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エックスの編集履歴

2013-03-28 21:25:15 バージョン

エックス

えっくす

本項で扱うのはゲーム「ロックマンX」の主人公・エックスである。
  1. ロックマンXシリーズの主人公。本稿で取り扱う。
  2. CLAMP原作の漫画名及びアニメ作品名。

概要


前を向いて

ロックマンXシリーズの主人公。

身長160cm(『コマンドミッション』のみ165cm)・体重 57kg。一人称はXでは俺・ゼロではボクで、外見年齢は14~15歳ほど。

そして、その未来に相当するロックマンゼロシリーズおよびロックマンゼクスシリーズでも姿や形を変えて登場し、平和のために戦う各シリーズの主人公達へ、様々な形で力を貸す。

なお、タイトルはロックマンXとなっているが、彼の名はエックスである(ロックマンシリーズの派生作品であるため)。


真面目で正義感に熱いが、心優しく非情になりきれない性格。

よく悩むが、悩みながらも自分なりに信念を貫こうとする。

お人よしで素直。あまり人を疑わないため、よくつけ込まれる。

内部機構及びその潜在能力については解析不能なものも多い。Xの時代からさらに年月が過ぎたゼロシリーズでも完全解析は出来なかったようである。


漫画版だと涙を流す唯一のレプリロイドという設定。

それとメットの下はロックと同じ髪型という描写が、復刻版で加わっている。


ロックマンXにおけるエックス

無題

ロックマンの制作者にしてロボット工学のトーマス・ライト博士によって生み出された「悩み、考え、行動する」という従来にはない機能、「機械が生物と同じように進化できる可能性をもたらす」機能を備えたロボット。このほぼ人間と変わらない感情が人間に危害を加えるかもしれないと考えたライト博士によって、安全性が証明されるまでカプセルに封印され、後にケイン博士によって発見された。

“X”とは「無限の可能性」あるいは「危険」を意味している


ライト博士の数世代先を行く技術力の粋を結集させて制作されたエックスは、当時のロボット工学の第一人者であるケイン博士をもってしても全体のほんの数パーセントしか解析出来なかった。この解析出来た構造を元に開発した完全人間思考型ロボットがレプリロイドである。

つまりエックスは全てのレプリロイドの始祖的存在であり、エックス(とゼロ)は厳密にはレプリロイドには含まれない


ちなみに、ライト博士製作のロボットで唯一最初から戦闘用として作られている。未来でレプリロイドの存在が更なる争いの原因になることをライト博士は予見していたのかもしれない。


ケイン博士に保護されたエックスはやがて、イレギュラー化したレプリロイドを逮捕・破壊する治安維持組織「イレギュラーハンター」に所属する。

第17精鋭部隊に配属されたエックスだったが、心優しい性格で悩むことが出来るエックスは、ただイレギュラーを破壊するというイレギュラーハンターの任務に疑問と深い悲しみを抱くようになる。そのため、戦闘でも非常になりきれず、常にB級ハンター止まりで終わっていた。周囲の仲間からも軽視され嘲笑されていたが、同僚でライバルであるゼロや上官であるシグマなどはエックスの中に秘められた潜在能力の存在に気付いていた。


ロックマンX1・イレギュラーハンターX

シグマが突如人間に対して反乱を起こした際、エックスもゼロと共に平和と仲間を守るために戦うことを決意した。戦いに疑問を感じながらもVAVAらシグマの軍勢を退けていき、遂にはシグマを倒すことに成功する。

シグマの反乱を経てイレギュラーハンター内での信頼を得て、第17精鋭部隊隊長に就任。尊敬と信頼を集め、誰からも一目置かれる存在となった。


ロックマンX2

カウンターハンターが人類とイレギュラーハンターに対して宣戦布告。エックスは再び世界を守るべく戦いに身を投じる。シグマに洗脳されたゼロをボコして元に戻し、再びシグマを撃破する。

サーゲスからは「ライトの置き土産」と呼ばれている。


ロックマンX3

Drドップラーが突如として反乱を起こし、エックスとゼロは迎撃に出る。ここでシグマの正体・シグマウイルスの存在を知る。シグマウイルスには後々までエックスを苦しめる存在になる。


ロックマンX4

イレギュラーの疑いを掛けられたカーネルらレプリフォースが自らの独立国家を築くべく反乱を起こし、エックスとゼロは無益な戦いを止めるべく奔走する。部下としてダブルが付いたが、こいつはシグマが送り込んだスパイであり、エックスは終盤でダブルと戦う羽目になる。

ラストでゼロに言った「俺がイレギュラーになったらお前が倒してくれ」という約束は、幸いなことに今現在まで果たされていない。


ロックマンX5

シグマの策略によってウイルスが世界中に散布され、世界が壊滅状態に陥ってしまう。さらに迫りくるコロニー落下の危機にエックスとゼロは立ち上がる。X5はマルチシナリオシステムを採用しており、エンディングの一つはゼロシリーズへの伏線やロックマンDASHシリーズと繋がりがあるようなものもある。


ロックマンX6

X5から三週間後、行方不明となっていたゼロが突如現れる。ナイトメア現象の原因という濡れ衣を晴らすべくエックスはゲイト配下のレプリロイドと激闘を繰り広げる。

借り物のゼットセイバーが使える

エンディングの一つはゼロシリーズへと繋がっている。


ロックマンX7

度重なる戦いに嫌気がさして、なんと引退しちゃってる。イレギュラーハンターとしての役割や存在意義に悩み苦しむが、平和を守るために復活。最前線に戻りシグマを倒した。

主人公なのに一定条件を満たさないと自キャラとして使用出来ない


コマンドミッション

人工島ギガンティスを占拠したイプシロンら武装反乱軍・リベリオンに対し出動要請が出される。エックスは仲間のイレギュラーハンターや島のレジスタンスと協力して戦いを挑む。

今作ではチームのリーダー・指揮官という役割も持っているため、悩みを見せるシーンは無い。


ロックマンX8

新世代型レプリロイドの暴走に対しゼロ・アクセルと共に出撃する。VAVA・シグマを倒すものの、ルミネから自分の意思でイレギュラーとなったこと・新世代レプリロイドである自分達が世界を支配し、人類・レプリロイドらは古い存在として淘汰されるべきだと突き付けられる。エックス達はルミネと戦う事を選び、なんとか撃破する。


能力

ロックマンお馴染みの特殊武器に加えて、エックスはライト博士から強化パーツを受け取ることによって個々の能力を強化できる。

X1X4までは頭部・胸部・腕部・脚部の4パーツ構成だったがX5からはそれらを一括りにしたアーマーの装着に変わっている。

余談だがコマンドミッション時に装着しているアーマーは特に人気があり、Pixivでもよく見かける。

コマミソ


エックスが装着するアーマー


その他技

ストリートファイターシリーズのキャラクター・リュウの技、波動拳昇竜拳を裏ワザとして覚えられる作品もある。どちらもリュウのコスチュームに身を包んだライト博士から伝授される。

昇竜拳でアジフライを瞬殺したプレイヤーの光景は当時は日常的だった。


ロックマンゼロにおけるエックス

ユグドラシル

ゼロを影から支援するサイバーエルフとして登場。過去の出来事で体を失い、魂だけの状態になっている。


ゼロと共に「イレギュラー戦争」を戦ったエックスだったが、ナイトメア事件後はゼロが封印される。

以後はゼロの遺志を継ぎ、一人で戦いを続けた。

やがて、「Σウィルス」を発端とした「イレギュラー戦争」は、サイバーエルフを悪用した「妖精戦争」へと移り変わり、全人類の60%、レプリロイドの90%の死滅という未曾有の被害を起こしてしまう。

妖精戦争の終わり、あらゆるレプリロイドのデータを書き換えて操るサイバーエルフ「ダークエルフ」を封印するキーとして、二度と元には戻れない事を承知のうえで自らのボディを使用した。

そのために体を失い、魂だけの状態(サイバーエルフ)になる。その後、ボロボロになった心を癒すように人々の前から姿を消してしまう。


ゼロが封印されてから戦争が終わるまでの100年に渡る長い歳月を、ほとんど一人で戦い抜いた。

オメガとの戦いの際は、一時的に封印の解かれたゼロと共闘し、オメガを倒すことに成功している。


ちなみに、ネオ・アルカディア四天王ハルピュイアファーブニルレヴィアタンファントムはエックスの能力を4分割し、それを基にして作られたもの。つまりエックスの子どもみたいな存在である。


ロックマンゼロ

巨大メカニロイド・ゴーレムに追い詰められたゼロの前に現れ、ゼットセイバーを手渡した。

ゼロがネオ・アルカディア本部へ乗り込むための座標を教える。その後、コピーエックスを倒したゼロの前に現れ、今までの思いを吐露した。


コピーエックスを倒したゼロは「いつも悩んでばかりのどうしようもないヤツだった。だからこそ英雄になれたんだ」と評している。


ロックマンゼロ2

ダークエルフを復活させて力を得ようとするエルピスを止めるべく活動するが、ボディを持たない身ではどうしようもなく、結局ダークエルフは復活してまう。その際にオリジナルのボディを破壊されているが、これについては特に言及していない。


ロックマンゼロ3

封印されて大気圏外に打ち出されたオメガが地球に舞い戻り復活し、ドクターバイルが活動を再開する。この世に留まれる時間はもう僅かしかないことを悟ったエックスは最後の力を振り絞りゼロを導こうとする。

オリジナルボディを持つオメガを倒したゼロの枕元に現れ、世界の未来を託し消えていった。


余談(数々の不運)

ゲーム内でもリアルでも大変幸が薄い。


一部制作者の愛着度がゼロに傾いていることから、X4X7で扱いがぞんざいだった。

(ゼロが好きであることが問題ではないが、主人公であるエックスの扱いが軽薄になったことは問題)

X4ではムービーへの出演回数がゼロと比べ圧倒的に少ない、エックスの方にだけヒロインが付かない。

X7では主人公なのに最初からは操作ができない、見せ場が無い。もう少し何とか出来なかったのだろうか。


さすがに問題になったのか、コマンドミッション以降は落ち着いた。


ゲストとしての不遇さ

カプコンゲーの外部出演では、ゼロや本家ロックマンに出番を奪われがちになっている。

出られたのは「ポケットファイター」の背景、「激突カードファイターズ」のカード、「デッドライジング」の着ぐるみ、「タツカプUAS」のゼロのエンディング、それくらいである。


格闘ゲームに操作キャラとして出演した回数は、未だ0回。

ULTIMATE MARVEL VS. CAPCOM 3」でようやく出られたと思ったら、ゼロのダウンロードコスチュームだった。見た目はエックスでも中身はゼロなので、勿論、アーマーは無いし攻撃はセイバーが主。声は置鮎声だし幻夢零も平然と放つ。


と、長年に渡ってゲスト出演でまともに目立てた試しの無い彼だったが、

ついに2012年、カプコンセガバンダイナムコゲームスのキャラがコラボレーションする『PROJECT X ZONE』ではゼロとセットで出演が決定。


声優

緒方恵美X1

伊藤健太郎X4

森久保祥太郎X5X7

櫻井孝宏X8コマンドミッション、イレギュラーハンターX、PROJECT X ZONE)

水島大宙ロックマンゼロ


関連イラスト

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ロックマンX ライト博士 ゼロ アクセル エイリア シグマ

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