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東急9000系の編集履歴

2023-09-26 16:39:27 バージョン

東急9000系

とうきゅうきゅうせんけい

東急9000系とは、東急電鉄にて運用されている通勤形車両である。

「広義」の東急9000系

東急8090系8590系に続いて1986年に登場した東京急行電鉄(現・東急電鉄)の通勤形車両。東急初の量産型VVVF制御車両として1993年まで製造された。


なお、9000系を「狭義」で分類すると以下の通りになる。


  • 9000系:1986年~1991年に合計117両を製造。
  • 9020系:1992年・1993年に「2000系」として合計30両を製造、うち15両が改番・編入。⇒東急2000系

(※参考文献:イカロス出版発行「私鉄車両年鑑2019」の巻末についている東急公式の車両編成表資料より。9000系は2019年4月現在5両編成18本・計90両在籍とカウントされている)


「狭義」の東急9000系

東急9000系(9005F バグ表示)


登場当初

1986年に登場したグループ。

1980年代はチョッパ制御の車両が主流で、当時の東急では8000系8500系が在籍。東急はチョッパ制御よりもさらに省エネなVVVF制御車両を本格的に導入するため、まず6000系(初代)の一部編成をVVVF制御に改造して試験、そのうえでVVVF制御の量産型車両、9000系を製造した。

8両編成14本、5両編成1本が製造され、8両編成は東横線に、5両編成(9007編成)は大井町線に配属された。

8090系、8590系に引き続き軽量ステンレス車体とし、地下線への乗り入れを考慮して非常扉を前面に装備した。また、車端部には珍しくクロスシート(ボックスシート)を設置した。


大井町線集結

東横線では東京メトロ副都心線への乗り入れに際し、副都心線内の勾配に9000系が対応不可能と判断され、9000系を改造対象から外すことになった。このため2009年から2013年にかけて東横線所属だった8両編成14本をすべて5両編成に編成短縮させ、大井町線ヘ転属することになった。こうして9000系は15本すべてが大井町線に集結した。

余った中間車は廃車となったが、廃車体を武蔵小杉東急スクエアの展望デッキの壁面に活用したり、台車の一部を伊賀鉄道200系に転用したりしている。


新天地へ

2023年、西武鉄道よりサステナ車両として小田急8000形と共に導入することが発表された。2025年度より運用開始予定。多摩川線多摩湖線西武秩父線狭山線に導入され、既存の西武新101系西武4000系西武9000系を置き換えるものと思われる。


サステナ車両で西武が求めた条件「ステンレスorアルミ車体、VVVF制御」にしっかりマッチしている上、耐久性に定評のある東急車ということで長く活躍できるものと思われる。


運用路線

現在の運用路線


過去の運用路線


関連項目

東急電鉄 東京急行電鉄 東急東横線 東急大井町線 GTO VVVF

1000系東急1000系 2000系東急2000系 9000系

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