プロフィール
真名 | クー・フーリン(セタンタ) |
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クラス | ランサー / キャスター / バーサーカー / セイバー |
身長 | 185cm/184cm(プロトタイプ)/165cm(セタンタ) |
体重 | 70kg/71kg(プロトタイプ)/72kg(オルタ)/56kg(セタンタ) |
属性・カテゴリ | 秩序/中庸・? / 混沌/悪・?(オルタ) |
出典 | ケルト神話、アルスター神話 |
地域 | アイルランド |
イメージカラー | 青 |
特技 | 魚釣り、素潜り、山登り |
好きなもの | 気の強い女、無茶な約束 |
苦手なもの | 回りくどい方針、裏切り |
天敵 | ギルガメッシュ、アーチャー/ユリウス、レオ(EX) |
ILLUST(FGO) | 武内崇(ランサー)/中原(プロトタイプ)/また(キャスター)/しまどりる(オルタ)/lack(セタンタ) |
CV | 神奈延年/中井和哉(プロトタイプ)/村瀬歩(セタンタ) |
概要
第五次聖杯戦争にて召喚されたランサー(Fate/staynight)の真名。
『Fate/staynight』ではランサーとして召喚されているものの、ルーン魔術のスキルと戦闘時の荒々しさを伝える逸話から、他のクラスに対しての適性も持つ。他作品ではランサー以外にもバーサーカー・キャスター・セイバーのクラスで登場している。
ちなみに作中でたびたび使われている『光の御子』という通称はFateシリーズオリジナルのもので、一般的には『クランの猛犬』や『アルスターの猛犬』という呼び名がメジャー。
クラス適性について
上記以外にも本人の発言と描写等から様々なクラスの適性も持っているものと思われる。
伝説でのクー・フーリンの特徴は扱った武器の多さにあり、剣、投げ槍、長槍、短槍、直刀、戦車、投石器、戦闘用ダーツ、盾、といった様々な武器を扱っている。また武器戦闘以外に、素手や水中戦も行う。Fateにおいては『Fate/hollowataraxia』で美綴に「何か武芸をされているのですか?」と質問された際に、「ん?まあ一通りな、剣でも弓でも戦車でも。本業は槍なワケだが」と応えていることから弓も扱えるとされる(ケルトにも弓も存在するが、基本的にケルトの戦士は投石器が主流)。しかし、ただの猪戦士という訳ではなくオガム文字を扱った魔法を使用している場面もありかなり多才な印象が強い。
- セイバー
輝く剣「クルージーン・カサド・ヒャン」を所持していたという伝承からか、あるいは叔父貴との縁からか「セイバークラスでの召喚ってのも、いつか試してみてほしいもんだ」と発言するなど英霊としての多彩さが窺える一幕もある。親友であるフェルディアとの戦いも「お互い決めた武器で戦おう」と提案し始めは互いに短い槍で戦い、その後は長い槍、その後は剣と色々な武器で互角にやりあっている。最期の死地に向かう時に赤く光る剣を装備しているが、これはカサド・ヒャンではないか?という説もある。
セイバークラスで召喚されたセタンタは後述にあるようクルージーンと無銘の剣が同一化したものを宝具として所持している。
- ライダー
伝承では専用のチャリオットを所持していたともされ、未登場の宝具に「戦車の宝具」がある事からライダーの適性すらも仄めかされている。エクステラでは「鏖殺戦馬セングレン」という馬について語られるシーンがある。クーフーリンは「灰色のマッハ」と「黒色のセングレン」という愛馬を持ち、ケルトの戦車は二頭馬であるため、この二頭が戦車を引くのだがマッハの方がメジャーにもかかわらず何故セングレンの方の名前が採用されているのかは不明(ケルトでは騎乗馬として扱うより戦車が主流であるので、セングレンとは別にマッハも所有しているとすると、また話がおかしくなる)。「クルージン・カサド・ヒャン」の逸話ばかり出されるがスカサハに鎌型戦車の操り方を教わっており、御者がいなくても戦車も扱えるとされている。
- ランサー
クー・フーリンは土地・知名度補正やマスターの魔力の強さによって宝具が増減することが明言されておりそれらが強いほど伝説通りの強さに近づく。アイルランドで召喚されれば「城」「戦車」「不眠の加護」が追加される。
「城」の宝具は逸話として城を押して相撲したというものがある。
「不眠の加護」については宝具ではなくスキルではないかといわれることもあるがcomplete materialの記述から宝具であると思われる。ただし元となったと思われる逸話が2つあり、
このうち1であればスキル、2であれば宝具であると推測される。
能力
ステータス
クラス | マスター | 筋力 | 耐久 | 敏捷 | 魔力 | 幸運 | 宝具 |
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ランサー | 言峰綺礼 | B | C | A | C | E | B |
ランサー(EXTRA) | 遠坂凛 | B | A | A | C | D | B |
ランサー(EXTRA) | 岸波白野 | B | A | A | C | E | B |
ランサー(プロトタイプ) | 玲瓏館美沙夜 | A | C | A+ | B | D | B |
キャスター | 藤丸立香 | E | D | C | B | D | B |
バーサーカー | 藤丸立香 | A | B+ | A+ | C | D | A |
セイバー(セタンタ) | 藤丸立香 | B+ | C | B | C | A | B |
保有スキル
クラススキル
対魔力 | 魔術への耐性。二節以下の詠唱による魔術は無効化できるが、大魔術・儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。ランサー、プロトタイプはCランク。セタンタはBランク。 |
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陣地作成(B) | キャスターのクラス特性。魔術師として自らに有利な陣地な陣地「工房」を作成可能。師匠の宝具である『門』をアレンジした陣地を作ることもできるが、おとなげない師匠がパクリ認定して襲ってくるため秘中の秘。 |
狂化(EX)(C相当) | 聖杯への願望によって誕生したバーサーカークラスなため、Cランク相当でありながら、論理的な会話は可能。しかし如何なる詭弁を弄しても効果がなく、目的に向かって邁進する以外の選択を行わないため、実質的に敵対者との会話は不可能であるといえる。 |
保有スキル
戦闘続行(A) | 所謂「往生際の悪さ」。決定的な致命傷を受けない限り生き延び、瀕死の傷を負ってなお戦闘可能。『EXTRA』ではグレードを耐久と入れ替えているためCランクに下がっている。 |
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仕切り直し(C) | 戦闘から離脱する能力。また、不利になった戦闘を初期状態へと戻す。 |
神性 | 神霊適性を持つかどうか。ランクが高いほど、より物質的な神霊との混血とされ、(B)ランクは半神半人を意味する。基本はBランクだが、オルタのみCランク。 |
原初のルーン | 北欧の魔術刻印・ルーンを有している。ここで言うルーンとは、現代の魔術師たちが使用するそれとは異なり、神代の威力を有する原初のルーン――北欧の大神オーディンによって世界に見出されたモノである。キャスターのルーン魔術(A)が強化クエストにて変化したもの。 |
固有スキル
ルーン(B) | 北欧の魔術刻印・ルーンを所持し、キャスターのクラスにも適合できるほどの知識と腕前を持つ。『staynight』『FGO』問わずランサークラスの場合(面倒くさいので)封印しているという説明がある。 |
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矢よけの加護 | 飛び道具に対する対応力。使い手を視界に捉えた状態であればいかなる遠距離攻撃も避ける事ができる。ただし超遠距離からの直接攻撃、および広範囲の全体攻撃は対象外。「攻撃対象を目で確認した状態であるならば、いかなる遠距離攻撃をも避けることが可能だとされる。また対象が黙視出来ない状況であっても大抵の飛び道具に対応できる(Fate/complete material vol.03より)」。ランサー、プロトタイプはBランク。キャスターはAランク。オルタはCランク。 |
ルーン魔術 | スカサハから与えられた北欧の魔術刻印、ルーンの所持。ルーンを使い分けることにより、強力かつ多様な効果を使いこなす。攻撃以外で主に使用するのは対魔力スキル相当の効果、千里眼スキル相当の効果、パラメーターを上昇させる効果、等。これらはすべて一時的なものであり、同時複数の使用はできない。プロトタイプはBランク。キャスターはAランク。 |
獣殺し(B+) | 魔獣や野生生物に対する特効。魔獣の性質をよく知るクー・フーリンは、獣の殺し方を知っている。強化クエストクリアによりB++ランクに変化。 |
精霊の狂騒(A) | クー・フーリンの唸り声は、地に眠る精霊たちを目覚めさせ、敵軍の兵士たちの精神を砕く。精神系の干渉。敵陣全員の筋力と敏捷のパラメーターが一時的にランクダウンする。 |
赤枝の騎士(B) | アルスターの勇猛にして奔放な戦士たちが集う「赤枝の騎士団」の一員であることを、セタンタは特に強く自覚している。 |
猛犬殺し(A) | クランの猛犬、すなわち「クー・フーリン」と呼ばれることになる少年時代の逸話がスキルと化したもの。獣殺しスキルの亜種。猛獣特攻。 |
影郷の武錬(B+) | 影の国の女主人スカサハによってもたらされた修練の日々は、セタンタの精神と肉体を鍛え上げ、無双の英雄クー・フーリンとして完成させるに至った。今回の霊基は修練中(厳密には修練終了直前)の精神と肉体であるため、本スキルが保有されている。真に英雄クー・フーリンとして現界する場合には本スキルは保有されず、宝具ゲイ・ボルクを保有することになる。(つまり、現界した英霊クー・フーリンがこのスキルも宝具ゲイ・ボルクも双方保有しないという状態は、本来あり得ない筈である) |
四枝の浅瀬(A) | アトゴウラ。己の死期を悟った際、体を柱に縛り付け、決して斃れることなく最期を迎えたという逸話をルーン魔術によって再現した陣。この陣はケルトの戦士にとって、不敗と不退を誓約する証であり、生ある敗走は決して許されない。ランサーの戦闘続行(A)が強化クエストにて変化したもの。 |
泉にて(EX) | 詳細不明。キャスターの仕切り直しが変化したもの。 |
complete materialにある「矢避けの加護」の記述では広範囲の全体攻撃のことを「武器の攻撃範囲が着弾時に爆発する広範囲タイプの攻撃」、超遠距離からの直接攻撃のことを「ただ単にリーチが長い武器の直接攻撃」として説明している。
宝具
刺し穿つ死棘の槍(ゲイ・ボルク)
- ランク:B → B+
- 種別:対人宝具
- レンジ:2~4
- 最大捕捉:1人
ランサーが編み出した対人用の刺突技。槍の持つ因果逆転の呪いによる必殺必中の一撃。
「心臓に槍が命中した」という結果をつくってから「槍を放つ」という原因を作る。
回避には因果操作を回避出来る幸運の高さ、ランサー自身が放つ神速の槍さばきを躱す技量の二つが必要であり防ぐには槍の魔力を上回る防壁を用意するしかない。
仮に心臓を穿てなくとも当たれば負傷と回復阻害の呪いを残し魔力消費の少なさにより連発も可能で対人効率が良い。
アニメUBWの作中やUBW後期OPではビームを放つ様子(通称:ランサービーム)が確認出来たが、恐らくアニメの演出の都合と思われる。原作だと足元に放った槍があり得ない軌道で曲がるというだけであり(槍は曲がっていないし伸びてもおらず、だからこそ異質と記述されている)、見映え的にはっきり言って地味..というのと原作でもその後のセイバーの詳細説明がないと「槍の軌道が曲がるだけの技」とプレイヤーは勘違いしやすいため初お披露目の宝具にしては凄さが伝わりにくいところがある。武内氏の遠距離から因果逆転出来たら?という旨の質問に対し、「そこまでいくとランサーの父親筋の能力になる」ときのこ氏は応えている。
突き穿つ死翔の槍(ゲイ・ボルク)
- ランク:B+
- 種別:対軍宝具
- レンジ:5~40
- 最大捕捉:50人
- 由来:クー・フーリンが師匠スカサハから授かった魔槍
魔槍ゲイボルクの本来の使い方。魔槍の呪いを最大限開放して渾身の力で投擲する。
「刺し穿つ死棘の槍」とは違い心臓に命中させるのではなく、一撃の破壊力を重視している。生前より更にその威力は増していて、相手に向かって無数に分裂していき一発で一部隊を吹き飛ばす。
因果逆転程の強制力はないが、一度ロックオンすれば「幾たび躱されようと相手を貫く」という性質を持つため標的が存在する限りそこがたとえ地球の裏側だろうと飛んでいくだろうと推測されている。
穿ちの朱槍(ゲイ・ボルク)
- ランク:B → B+
- 種別:対人/対軍宝具
- レンジ:2~4/5~40
- 最大補足:1人/50人
この宝具は『prototype』『EXTRA』においてもほとんど差異はない。「クー・フーリンが師匠スカサハから授かった」「因果逆転による必殺必中の呪いを持つ」「対人刺突、対軍投擲、の二種の攻撃法」など多くの要素が共通しているが、Extra版はより刺々しいデザインになっている。
灼き尽くす炎の檻(ウィッカーマン)
- ランク:B → B+
- 種別:対軍宝具
- レンジ:1~50
- 最大捕捉:50人
キャスター時の宝具。
無数の細木の枝で構成された巨人が出現。巨人は火炎を身に纏い、対象に襲い掛かって強力な熱・火炎ダメージを与える。
宝具として出現した巨人の胴部の檻は空であり(厳密には人型の木人形が代わりに入っている)、そのため、巨人は神々への贄を求めて荒れ狂う。
これはルーンの奥義ではなく、炎熱を操る「ケルトの魔術師」として現界した光の御子に与えられた、ケルトのドルイドたちの宝具である。
大神刻印(オホド・デウグ・オーディン)
- ランク:A
- 種別:対人宝具
- レンジ:1~80
- 最大補足:500人
真名解放とともにスカサハより授かった18の原書のルーンを全て使用することで開放される宝具。
北欧の魔術神オーディンの力が開放され、敵拠点に大規模な魔力ダメージを与える。更に、生存している敵のバフ効果を全解除し、各能力パラメーターを1ランク減少させ、常時発動型の宝具を有していた場合は1~2ターンの間停止する。
極めて強力な奥の手だが、オーディンによる使用制限が掛けられている可能性もある。
抉り穿つ鏖殺の槍(ゲイ・ボルク)
- ランク:B++
- 種別:対軍宝具
- レンジ:5~50
- 最大捕捉:100人
ホーミング魔槍ミサイル。ゲーム内では下記の別宝具が割り当てられたクー・フーリン・オルタもやはりこの宝具を持っているが、またしても別の文字が当てられている。
オルタの場合は自らの肉体の崩壊も辞さないほどの全力投擲であるため、通常の召喚時よりも威力と有効範囲が上昇している。
敵陣全体に対する即死(心臓破壊)効果があり、即死にならない場合でも大ダメージを与える。
(ルーン魔術によって「崩壊する肉体を再生させながら」投擲しているため、クーフーリンがダメージを受けることはない――途方もない苦痛を除けば、だが)
噛み砕く死牙の獣(クリード・コインヘン)
- ランク:A → A+
- 種別:対人宝具(自身)
- レンジ:-
- 最大捕捉:1人
荒れ狂うクー・フーリンの怒りが、魔槍ゲイ・ボルクの元となった紅海の怪物・海獣クリードの外骨格を一時的に具象化させ、鎧のように身に纏う。攻撃型骨アーマー。
裂き断つ死輝の刃(クルージーン・セタンタ)
- ランク:B+
- 種別:対人宝具
- レンジ:0~30
- 最大捕捉:1人
アルスターの戦士として認められた際にコンホヴォル王から授かった無銘の剣が、『ロスナリーの戦い』の伝承に登場する光の剣クルージーンと同一化した宝具。
淡い光を発する魔剣。
真名解放の際には激しく発光し、
養父フェルグスの振るう魔剣カラドボルグにも近しい威力を発揮。
師スカサハから学んだ恐るべき戦闘技術を用いてこの剣を振るい、セタンタは対象を完膚なきまでに叩きのめす。
今回の召喚で真名セタンタとして霊基が成立するにあたり、セタンタすなわち英雄クー・フーリンが戦いの際に振るった剣、という共通項から、ふたつの剣がひとつの宝具に同一化したものと考えられる。
「この剣、ほんとはもっと後のオレが使った剣じゃねえの? それってズルじゃない?」
「でもまあ、ズルみたいな宝具持ってる奴多いもんな。まいっか!」
とはセタンタの談。
バリエーション
ランサー
ランサークラスで召喚された姿。
ランサー[EXTRA]
EXシリーズでの姿。
キャスター
キャスタークラスで召喚された姿。
オルタ
黒化状態で召喚された姿。
余談だが、本来バーサーカークラスで召喚された際とは異なる姿である。
プリヤランサー
こちらはランサークラスでの黒化だが、あくまでクラスカードが実体化した存在。
プロトタイプ
Fate/Prototypeに登場。snと比べて若い状態。
セタンタ
幼少期のクー・フーリン。
関連タグ
Fateシリーズ Fate/EXTRAシリーズ サーヴァント
マスケティアーズ(Fate):クー・フーリン達による概念礼装