倍になるという変わった効果を持つ。
しかし第3世代では受動的にこれらの状態異常になるしかなく、なかなか使いどころの難しい技であった。
まさかセンリパパのケッキングに対して状態異常(ねむり除く)をかけた人はいないだろう。
実は特性「こんじょう」と異なりねむり状態は効果の対象外のため、「ねごと」で使っても威力は上がらない。
第4世代では能動的に状態異常に出来る道具が登場し、使いやすくはなった。
が、当時はやけどの攻撃低下を無視できず、使いこなせるのはこんじょう持ち位だった。
第6世代でやけどの攻撃低下を無視するようになり、使用率は増加傾向にある。
タイプ一致のノーマルタイプの物理アタッカーはこの技をタイプ一致で撃てるというだけでも大きなステータスと言える。
特におにびの命中率が上がったこの環境では、とりあえず忍ばせておくだけでも対策にはなるだろう。
タイプ一致で使えるオオスバメやリングマなどが主な使用者として有名。第5世代からはどくぼうそうザングースの主力技にもなっている。メガシンカでタイプ一致となるメガボーマンダもやけど対策に仕込ませている場合があった。
また、特性マジックガードのピクシーにどくどくだまやかえんだまを持たせてタイプ一致だったからげんきを使う戦法もあったが、第6世代でピクシーが単フェアリータイプとなったため現在では鳴りを潜めている。
第6世代までわざマシン使用不可なポケモンを除くほとんどのポケモンがわざマシンで覚えることができたが、第7世代ではこれに加え一部ポケモンが習得不可となっている。
具体的にはドデカバシ系統、マシェード系統、ナマコブシ、カミツルギ、そしてマギアナ。
また常時眠りのネッコアラはこの技で悪さが出来ると思いがちだが残念ながら実際には上述の通り効果が入らない。
入ったら入ったで威力210の技を常時出せるのだから妥当な配慮かもしれないが…。
第9世代では、社会人お得意の技として登場した・・・というのは冗談で、チャンプルタウンのジムリーダーであるアオキの切り札のムクホークがテラスタルで強化された状態のメインウェポンとして使用してくるので油断は禁物。自身の状態に左右されず最初は必ずこの技を使うので下手に状態異常にせずそのまま攻撃をした方がいいだろう。
ちなみに彼に勝利して貰えるわざマシンもこれである。
またブースターがテラスタルでノーマルタイプに変わる事でかえんだまからのこんじょう発動で大ダメージを与える戦法が取れる様になった。
ポケモンカードゲームでは
基本ダメージに加え、(ポケカではマヒ状態の時は原則としてワザが使えないので)使用するポケモンがどくまたはやけどの時に限り、追加ダメージを与える。
余談
第4世代では技アニメーションを何度も表示するとスプライトが上にズレるバグが確認される。