概要
『ジョジョの奇妙な冒険』第5部の、対ホルマジオ戦の間に挿入されたナランチャ・ギルガの過去の話の中において、パンナコッタ・フーゴが放ったセリフ。
物語開始2年前のナランチャは、度重なる不幸により精神的にも肉体的にもどん底の日々を送っていた(どうしてこうなったかは、キャラの項目を参照)。
そんなナランチャが残飯漁りをしていたところをフーゴが発見し、テーブルの仲間がいるレストランに連れて行き給仕長に向かって真顔で叫んだのがこのセリフである。
ナランチャの過去の悲惨さからしてかなり大真面目なシーンなのだが、あまりに唐突すぎる流れから何かとネタにされやすい。
また、2018年放送のTVアニメ版では、フーゴ役の榎木淳弥が実に良い演技をしているので、こちらも必聴である。
余談
- ナランチャを助けたフーゴは、ナランチャよりも年下である。
- 実は、ジョジョで「イタリアのスパゲティ」が登場するのはすでに3回目。最初は2部でジョセフがある人物との待ち合わせ場所のイタリアのレストランで出されたイカスミスパゲティ。2回目は4部の「ゥンまああ〜いっ」でお馴染みトニオさん回で億泰に出された娼婦風スパゲティである。
- 2018年11月下旬から2019年1月上旬まで、大阪で「荒木飛呂彦原画展」が開催されていたが、そちらとコラボレーションしたレストランでは、ディナーメニューに「ナランチャに食わしてやりたいスパゲティ」が登場している。尚、TVアニメ版のスパゲティは白いクリームスパゲティだったが、コラボメニューのスパゲティはトマトソースのスパゲティである。
- また、家庭でTVアニメ版のこの白クリームパスタを再現して、その過程をクックパッドに上げた腕に自信のある有志もいる。
- 『恥知らずのパープルヘイズ』ではこの後の展開も描写されている。ブチャラティがナランチャを病院に連れて行った後、残されたフーゴは店長からナランチャを連れて入って来た事について文句を言われたが、直後に激昂して熱々の料理が盛りつけられている皿を料理ごと素手で叩き割ってしまった。その後、怯えて慄いた店主に対し「弁償代」と称して大金を財布ごと渡して店を後にしている。